密閉容器や保存バックは今や様々なメーカーから発売されており、作り置き保存や細かいものの整理整頓など、生活になくてはならないものとなりました。
中でもジップロックは耐久性・購入しやすさ(スーパーやコンビニなどほとんどの場所においてある!)という点で、人気の高い商品です。
ママ
などと思ったことはありませんか?
私も普段利用しながら疑問に思っていたことなので、ジップロックの耐熱・耐久性について、調べてみました!
※この記事ではジップロックの容器型についてご紹介しています^^
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ジップロックコンテナの耐熱はどれくらい?
ジップロックコンテナは、旭化成ホームプロダクツから発売されている耐冷・耐熱の保存容器です。容量・形がかなり豊富で、目的に合わせて使い分けることができます!
旭化成のホームページによると、蓋・容器ともにそのままレンジ解凍・レンジ加熱が可能(レンジにかけるときは蓋をずらす必要があります)と記載がありました。
ジップロックコンテナの耐熱は約140℃とされており、食品を入れたままレンジで温めるには問題なさそうです。
冷凍保存からフタごとレンジ加熱までできて、移し替えの必要なし。
便利な目盛り付きで料理を作ってそのまま保存するのも簡単。【出典】旭化成ホームプロダクツ
しかし注意したい食品も。
カレーやシチューなどのドロっとしたもの、ジャムなど糖分の多い食品は急激に熱くなりやすいため、加熱中に温度が140℃を超えることがあります。
レンジは熱の伝わり方が一極集中しやすいため、熱が当たるところはかなり熱く、それ以外の場所はあんまり熱くない、という状況になりやすいです。
こういった食品を加熱するときは、加熱時間をこまめに設定する方が良いでしょう。(例:600W30秒→開けて一旦混ぜて→再度600W30秒、など)
ジップロックコンテナは食洗機で洗える?
ママ
私も今までなんとなく食洗機には入れない方がいいかな…と思って手洗いをしていましたが、食洗機に入れられると、とても楽ですよね!
こちらは旭化成さんのホームページQ&Aにて回答されていました。
Q、「ジップロック®コンテナー」は食器洗い機で洗っても大丈夫ですか。
A、食器洗い乾燥機のご使用については、まずお手元の“取り扱い説明書”にて『プラスチック製品』に使用可能かどうかをご確認いただき、その際には、以下の点にご注意いただきご使用くださいますようお願いいたします。
・食器洗い乾燥機の中への設置場所に注意する(フタ・容器ともに軽量のため、洗浄時の水流や乾燥風で飛ばされて、破損する恐れがある)
・乾燥時に熱風が吹き出す口を避ける(熱による変形の恐れがある)
・フタ・容器の上に重たい食器や調理道具を乗せない(重たいものが乗った状態で熱がかかると、変形の恐れがある)
【出典】旭化成ホームプロダクツ Q&A
食洗機はそのメーカーや機種にもよりますが、通常60〜80℃という温度で洗浄するものが多いようです。
プラスチック容器は、素材によっては60℃程度で変形が始まるものもあるため、「プラスチック容器の洗浄不可」としている食洗機メーカーもあると考えられます。
ジップロックコンテナの耐熱は先ほど書いた通り約140℃ですから、大抵の家庭用食洗機で使用が可能でしょう。
しかしQ&Aにもあるように、熱風が直接当たるような位置だと、レンジ加熱と同じで一箇所に熱が当たり続けることになり、変形などの恐れがあります。
食洗機の中でも置く場所には少し気をつけたほうがよさそうです^^
ジップロックコンテナは蒸し器でも使える?
ジップロックコンテナの耐熱が140℃なら、蒸し器にそのまま入れることも可能…?と思い調べてみました。
そしたらなんと、味の素さんから、蒸し器とジップロックを使った手作り豆腐のレシピが公開されているではありませんか!♪
https://www.ajinomoto.co.jp/foodservice/recipepro/detail.aspx?recipe=30087
ジップロックコンテナを蒸し器に入れられるなら、週末に手作りシュウマイを作ってジップロックコンテナに並べて冷凍→そのまま蒸し器で加熱!なんてことができちゃいますね^^
微妙に余ってしまった半端野菜をジップロックコンテナに入れて保存しておき、蒸し野菜に。ということも…!
アイデアが広がります^^
蒸し器はつなぎ目部分が金属で固定されていることもあります。
加熱の際は蒸し器の底には布巾などを敷いて、金属がジップロックコンテナに直接触れないようにしましょうね。
ジップロックコンテナは冷凍で割れることはない?
【出典】Asahi KASEI-ziploc container
娘
そもそもプラスチック容器を冷凍すると割れるのは、剛性というものが関わっています。剛性とは、曲げやねじりなどの外的圧力にどの程度耐えられるかというもの。
プラスチックは冷凍すると剛性が失われるため、脆くなってしまいます。
ジップロックコンテナの耐冷温度は−20℃。家庭用冷凍庫は一般的に−18℃程度になっているものがほとんどなので、耐冷温度だけで見るとジップロックコンテナは冷凍が可能です。
しかしポリプロピレンという素材で作られているジップロックコンテナは、やはり冷凍庫から出してすぐ力をかけすぎると割れやすくなりますので、注意が必要です。
ジップロックコンテナの耐熱は?食洗器や蒸し器も大丈夫?冷凍で割れる?のまとめ
【出典】Amazon
いかがでしたでしょうか?
今回ジップロックコンテナについて調べてみて、普段考えていた以上に耐久性があることがわかり、使える幅が広がったなと感じました!
よりお料理を楽にできるなと感じましたので、皆さんもぜひ取り入れてみてください^^
まとめ(ジップロックコンテナ)
・耐熱温度は140℃、耐冷温度は−20℃
・電子レンジ加熱、レンジ解凍、冷凍保存が可能
・蒸し器での利用が可能
・食洗機での洗浄が可能
・ジップロックコンテナに入れる料理によっては耐熱温度を超えることがあるため注意が必要
・食洗機は置く場所によっては熱風が長時間当たり、変形の可能性があるため注意が必要
・冷凍こから出してすぐは割れやすいため注意が必要
ジップロックバッグ(袋タイプ)の耐熱については、こちらにまとめているのであわせて参考にしてくださいね^^
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