炒めたり、味噌汁に入れたり、炊き込みご飯の具にしたりして食べると美味しいしめじ。
しめじのようなきのこ類って生で食べたことがないですよね。
物心ついた時から生で食べると危険だよと言われていたので、全然違和感なくしっかり火を通していたのです。
でも、しめじって、ぱっと見、火が通っているのかいないのかって見分けがつかない時もありませんか?
食感を残したくて軽くローストしたりすると、うっかり口にしたら半ナマだったなんてことも。
でも本当にしめじを生で食べるのは危険なのでしょうか?
どうして生では食べることができないのかなど、詳しくしめじについてご紹介いたします。
ぜひ、参考にしてみてくださいね。
好きなところから読む
しめじの生焼けを食べるとどんな症状が出るの?
しめじの生焼けを食べてしまった時ってどうしたら良いのでしょうか?
うっかり口にした時に、あれ、これまだ焼けてなかったかも!という経験ありませんか?
そのまま口から出すことができれば良いですが、飲み込んでしまった後に気づくパターンもなきにしもあらずですよね。
うっかり食べてしまった後、気になるのが、お腹を壊さないかということです。
しめじの生焼けを食べると次の可能性が秘めています。
- 食中毒になってしまう可能性がある。
- アレルギーを起こしてしまう。
- しめじが持っているタンパク質を分解する酵素が有害な毒性となる場合がある。
生のしめじを食べた後、お腹が痛くなったり、下痢を起こしたり、嘔吐したりする症状が稀に現れることがあるのです。
しめじには、シアン酸生菌という青酸化合物が少し含まれているのが原因なのです。
加熱することで、この成分は消すことができるのですが、中途半端だと残っていることもあり得るのです。
これらの成分が体に悪さをしてしまう可能性があるので注意が必要ですよ。
食中毒の症状が現れるのは、最短で1時間とされています。
でも、人によっては4時間後だったりすることもあるので、もしうっかり生のしめじを食べてしまった時は、様子を見てくださいね。
こんなコメントもありました。
生焼けのしめじは食あたりになるってTwitterで見てたのに見事にあたってしまった………
— つくし🏹🌹 (@nagai_294) December 18, 2020
アレルギーを起こしてしまうと、蕁麻疹が出たり、頭痛が出たり、ひどいときは、呼吸困難になることもあるのです。
もし、しめじを食べて食中毒の症状やアレルギー反応が出た時、あまりひどいときはすぐに病院に行くようにしてくださいね。
しめじはしっかり火を通して食べるようにしましょう。
うっかり生焼けのものを口にした時も、すぐに吐き出して処分してくださいね。
しめじが生焼けかどうかの見分け方は?
しめじが生焼けかどうか見分ける方法はこちら。
ポイント
- 加熱したしめじは、プリプリとして歯ごたえがしっかりした食感になっています。
- 生焼けの時は、サクサクとしていて、傘の部分が割れやすく、軸の部分が避けやすくなっています。
- 生焼けの時は、苦味が強い味を感じますよ。
このコツを覚えておくと便利です。
食べた時に、プリッとした食感がなくて、苦味が強くてなんか変かもと思ったらそれは、生焼けの可能性大なので、電子レンジなどで火を通すようにしてくださいね。
しめじの加熱時間はどれくらいがベスト?炒める場合
しめじの加熱時間はどのくらいが良いのでしょうか?
体に悪さをしてしまうシアン酸生菌という青酸化合物は熱にとても弱いので火をしっかり通すことで消滅します。
炒めて食べる時は、だいたい目安は3分加熱となっています。
この目安以上は炒めるようにしてくださいね。
しめじの加熱時間はどれくらいがベスト?レンジで温める場合
しめじを電子レンジを使って加熱するときの目安の時間はこちら。
一般的に言われているのは、600wで1分から2分ぐらいです。
ただし、しめじの量や、使っている電子レンジによって時間も多少前後します。
様子を見ながらこまめにかけるのが良いでしょう。
電子レンジで加熱する時は、少しお水も入れてからかけると乾燥を防ぐことができますよ。
しめじの生焼けを食べた時の症状は?見分け方や加熱時間の目安も!のまとめ
しめじの生焼けを食べたときの症状や、生焼けかどうかの見分けかた、加熱時間なども含めてご紹介いたしました。
しめじはシアン酸生菌という青酸化合物というのが含まれているので、絶対に生で食べてはいけません!
もしうっかり生焼けのものを食べてしまった時は、様子をみて、ひどい症状が現れてしまったらすぐに病院に行くようにしましょう。
しめじは、火をしっかりとおせば安心して食べられるきのこです。
電子レンジなら600wで1分から2分、フライパンなら、3分が加熱時間の目安になっています。
しっかり火を通して美味しく食べてくださいね。
うっかり生焼けのものを口に入れてしまったら、その場ですぐに取り出し処分しましょう。
お皿にのっているものは、もう一度火を通してから食べるようにしてくださいね。
コメントを残す