たけのこの賞味期限はどれくらい?腐るとどうなるの?保存方法は?

春になると、たけのこが美味しい時期になりますね。

たけのこ狩りをしたり、たけのこをいただいたりすることがあるという方もいらっしゃると思いますが、生のたけのこを手に入れたときに、使うまでにどのように保存するかなど悩みますよね。

また普段は市販の水煮のたけのこしか購入していないという方には、生のたけのこの賞味期限についても疑問に思うことでしょう。

そこで、今回はたけのこの賞味期限や保存方法をお伝えしていきます。

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たけのこの賞味期限はどれくらい?

たけのこの賞味期限はどれくらい?腐るとどうなるの?保存方法は?

たけのこの賞味期限は、その状態によってそれぞれ違ってきます。

早速見ていきましょう。

 

皮付きの生のたけのこの賞味期限

皮付きの生のたけのこの賞味期限は、最短で当日、長くて2日程度です。

 

生のたけのこは、収穫後から鮮度が低下して、そのまま置いておくと劣化が早まります。

 

アクが出たり苦みが強く出てくるようになってしまうため、そのままの状態で置くことは出来ないので、注意するようにしてくださいね。

 

 

茹でたあとのたけのこの賞味期限

先ほど、皮付き生のままの状態での保存は出来ないとお伝えしましたが、賞味期限を延ばすために必ず下ゆでをしてから保存する必要があります。

下ゆでの仕方などは、後ほどお伝えするので、まずは期限をお話していきましょう。

 

茹でたあとそのまま冷蔵保存したとき・・・2~3日

 

茹でたあと水につけて冷蔵保存したとき・・・1週間程度

 

茹でたあと冷凍保存したとき・・・半年~1年程度

このようになっています。

茹でるのが賞味期限を伸ばすポイントです。

賞味期限切れのたけのこはいつまで食べられる?

たけのこの賞味期限はどれくらい?腐るとどうなるの?保存方法は?

賞味期限が切れたたけのこですが、ご自身で茹でたものに関しては期限が切れたらあまり食べない方が良いでしょう。

特に生のまま保存しているようなことがあると、先ほども軽くお伝えした通りアクが強くなってしまいとても食べられる状態にはありません。

また、茹でた後に水につけて保存したあともアクは出続けてしまい、劣化がどんどん進んで行きます。

ですので、どちらにせよ食べるのは止めておいた方が良いでしょう。

 

ただし、市販のたけのこは少し期限が過ぎても大丈夫なことがあります。

市販の場合には水煮などの状態で売られているものが多いかと思いますが、きちんと管理された状態でパッケージされているので、賞味期限と記載されているものなら、期限後数週間から数ヶ月大丈夫だということもあります。

期限ないに食べるのが理想ですが、期限が切れた物を食べるときには状態をしっかり確認して自己責任でお願いします。

たけのこって腐るとどうなるの?

たけのこの賞味期限はどれくらい?腐るとどうなるの?保存方法は?

たけのこは、収穫した直後からどんどん鮮度が落ちてきます。

完全に腐ってしまうとどのような状態になるのでしょうか。

腐ったたけのこの状態

・酸っぱいニオイや味がする

 

・カビが生える

 

・ヌメヌメする

 

・固さがなくなりふにゃっとする

 

・ドロドロ溶ける

 

・茶色や黒く変色する

などの状態が見られます。

白いつぶつぶの正体は!?

たけのこを切って見ると中に白いつぶつぶがあることがあります。

パッと見腐っているのではないかと不安になってしまいますよね。

でも、この白い粒は腐っている訳ではありません。

この粒の正体ですが、チロシンというアミノ酸の一種で、この白い粒が多いほど実はおいしいたけのこであるという証拠でもあるのです。

ですので、食べても問題はないですし、なんとなく気になる場合にはしっかり取り除いてもOKです。

詳しくはこちらにまとめているので、あわせて参考にしてくださいね。

たけのこの正しい保存方法は?

