おにぎりや、朝食、手巻きずしや料理でもよく使う焼き海苔。
贈答品でもたまに頂いたりして、家に常備してある食品の一つです。
乾燥しているし、なんとなく大丈夫かな?なんて、賞味期限など気にせず食べていましたが、、、
開封して時間が経つと、色が少し変わっていたり、しなっとしていたりすること、ありますよね?
食べていて体調を崩したこともなく、平気でしたが、本当に大丈夫だったのでしょうか?
焼き海苔について、少し調べてみましたので、ご紹介したいと思います。
良かったら参考にして下さいね。
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焼き海苔の賞味期限はどれくらい?
未開封
・袋入り:9ヶ月程度
・缶入り:1年3ヶ月程度
・プラスチック容器入り:1年ほど
焼き海苔は、袋入りだったり、容器に入って販売されていることが多いです。
梱包方法で、賞味期限は少し変わってきます。
ですが、だいたいは同封している石灰乾燥剤の効果が切れるころを賞味期限と設定しているようです。
乾燥剤は、粒状でサラサラしていれば吸湿効果が続いています。
パンパンに膨らんでいたり、振ってみても音がしないような乾燥剤は吸湿効果は切れています。
開封後
・約1~2ヶ月ほど
・常温保存で1ヶ月程度
開封後の保存方法で、賞味期限は変わってきます。
・冷蔵保存で3~4ヶ月
・冷凍保存で5~6ヶ月
保存状況などによっても違ってきます。あくまで目安です。
開封後は、基本的には1ヶ月程度で食べたほうが良いです。
見た目が変色していたりカビが生えている、変な臭いがする。
このような場合は期限内であっても食べずに廃棄するようにしましょう。
賞味期限切れの焼き海苔はいつまで食べられる?
・パリパリしていれば、賞味期限切れでも食べても大丈夫です。
市販の焼き海苔は、袋(透明)、袋(アルミ)、ペットボトル、ガラス瓶、スチール缶のいずれかに入って売られています。
透明の袋の商品は、賞味期限が切れて2~3ヶ月程度で湿気る場合もあります。
缶入りの焼き海苔は、缶詰と同じく日持ちのする保存食です。
遮光と防湿に優れているので、未開封であれば5年以上経過していても大丈夫な場合もあるようです。
焼き海苔は、生海苔と違い乾燥した状態なので、細菌や微生物が繁殖できない環境です。
乾燥剤が効いている間は、賞味期限が切れていても衛生上問題はなさそうです。
味や風味の劣化を気にしなければ、湿気るまで基本的に食べられます。
しかし、湿気た海苔は、菌やカビが繁殖している可能性があります。
未開封であっても湿気ているものは、食べるのは控えた方がいいかもしれません。
また、開封した場合は、虫が湧いていることもありますので、食べる前に状態を確認しましょう。
*こんな騒動もありました*
海苔による、ノロウイルスの食中毒が出たことも。。。
2016年、2,000人を超える集団食中毒が起こりました。
刻みのりが原因だったようです。
しかし、海苔が変質したり、腐ったために起きた食中毒ではありませんでした。
素手で作業した作業員の手から、ノロウイルスが付着したことで起きたケースでした。
乾燥していて、腐りにくい海苔ですが、長時間の高温殺菌などの処理がされているわけではありません。
この時は、ノロウイルス感染者が素手で作業して起きた、レアケースではあります。
しかし、100%完全に殺菌されているとは言えないですし、あまりに古い海苔ならば、思い切って処分する方がいいかもしれませんね。
海苔の活用レシピ
賞味期限切れや湿気た海苔の活用レシピを少しご紹介したいと思います。
・海苔の佃煮
①海苔をさっと洗い、細かく切る。
②鍋に、①の海苔と、浸るくらいの調味料を入れる。(醤油・酒・砂糖・みりんを同量ずつ)
③火にかけ、全体がトロっとすれば出来上がり。
・韓国海苔
①フライパンにごま油を入れて火にかける。
②弱めの中火にし、海苔を入れる。
③塩をパラパラと振りかけ、油が全体に回ったら出来上がり。
そのままでも美味しいですし、サラダにちぎってのせても良いですね。
・もみのりに
ビニール袋に入れて、焼き海苔を手で崩します。もみのりにして使うと、風味が良くなりますよ。
焼き海苔って腐るとどうなるの?
