おにぎりって手軽に作れて、おいしいですよね。
昼食に食べるのはもちろん、朝食や夜食にもなれる万能料理です。
パパ
息子
そんなおにぎりですが、家庭で作ったものはどれくらい持つのでしょうか?
今回は手作りおにぎりの賞味期限について、ご紹介しようと思います。
また、いろんな料理の賞味期限などについてはこちらにまとめているので、合わせて参考にしてくださいね。
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手作りおにぎりの賞味期限はどれくらい?
最初に注意なのですが、おにぎりの場合は「消費期限」になります。
「消費期限」とは「安全に食べられる期限」のことです
お店で売っているおにぎりやケーキ、生ものなどの傷みやすい食品には、消費期限が記載されています。
手作りおにぎりの消費期限ですが、作ってから半日程度(12時間くらい)になります。
これはあくまで目安で、おにぎりの消費期限は作った時の状況や中身の具、時期にも左右されます。
作る時に手を十分に洗わなかった場合、手に付いていた雑菌が、おにぎりに付着することがあります。
特に夏場の暑い時期だと、菌がすぐに増殖し、おにぎりが早く傷んでしまいます。
冬場も1日なら持つかもしれませんが、あまり長く放っておくと味も落ちてしまいます。
おいしく安全に食べたいのなら、いずれの時期でも早めに食べるのがおすすめです。
具材にたらこなどの生ものやマヨネーズなど、傷みやすい具材を使っている場合も注意です。
あまり放っておくと中の具が腐ってしまいますから、早めに食べるか傷みにくい具材を使いましょう。
賞味期限切れのおにぎりは食べない方が良い?
消費期限の切れたおにぎりが食べられるかどうかは、保存状態にもよります。
冷蔵庫で保存していれば、期限切れでも1日くらいは持つかもしれません。
ただし安全に食べられる期限は過ぎていますから、食中毒になる可能性もあります。
また、味が落ちていたり、ご飯が固くなっている場合もあります。
少しでも「おかしいな」と感じるなら、食べない方がいいでしょう。
特に常温で保存していた場合は注意しましょう。
温度の高い場所に置いておいたおにぎりは、消費期限を過ぎていなくても腐っている場合があります。
できれば食べずに処分することをおすすめします。
おにぎりは腐るとどうなるの?見分け方は?
おにぎりが腐っているか確認する時は、「匂い」「見た目」「味」の3つに注意してみましょう。
匂い
腐っているおにぎりからは、酸っぱいような匂いがします。
変な匂いがしたら、食べるのはやめておきましょう。
見た目
カビが生えていないか、ご飯や具の色が変色していないか見てみましょう。
また、触ると糸を引いたり、粘ついた感触がします。
雑菌が増えていると、こうした粘りが生まれるようです。
味
匂いや見た目で判断できない場合、味見をしてみましょう。
味見をする時は、ほんの少しだけにしておきます。
腐っているとご飯が酸っぱくなっていたり、ネチャネチャしたりします。
また、味も変わっている場合があります。
少しでも「おかしいな」と思ったら、吐き出して処分しましょう。
腐っているかどうかは、なるべく匂いや見た目で判断しましょう。
腐ったおにぎりを食べてしまうと、健康にも悪影響が出てしまいます。
腹痛や下痢、吐き気に襲われる場合があるので、少しでも違和感があれば処分しましょう。
おにぎりの保存方法は?前日に作ったものをお弁当に持っていける?
ママ
夜に作り置きしたおにぎりを、翌日に食べても大丈夫なのでしょうか?
結論を言うと、夏はなるべく作り置きは避けましょう。
暑さでおにぎりが傷みやすく、消費期限も12時間から更に短くなってしまいます。
冷蔵庫に保存しても、既におにぎりに菌がいる場合があります。
温度が低いため、増殖が抑えられている状態なのです。
職場に電子レンジなど加熱できる器具があるなら、殺菌もできるでしょう。
ですが、無い場合や外で食べる人もいると思います。
保冷剤も時間が経てば保冷効果が無くなってしまいます。
ですので、夏の時期は作り置きを避けたほうがいいでしょう。
おにぎりを少しでも長持ちさせたい場合は、下記の点に注意してみましょう。
1.ご飯を炊く時に酢を入れる
炊く時に酢を少しだけ入れましょう。
ご飯が腐りにくくなり、抗菌作用もあります。
お米2合に対して、大さじ1程度が目安です。
お好みで調整しましょう。
2.海苔を食べる直前に巻く
温かい内に海苔を巻いて長時間経つと、蒸れて菌が増えやすくなります。
冷めてから巻くか、食べる直前に巻くのがおすすめです。
3.腐りにくい具を選ぶ
生ものやマヨネーズ、炊き込みご飯は傷みやすいので避けましょう。
以下はおすすめの具材です。
・梅
・大葉
・昆布
・ごま塩
・おかか
・ゆかり
抗菌作用のある梅干しは、一粒を真ん中に入れるより、刻んで混ぜるとより効果的です。
水分が少なく、酸味や塩分がある具材を入れると、日持ちしやすくなります。
4.ラップやビニール手袋で握る
手のひらの菌がおにぎりに付着しないように、握る際はラップなどを活用しましょう。
ご飯で手がベタつく心配も無いのでおすすめです。
作ったおにぎりを長期間保存したい場合は、冷蔵か冷凍での保存がおすすめです。
冷蔵保存
冷蔵保存した場合は、食べられる期間は1〜3日程度です。
普通に冷蔵庫に保存すると、冷え過ぎておにぎりがパサパサになることがあります。
野菜室は約5度で少し温度が高いため、保存する時は野菜室に入れるのがおすすめです。
冷凍保存
冷凍保存の場合は、約1ヶ月ほど保存ができます。
おにぎりをラップに包み、ジッパー付きの保存袋に入れてから冷凍庫に入れましょう。
ただし、マヨネーズやいくらなど、生モノを具材として使った場合は冷凍保存に向きません。
これらの具材は電子レンジで温めると、味が変わったり油っこくなってしまいます。
梅や焼き鮭、昆布などは冷凍保存しても問題ありません。
おにぎりを冷凍する場合は、中身の具材に注意しましょう。
どちらの方法で保存した場合も、味が落ちない内に食べるのがおすすめです。
おにぎりの賞味期限は手作りだとどれくらい?腐るとどうなるかの見分け方は?のまとめ
手作りおにぎりの消費期限についてまとめてみましょう♪
・消費期限は約12時間くらい
・夏場はすぐ傷むので、作り置きは避け、すぐ食べるようにする
・握る時は清潔な手で握るようにする
・酢を混ぜたり具材に気を付ければ、日持ちが良くなる
・長く保存したい場合は、冷蔵か冷凍で保存する
おにぎりは傷みやすい食品です。
お弁当用なら具材を梅にする、すぐ食べられるなら生ものなどの具材を使ってみるのもいいでしょう。
ママ
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