豆乳って飲みきりパック以外だと、結構量が多いので余ってしまうことがよくありますよね。
余ったものをすぐに捨てるのはもったいないし、期限が過ぎても少しぐらい飲んでも平気なのでしょうか。
そこで、今回は豆乳の賞味期限や期限後の飲用、正しい保存方法などお伝えしていきます。
また、いろんな飲み物の賞味期限などについてはこちらにまとめているので、合わせて参考にしてくださいね。
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豆乳の賞味期限はどれくらい?
豆乳の賞味期限はどのくらいもつのでしょうか。
早速みていきましょう。
未開封の豆乳の賞味期限
一般的にスーパーで売られている豆乳は、大体1ヶ月~2ヶ月を目安に設定されていることが多いです。
中には、半年ほどももつ豆乳が売られていることもありますが、このように長く設定されているものは、豆乳を製造する過程で、100℃以上の熱で、高熱殺菌をして完全なる無菌化を図った状態で、容器も光や空気を遮断できるようになっているなどの加工がされているので長持ちするのです。
もちろん、賞味期限が1ヶ月のものも、半年持つもの程ではないですが、しっかりと加熱殺菌をしているので、未開封であれば無菌状態でありしっかりもちますので安心です。
開封済の豆乳の賞味期限
一度でも開封してしまうと、先ほどお伝えした賞味期限は無効になります。
豆乳は栄養が豊富な飲み物なので、菌が入り増殖してしまうと直ぐに腐ってしまい飲めなくなってしまいます。
大体目安として、開封後は2~3日以内と飲みきるのが正解です。
また、200㎖ほどの小さめの飲みきりタイプの場合には、開封後の賞味期限は、数時間から半日、長くても当日のうちに飲みきるようにしてください。
飲みきりタイプの場合、ストローさして飲むことほとんどで、口に含まれる細菌がストロー越しに豆乳に入ってしまうので、より期限が短くなってしまうのです。
飲みきりタイプでも一気に飲めない場合や少しでも保存を伸ばしたい場合は、直接口をつけないでコップなどに移して、残った物は飲み口にラップなどをしっかりして冷蔵庫で保管すると、当日~翌日まではおいしく飲めますよ。
無調整豆乳はどうなるの?
豆乳には、2つ種類があるのは、ご存じの方も多いのではないでしょうか。
先ほど、ご紹介したのは、主に調整豆乳で、今から説明するのは、無調整豆乳です。
調製豆乳は、飲みやすいように砂糖などを配合したりしているもので、無調整豆乳は、基本的に大豆と水だけで、砂糖などは添加しておらず料理などに使いやすいような豆乳になっています。
その無調整豆乳ですが、もちろん、こちらにも賞味期限があります。
ただ、調製豆乳と違うのかと言われれば、そうでもないのです。
実は、ほとんどのメーカーで調整も無調整も期限は同じで、開封前は、大体1~2ヶ月、開封後は2~3日くらいが目安となっているのです。
賞味期限切れの豆乳はいつまで飲める?
賞味期限については、先ほど説明したのでお分かり頂けたかと思います。
次は、賞味期限が切れてしまった場合のお話です。
豆乳って結構量が多いですし、期限内に飲みきれないってことが結構あると思うのです。
もちろん賞味期限内に飲みきるのは前提なのですが、少しくらいなら過ぎても豆乳の場合大丈夫なことが多いのです。
開封前
開封前であれば、おおよそ+2週間~1ヶ月くらいは持つでしょう。
開封後
開封後であれば、おおよそ+2~3日、トータル1週間以内が目安です。
ただし、あくまでも目安なので、見た目や味が変だったりするときには、もちろん破棄する必要がありますし、期限が切れている物を食べるときには自己責任ということを忘れないようにしてくださいね。
豆乳って腐るとどうなるの?
賞味期限がきれて、豆乳が腐った状態になると、どのような変化がみられるでしょうか。
腐った豆乳の状態
・カッテージチーズのようにポロポロ固まりができる
・薄い膜が張る
・悪臭がする
・ドロドロしている
・黄色が濃くなる
・カビが生える
・酸っぱいニオイや味がする
・舌がピリピリとする
・豆乳のパッケージが膨張してパンパンになる
など、です。
特に開封前より、開封後、数日~数週間後に腐ってしまったということが多いようです。
常温ではもちろんですが、冷蔵庫に保存していても腐ってしまうので、変化には要注意です。
豆乳の正しい保存方法は?開封前と開封後の違いは?
豆乳を保存する時はどのようにするのが正しいのでしょうか。
実は豆乳の場合、開封前と開封後は保存方法が若干違ってくるので、是非覚えてくださいね。
開封前
豆乳が開封前であれば、常温で保存がOKです。
直射日光の当たらない涼しい場所で保管するようにしましょう。
豆乳のパッケージにもそういうような記載がなされているので確認してみてください。
ただ、夏のように気温が高いときには、常温ではなく冷蔵庫で保管すると中の品質が保たれるので、温度などによって保存場所を変えてみてくださいね。
開封後
開封後は、冷蔵庫での保管が基本です。
豆乳は非常に劣化が早い商品なので、蓋はしっかりして空気に出来るだけ触れないようにして速やかに冷蔵庫で保管するようにしてください。
冷凍もオススメ!
実は、最近SNSなどで豆乳を凍らしてアイスとして食べるのが美味しいと話題になっているんです。
そういった背景もあって、豆乳を売っている大手メーカーでは、冷凍アイスで保存するというのもおすすめしているようです。
ただし、この方法は長期保存するためのものではなく、アイスとして美味しく食べる為の保存方法の1つということなので、注意してくださいね。
推奨されている豆乳は、200㎖のものです。
プレーンタイプだけでなく、味付きのものでも美味しいみたいなのでどれを選んでもOKです。
メーカーでも実験したようなのですが、豆乳が入っているパックをそのまま凍らせても破裂などすることなくキレイに固まるようなので、凍らすときにはパックのまま冷凍庫へ。
24時間程度でしっかり凍って、開けてみるとシャーベット風の豆乳アイスが完成します。
凍ったものは、解凍しても飲用としては不向きなので、凍らせた物は是非そのままアイスとして食べきるようにしてくださいね。
豆乳が賞味期限切れ!いつまで飲める?腐るとどうなるの?のまとめ
豆乳の賞味期限や保存方法についてご紹介しました。
・未開封の豆乳の賞味期限の目安は、1ヶ月~2ヶ月、長いと半年ほど。
・開封済の豆乳の賞味期限は2~3日以内。
・賞味期限が切れたものは、未開封なら+2週間~1ヶ月、開封後なら+2~3日
・無調整豆乳も賞味期限は調製豆乳とほぼ変わらない
腐った豆乳の状態
・カッテージチーズのようにポロポロ固まりができる
・薄い膜が張る
・悪臭がする
・ドロドロしている
・黄色が濃くなる
・カビが生える
・酸っぱいニオイや味がする
・舌がピリピリとする
・豆乳のパッケージが膨張してパンパンになる
・豆乳は未開封なら常温でも冷蔵でもOK,開封済は冷蔵庫保管、アイスにするなら冷凍もOk
豆乳は開封前は賞味期限が長いですが、開けたら劣化が早いので保存法などに気をつけながら早めに飲みきるようにしてくださいね。
参考になりました。冷凍してしまうのっていいですね。シャーベットとしてデザートにもなりますね。有難うございました。
せこぴんさん
いつもありがとうございます^^
私も豆乳はよく使うので常備してるんですが、冷凍するというのは新鮮なアイデアで勉強になりました☆
夏は美味しそうですよね!