つるむらさきという野菜を知っていますか?
見た目は、ほうれん草のようなモロヘイヤのような感じの野菜です。
つるが紫のものが一般的な感じではありますが、最近のスーパーなどでは全て緑というものが多いようです。
旬は夏の暑い時期で7月頃~9月頃までにスーパーなどで出回っているので、見かけたことはあるという方もいらっしゃるかもしれません。
そんなつるむらさきですが、存在はなんとなく知っているけれど、詳しいことはまだ知らないという方もたくさんいるかと思います。
そこで、今回はつるむらさきの賞味期限や正しい保存方法をお伝えしていきます。
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つるむらさきの賞味期限はどれくらい?
つるむらさきの賞味期限はどのくらいもつでしょうか。
保存別に見ていきましょう。
常温保存での賞味期限
常温の場合、基本的には日持ちはしないと考えてください。
旬の時期は夏ですが、収穫して常温で置いておくとだんだんと元気がなくなってしまいます。
買ってすぐに使う場合なら常温でも半日程度は大丈夫ですが、それ以外は別の方法で保存するようにしましょう。
冷蔵保存での賞味期限
冷蔵の場合ですが、2~3日程度の日持ちです。
葉物野菜は比較的短いですが、つるむらさきも同様に期限が短いので早めに食べきるようにしましょう。
冷凍保存での賞味期限
冷凍での場合ですが、約1ヶ月は日持ちがします。
ただし、冷凍庫の環境や保存状態などもあるので、美味しく食べるのであれば冷凍後2週間以内に食べきることをおすすめします。
賞味期限切れのつるむらさきはいつまで食べられる?
賞味期限が切れたつるむらさきですが、食べるのは止めておいたほうがよいでしょう。
もともと期限が短い野菜ですし、葉物野菜は特に鮮度が重要です。
鮮度が落ちてくるとみずみずしさや色の変化など顕著に表れてきます。
衛生的なことも考えると期限内に早めに食べるようにしましょう。
つるむらさきって腐るとどうなるの?
つるむらさきは傷みが早い野菜ですが、腐ってしまうとどのような状態になるのでしょうか。
腐ったつるむらさきの状態
・全体が黄色や茶色へ変色する
・全体がふにゃっとしている
・ヌメヌメする
・変な色の水分が出る
・カビが発生する
・悪臭がする
・苦みや舌がピリピリとした状態になる
などの状態が見られます。
ちなみに、つるむらさきがよく分からないという方のために、新鮮なものの見分け方もここでお話していきますね。
新鮮なつるむらさきの状態
・鮮やかな色をしている
・葉から茎まで真っ直ぐなもの
・切り口がみずみずしい
・ツヤがある
・葉が肉厚で茎がしっかり太いもの
などが新鮮なつるむらさきの特徴です。
買うときの参考にしてみてくださいね。
つるむらさきの正しい保存方法は?
つるむらさきの正しい保存方法は、冷蔵または冷凍です。
それぞれの方法を説明していきます。
冷蔵の方法
冷蔵するときには、水につけて置く方法と新聞紙を使う方法の2パターンがあるので、1つずつ説明します。
1,容器に水を張って保存する方法
①ペットボトルやコップなどつるむらさきの茎が水に少しつかる容器を用意する
②容器に茎が5~10㎝程度浸かるように水を入れる
③容器につるむらさきを差し立てる
④つるむらさきと容器を覆うように上からポリ袋またはビニール袋を被せ口を軽く閉じる
⑤水をこぼさないように野菜室に入れて完成
2.新聞紙を使って保存する方法
①新聞紙を軽く湿らす
②湿らせた新聞紙を使ってつるむらさき全体を包む
③ポリ袋などに入れて軽く口を閉じる
④野菜室に立てかけるようにして保存する
冷蔵保存するときには、つるむらさきを乾燥させないようにすることが大切です。
水分がぬけてしまうと傷みのスピードが速くなるので注意しましょう。
冷凍の方法
冷凍するときには、つるむらさきを下ゆでする必要があります。
比較的アクは少ないのですが、茹でることでアク抜きをしつつ調理しやすくなるというメリットがあります。
また、生のまま冷凍すると、つるむらさきが柔らかくなってしまい解凍後も食感が悪くなってしまうので、必ず下ゆでするようにしましょう。
つるむらさきの下ゆでの仕方
①つるむらさきを流水で洗い汚れを落とす
②茎と葉を分けておく
③大きめの鍋にお湯を沸かす
④お湯が沸いたら塩をひとつまみ入れ軽くかき混ぜる
⑤茎を先に30秒ほど茹でた後に、葉も入れて20秒ほど茹でる
⑥茹でたらボウルにいれた流水の中に入れてしめる
⑦粗熱が取れたらザルにあけて水分をきる
⑧さらにつるむらさきを手に取り水分を搾り取り完成
下ゆで後の冷凍方法
①包丁で食べやすい大きさにカットする
②カット後にキッチンペーパーなどで最終的な水分を取り除く
③ジップロックなどの密閉袋に小分けにして入れる
④出来るだけ平らにして空気をしっかり抜いて封をする
⑤金属トレーの上にのせて冷凍庫へ入れる
⑥急速モードなければ通常モードで冷凍開始して完成
解凍方法
冷凍したつるむらさきを使う場合には、自然解凍するようにします。
使う半日前くらいから冷蔵庫へ移してゆっくり解凍させます。
解凍すると水分が出てくるので、使うときには水気を取り除いてから使うようにしましょう。
また、自然解凍せずに、スープなどに使う場合には凍ったまま使うことも出来ます。
料理に合わせて解凍方法を選んでみてくださいね。
つるむらさきの賞味期限ってどれくらい?腐るとどうなる?保存方法は?のまとめ
つるむらさきの賞味期限などご紹介しました。
常温保存は、不向きであってもっても半日程度
冷蔵保存は2~3日
冷凍保存は1ヶ月
腐ったつるむらさきの状態
・全体が黄色や茶色へ変色する
・全体がふにゃっとしている
・ヌメヌメする
・変な色の水分が出る
・カビが発生する
・悪臭がする
・苦みや舌がピリピリとした状態になる
・つるむらさきの正しい保存は冷蔵または冷凍で冷蔵は乾燥に注意し、冷凍は下ゆでする
つるむらさきは旬の時期にしか出回らないので、夏を逃すとあまり見ない野菜です。
もし、見かけたら栄養満点の野菜なので料理に使ってみるのも良いかもしれません。
その時には是非今回の保存法を参考にしてみてくださいね。
また、いろんな野菜の賞味期限についてはこちらにまとめているので合わせて参考にしてくださいね。
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私も愛用しています!

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