毎年毎年夏の暑さが強くなってきましたね。
夏バテや熱中症等、気を付けないといけないことが多いですが、皆さんは体調大丈夫でしょうか?
暑い~!というとき、食事はあっさりとしたものが食べたくなりますよね。
我が家はそうめんをとっても重宝しています。
一度にたくさんの量を湯がくことが出来るのでまとめて準備出来ますし、ゆで時間も短いからおなかを空かせた子どもたちを待たせずに済みます。
だからこそまとめて買ってしまうことがあるのですが、タイミングを逃してしまうと開封しないままのそうめんが残ってしまったりするんですよね。
すっかり忘れて大掃除の時に、「賞味期限が切れないうちに食べなきゃ!」なんて思うのですが、また食べそびれてしまって翌年の夏に再発見したことがあります(泣)
そうめんの見た目はそんなに変わっていませんでしたが、1年以上経過した場合腐ってしまうこともあるのでしょうか?
乾麺が腐るとすると、どんな風になってしまうのでしょうか。
いっぱい調べてみました!
好きなところから読む
そうめんの賞味期限はどれくらい?
長持ちするイメージのあるそうめんですが、実はそうめんの製造方法によって賞味期限が異なります。
私たちがよく目にするのは「乾麺」「手延べ麵」ですが、実は他にも「半生麺」「生麺」も存在するらしいです。
乾麺
私たちの身近にあり、スーパーで大容量で売っているのはこの乾麺タイプです。
10束程がまとめて透明の袋に入って販売されていることが多いですね。
乾麺は賞味期限が非常に長く、最低でも1年、長いと3年というものもあります。
売り場を見てみると1年半~2年のものが多いように感じました。
金額も安くで手に入りますので、これなら多めに買っても安心出来ますね。
手延べ麵(手延べ干し麺)
こちらもよくスーパーで販売されています。
関西で有名なのは、兵庫県の「揖保乃糸」や奈良県の「三輪素麺(三輪山本)(池利)」でしょうか。
この手延べ麵ですが、製法が乾麺とは大きく2つ異なります。
1つは文字のごとく手で延ばしていること(手作業で行うこと)、もう1つは原材料に植物油脂が使用されていることです。
これは農林水産省が告示している「手延べ干しめんの日本農林規格」によって定められているんですよね。
その油がコーティング剤の代わりをするので乾麺と同じくらい長期間日持ちさせることが出来ます。
1年~2年程のものが多く見受けられる印象です。
木箱に入れてギフト仕様になっているものは2年程で設定されているものが多いですね。
半生麺
より生麺に近い状態で食べてもらうために作られた製品です。
乾麺のおおよそ二倍程の水分量があり、小麦の旨味がしっかりと感じられるみたいです。
そうめんなのでコシがあって美味だそうですよ!
ただ乾麺と比較すると水分量が多いため、賞味期限はそれほど長くなく3か月程です。
もちろん他の生食材と比較すると長いのですが、「そうめんだから」と油断せずに賞味期限を気にしながら食べるようにしましょう。
生麵
実はそうめんにも生麺というものが存在します。
私たちには乾麺が身近にありすぎてすごく意外に感じませんか?
私も食べてみたい!と思ったのですが、スーパー等ではなく、製造メーカーさんや生産者さんの直営店等で売られているのがほとんどのようです。
賞味期限は約30日程、他の状態と比較するとはるかに短いです。
もし購入する機会があったら、ぜひ早めに食べてください。
賞味期限切れのそうめんはいつまで食べられる?
乾麺は先述の通り賞味期限が非常に長く設定されています。
そのため保存食としても重宝されますよね。
だからこそ期限を気にせず大量購入してしまったりするのですが・・・(笑)
乾麺は水分量が低いため、菌の繁殖によって食中毒になるような可能性は著しく低く、基本的に官能検査(実際に食べてみて、美味しいかどうか)を基準に賞味期限を設定されていることが多いです。
そのため、何年前の賞味期限だから食べてはダメ!ということはほとんどありません。
ただやはり賞味期限の設定そのものが「美味しく食べられる期間」のため、出来うる限り早く食べることをお勧めします。
そうめんって腐ることあるの?
先述の通り、菌の繁殖による品質の劣化が著しく低いため、メーカーが推奨する保存方法を守って保管していれば腐ることはほとんどないでしょう。
ただ、菌の繁殖はなくとも、残念ながら品質の劣化はしてしまいます。
そうめんが劣化すると、このような状態になります。
|
そのため、いくら乾麺だと言っても、食べる前には状態をしっかりと確認してから食べるようにしてください。
そうめんの開封後の正しい保存方法は?
乾麺は「直射日光・高温多湿を避け保存」と書いてあるのがほとんどだと思いますが、そもそも乾麺は水分に非常に弱いです。
他の食材だと開封後は冷蔵庫に入れるのが良いともされていますが、そうめんの場合は冷蔵庫に入れることで水分や湿気を吸ってしまいます。
そうなると麵の水分量が増え菌が安定しなくなりますので、開封後であっても常温で多湿を避けて保存するようにしましょう。
半生麵や生麺は乾麺とは勝手が異なりますので、それぞれ表記に合わせて冷蔵庫に保存するようにしてください。
上記は開封してしまうとあまり日持ちはしませんので、極力早めに食べたほうが良いでしょう。
そうめんが賞味期限切れ!1年後も食べられる?腐ることってあるの?のまとめ
夏の暑い日に重宝するそうめん、腐らないというのもとっても魅力的ですね。
賞味期限が切れてもそんなに気にせず長期間食べられそうですが、少しでも美味しく食べられるように、食べる前にはそうめんの状態をしっかりと確認するようにしましょう。
食べ方も色々ありますが、私はやっぱり器に氷水とそうめんを入れてつめた~い状態で食べるのが好きです。
流しそうめんをすると一層涼しさが増しますよね。
買い物に行くのもためらうくらい暑い日がやってきてしまいますが、そうめんを食べて暑い夏をぶっ飛ばしていきましょう!
コウケンテツさんが作ったそうめんやうどんのアレンジレシピをまとめています。
ぜひ参考にしてくださいね^^
また、うどんとそうめんの違いについてはこちらにまとめているのであわせて参考にしてくださいね。
コメントを残す