ブームとなったタピオカですが、みなさんも一度は食べたことがあるのではないでしょうか。
ぷるぷるモチモチとした食感がとてもおいしくて、今でもタピオカを好んで食べていると言う方ももちろんいることでしょう。
お店で買うことも出来ますが、自分で茹でてお好みのタピオカドリンクを作るということもあるかと思います。
そんなタピオカですが、賞味期限や保存方法などいまいち分からないことが多くないですか?
そこで、今回はタピオカの賞味期限や正しい保存方法などお伝えしていきます。
また、いろんなお菓子の賞味期限についてはこちらにまとめているので合わせて参考にしてくださいね。
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タピオカの賞味期限はどれくらい?(ゆでたもの、ドリンクなど)
タピオカと一言で言っても、状態によってそれぞれ賞味期限が変わってきます。
それぞれに分けて早速見ていきましょう。
タピオカドリンク
お店で買った物や自身で作ったタピオカドリンクですが、基本的には当日中が期限です。
時間で言うと、1~2時間程度が美味しく飲める期限です。
それ以上時間が経ってしまうと、タピオカが固くなってしまって美味しさが半減してしまいますので、早めに飲みきるのが良いでしょう。
茹でる前の乾燥タピオカ
ご自身でタピオカドリンクを作る場合などで使うタピオカは、乾燥状態で売られているものが多く、使いたいときに茹でることでモチモチの食感となります。
そして、乾燥タピオカですが、未開封のものであれば、早くて1ヶ月、長ければ1~2年ほどの期限となっています。
開封後は、短いもので1週間ほど、長くても半年~1年程度となっています。
茹でた後の乾燥タピオカ
ご自身で乾燥タピオカを茹でた後の期限は、常温で当日中(2~4時間以内最も美味しく食べられる)、冷蔵で2日程度、冷凍で1ヶ月程度でしょう。
市販の冷凍タピオカ
市販のものですが、すでに茹でてあるものを冷凍した状態で売られているものもあります。
メーカーなどにもよりますが、期限は未開封で早くて2ヶ月、長くて2年以内、開封後では2~4時間程度が期限となっています。
賞味期限切れのタピオカはいつまで食べられる?
賞味期限が切れたタピオカについてですが、乾燥タイプのものでかつ未開封のものであり保存状態が良ければ、プラス1年程度は過ぎても大丈夫なようです。
ただし、乾燥タピオカは非常に湿気に弱い食べ物で、保管しているときに袋の破損などが起きてそこから水分が入ってしまったりすると食べることが出来なくなってしまいます。
1年くらいは大丈夫とお伝えしましたが、保存状態によってはそれより短くなるということだけは頭の片隅に入れておいてください。
また、期限が切れていたら食べない方がよいタピオカもあります。
それは、ドリンクに入ったタピオカや茹でたあとのタピオカです。
まずドリンクに入っているタピオカの場合、特にミルク系などの乳成分をメインにしている飲み物の場合、普通に飲み物だけ飲んだとしても期限が短い上に期限が切れたものは食中毒などの危険性も高くなってしまいます。
そして水分に使った状態になので、どんどんタピオカが水分を吸っていき周りがドロドロとしてしまい溶けたようななんとも言えない状態になってしまいます。
茹でたタピオカに関しても、時間が経過するとどんどん固くなってきてしまって食感が不味くなってしまいます。
ですので、これらは基本的に期限内に食べきるようにしてくださいね。
タピオカって腐るとどうなるの?
タピオカはもちろん腐ることがあります。
ではどんな状態になるのでしょうか。
腐ったタピオカの状態
・カビが生える
・悪臭がする
・ドロドロ溶ける
・糸を引く
などの状態になります。
乾燥状態のものであれば、カビなどが生えてダメになることが多く、茹でた後やドリンクに入ったものでは、タピオカが原型をとどめないような形に溶けてしまったり、明らかな変化が見られるでしょう。
腐ったタピオカを食べてしまったら、お腹を壊したり食中毒などの危険性があるので少しでも異変があるのなら食べるのは止めるようにしてくださいね。
タピオカの保存方法は冷蔵庫?冷凍もできる?