・異臭がする。
・カビが生える。
・虫が湧いている。
焼き海苔は、乾物食品でほとんど水分を含みません。
雑菌やカビが繁殖できにくく、腐りにくい食材です。
しかし、湿気た海苔は水分を含んでいるため、乾燥している状態の時より腐りやすいと言えます。
水分を含むと、カビが生えたり虫が湧くこともあります。
変色していて異臭がすれば腐っている可能性があります。
酸っぱいニオイがしていれば食べるのはやめましょう。
湿気で香りや風味が落ち、海苔の葉緑素も減っていきます。
購入後すぐの海苔と比べて赤紫に変色していれば、味も落ちています。
風味や味を格段に復活させることは難しいですが、湿気てしまった焼き海苔を、パリパリの食感に戻すことは出来ます。
パリパリ食感に復活させる方法を、いくつかご紹介したいと思います。
復活方法
*コンロの火で炙る。
【火が直接当たらない距離で、両面をあぶります。】
*フライパンで両面を炒る。
【熱したフライパンで表裏を、20秒ずつくらい焼きます。】
*電子レンジで加熱
【600Wで20秒ほど様子を見ながら加熱します。】
*予熱したトースターで様子を見ながら両面を焼く
【予熱したトースターで10秒ずつ、様子を見ながら加熱します。】
*焼きすぎると苦くなるので要注意です。
焼き海苔の正しい保存方法は?
・高温、多湿を避け冷暗所で保存する。
・蓋をしっかり閉めて密封する。
・乾燥剤を入れて保管する。
海苔はとても湿気りやすい食品です。
直射日光、高温多湿を避ければ、常温保存で大丈夫です。
開封後はきちんと密封して、冷暗所や、冷蔵庫、冷凍庫に入れて保管しましょう。
密封できる容器や保存袋に乾燥剤と一緒に保存しましょう。
冷蔵庫や冷凍庫で保存をすれば、より長持ちします。
ですが、冷蔵庫から出してすぐに開封すると結露が起こり、吸湿がすすむ場合があります。
冷蔵庫や冷凍庫から出したら、30分くらい常温に戻してから開封するようにしましょう。
乾燥剤が小さいと吸湿効果が短期間でなくなってしまいます。
大きめの乾燥剤を入れることが望ましいですが、小さい乾燥剤しか無い場合はこまめに交換してあげれば日持ちも伸びますし、おススメです。
賞味期限に関わらず、開封後は1ヶ月を目安に食べきりましょう。
*冷蔵庫で保存する時の注意*
野菜室での保存は適していません。
野菜室は、野菜が乾燥しないように多少の湿気があります。
ですので、焼き海苔の保存場所としては、不向きな場所です。
焼き海苔の賞味期限はいつまで?腐るとどうなる?保存方法は?まとめ
未開封
・袋入り:9ヶ月程度
・缶入り:1年3ヶ月程度
・プラスチック容器入り:1年ほど
同封されている乾燥剤の効果が切れるまでを、賞味期限に設定されていることが多いです。
開封後
・常温保存で1ヶ月程度
・冷蔵保存で3~4ヶ月
・冷凍保存で5~6ヶ月
保存状態などで、違いは出てきます。
開封後は、出来れば1ヶ月程度で食べきるほうがおススメです。
焼き海苔は開封後、放っておくと湿気たり酸化してきます。
湿気て水分を含むと、カビが生えてきたり虫が湧いてくる場合があります。
パリパリしていて湿気ていなければ、賞味期限が切れていても食べることが出来ます。
長期間でも大丈夫な場合が多いですが、腐っているものは、食べるのはやめましょう。
腐っている目安は、変色や異臭です。
酸っぱいニオイがしていたり、カビ、虫が付いていたら食べるのはやめましょう。
保存する時は、次の事に気を付けましょう。
保存する時の3つのポイント
・湿気を防ぐ
【直射日光・高温多湿を避けた冷暗所か、冷凍庫、冷蔵庫で保存】
・空気に触れさせない
【ジッパー付きの保存袋などに、乾燥剤と一緒に入れてしっかり密封する】
・結露による劣化を防ぐ
【冷凍庫、冷蔵庫から出したら、常温に戻してから開封する】
小分けで袋に入っているタイプは、外袋を開ければ、中の小袋を開けなくても、湿気を吸っていきます。
外袋を開けたら、ジッパー付きの保存袋などに乾燥剤と一緒に入れ、空気を抜いて保存しましょう。
賞味期限に関わらず、開封後は1ヶ月程度で食べきるのがおススメです。
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