たけのこの賞味期限はどれくらい?腐るとどうなるの?保存方法は?

たけのこの正しい保存方法ですが、まずはあく抜きを含めた下ゆでをすることかスタートします。

下ゆでの仕方を初めにお伝えしていきますね。

たけのこの下ゆで方法

①たけのこの外側の皮を2枚ほど剥く

 

②残りの皮のついたままのたけのこを軽く水道水で洗う

 

③軽く水分をとって、たけのこの先端部分を包丁で斜めに5㎝程度切り落とす

 

④切り落としたところから縦に半分程度切り込みを入れる

 

⑤大きめの鍋を用意してたけのこを入れ、完全にたけのこが被る量の水を入れる

 

⑥米ぬか1カップと鷹の爪を鍋に入れて火にかける

※米ぬかがない場合には、米のとぎ汁をいれるか、生米を入れて茹でてもOKです。

 

⑦お湯が沸騰したら弱火にして50分~1時間ほど煮る

※途中で水位が減ってきたら水をたしてください。

また、たけのこが浮いてくる場合には、平らなお皿を使って落としぶたをするようにしてください。

 

⑧たけのこに竹串を刺してすっと通れば茹でることは完成

 

⑨茹で上がったら、ゆで汁につけたまま鍋に2~3時間ほど放置して冷ます

 

⑩時間が経過したらゆで汁からたけのこを取り出しさっと水で洗う

 

⑪切り込みの部分に手を入れて皮を剥いていく

 

⑫皮が剥けたけのこが見えたら水でよくあらい下ゆでの全工程の完成

文章よりも動画の方が分かりやすいかと思うので、参考に合わせてみてください。

下ゆでしたあとの保存方法

下ゆでしたあとは、早速保存します。

保存方法は冷蔵&冷凍のどちらかです。常温保存は出来ないので注意しましょう。

冷蔵保存の仕方

①下ゆでしたたけのこをタッパーなどの密閉容器に入れる

②たけのこが全部浸かるくらいの水を入れてしっかり蓋をする

③冷蔵庫に入れる

④1日1回水を取り替えて完成

冷凍保存の仕方

たけのこは、冷凍出来るのですが、そのまま冷凍すると水分が抜けて繊維だけが目立って食べにくくなるので、水分を保ったまま保存することが必要です。

 

また、繊維を断ちきるように細かく切っておくことで解凍しても食べやすくなります。

①たけのこを繊維を断ち切るように薄く小さく切る

②ジップロックに切ったたけのこを入れて水やだし汁などを入れる

③しっかりと空気を抜き封をする

④金属トレーの上にのせてから冷凍庫へ入れる

⑤急速モードなければ通常モードで冷凍開始

解凍方法

冷凍した物は、解凍せずにそのまま料理に使うようにしましょう。

たけのこの賞味期限はどれくらい?腐るとどうなるの?保存方法は?のまとめ

たけのこの賞味期限などご紹介しました。

・皮付きの生のたけのこの賞味期限は、当日~2日

・茹でたあとそのまま冷蔵保存したときの賞味期限は2~3日

・茹でたあと水につけて冷蔵保存したときの賞味期限は1週間程度

・茹でたあと冷凍保存したとき賞味期限は半年~1年程度

 

腐ったたけのこの状態

・酸っぱいニオイや味がする

・カビが生える

・ヌメヌメする

・固さがなくなりふにゃっとする

・ドロドロ溶ける

・茶色や黒く変色する

 

・たけのこを保存するときには下ゆでを必ずする

・冷蔵保存は水煮で毎日水を変え、冷凍も水分と一緒に保存するとおいしく食べられる

たけのこの下ゆでなどは時間もかかり大変ですが、茹でた後しっかり保存すれば少し長く楽しめるので是非たけのこが手に入ったときには参考にしてみてくださいね。

また、いろんな野菜の賞味期限や保存方法についてはこちらにまとめているのであわせて参考にしてください。

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