タピオカの保存方法はどのようにするのがベストでしょうか。
乾燥タピオカの保存方法
乾燥タイプのものは、基本的に常温保存が出来ます。
ただし先ほどもお話したとおり、非常に湿気に弱いので、保存には注意が必要です。
シンクの下などは湿気が籠もりやすいので置かないようにして、保管場所は、直射日光を避け、出来るだけ風通しの良い場所にするようにしてください。
そして定期的に確認してください。
茹でたタピオカの保存方法
茹でたタピオカですが、保存する場合にはシロップに漬けた状態で保存します。
(※冷凍の場合は使用しなくてもOK)
というのも、そのままで保存するとタピオカが早く固くなってしまったりします。
また、シロップ漬けにしておいた方がタピオカが甘くなるので味付けの意味合いでも良いのです。
シロップ漬けと言っても難しいものではなく、ただ単に砂糖水に漬けるだけなので簡単にできます。
砂糖シロップの作り方につくり方もお話しますね。
砂糖シロップの作り方
①鍋に500ccほど水を入れる
②大さじ2~3ほど砂糖を①に入れて軽く混ぜる
③弱火にかけて砂糖が溶けたら火を消して冷まして完成
砂糖シロップを作り終えたら、保存するための準備に取りかかりましょう。
茹でたタピオカですが、保存方法は3つです。
①直ぐに使う場合には常温で保存
②2日ほど保存したい場合には冷蔵
③2日以上保存する場合には冷凍
それぞれのやり方を説明していきます。
常温保存の方法
茹でた当日に使うなら常温保存をするようにしてください。
冷蔵庫で冷した方が衛生的にも安心ですが、どうしても冷蔵庫へ入れると固くなってしまうのです。
常温で保存する場合には、タッパーなどの蓋付きの密閉容器を使います。
タッパーにタピオカを入れてタピオカが完全に浸かるくらいの砂糖シロップを注いで空気が出来るだけ入らないように蓋をしっかりしめて、風通しの良い冷暗所で保管してください。
冷蔵保存方法
冷蔵保存する場合にも、基本的には常温保存の時と同じ要領です。
タッパーにいれ砂糖シロップを注ぎしっかり蓋を閉めて冷蔵庫で保管するようにしてください。
冷凍保存方法
タピオカを冷凍保存する場合には、茹でたあと水分を取り除き小分けにしてジップロックなどの密閉袋に入れます。
そして、出来るだけ空気を抜き平らにして金属トレーの上にのせて冷凍保存するようにしてください。
冷凍保存の場合、シロップ漬けにしなくても大丈夫なのですが、解凍後にすぐに使いたいなどの場合には、茹でた後10分~15分ほど砂糖シロップに漬けて軽く水分を切ったものをジップロックに入れて保存するようにしてください。
タピオカの解凍方法
凍ったタピオカは、再度茹でるか、電子レンジを使います。
再度茹でる場合
①大きめの鍋にお湯を沸かす
②お湯に凍ったタピオカを入れて、再沸騰するまで待つ
③再沸騰したら火を弱め1~2分そのまま茹でてから火を消す
④ボウルに氷水を作りそのなかにタピオカを入れて1分ほど待つ
⑤ザルに開けて水分をしっかり切って完成
電子レンジを使う場合
①凍ったタピオカを耐熱皿にのせる
②600wで30秒ほど温めて完成(足りない場合には+10秒ずつ)
タピオカの賞味期限はどれくらい?腐るとどうなる?保存方法は冷蔵庫?のまとめ
タピオカの賞味期限などご紹介しました。
・タピオカドリンクの賞味期限は、当日中(1~2時間以内が望ましい)
・茹でる前の乾燥タピオカの賞味期限は、未開封1ヶ月~2年、開封後1週間~1年
・茹でた後の乾燥タピオカの賞味期限は、常温で当日中、冷蔵で2日、冷凍で1ヶ月
・市販の冷凍タピオカの賞味期限は、未開封2ヶ月~2年、開封後は2~4時間
腐ったタピオカの状態
・カビが生える
・悪臭がする
・ドロドロ溶ける
・糸を引く
・タピオカを保存するときは、乾燥タイプで未開封のものなら常温、茹でたあとはシロップ漬けにして常温または冷蔵、長く保存は冷凍保存する
タピオカは状態によって保存方法や期限が違ってくるので、今回紹介したことを参考にしてみてくださいね。
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