ぷりぷりと肉厚で、旨味がたっぷりなホタテ。
今からの時期、とっても美味しくなる季節ですね♪
ホタテにはタウリンや亜鉛、ビタミンなどが多く含まれています。
和食、洋食、韓国風、生でも焼いても干物でも…と、
旨味は強いのにどんな味付けにもぴったりとマッチするので、「貝の王様」なんて呼ばれることも!
スーパーで売られているベビーホタテも、サイズが小さいだけで同じ物。
大きく育てた時に売り物にならないだろうと判断されたものを、早めに間引いて売られているのが、ベビーホタテなんです。
今日はそんなホタテの賞味期限や保存方法、簡単レシピをご紹介したいと思います!
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ホタテの賞味期限はどれくらい?
ホタテは寒い海で育ちます。至適温度は6〜19℃程度。
北海道(オホーツク海)が産地として大半を占め、次いで青森県産、岩手産…となります。
旬は9月〜5月とされていますが、やはり冬のホタテが絶品ですね♪
一口に “ホタテの賞味期限“ といっても、刺身用やボイル済み、冷凍、加工品と様々な形で売られていますので、
販売状態別にまとめてみていこうと思います!
生ホタテ(消費期限)
販売状態 | 生食期限 | ボイル必要 | その他注意事項 |
殻付き生ホタテ | 2日 | 3〜7日 | 7日以上はボイルして冷凍 |
殻から外したホタテの身 | 2日 | 3〜5日 | 5日以上はボイルして冷凍 |
自分で冷凍したホタテの賞味期限は1ヶ月が目安ですが、冷凍焼けや臭いがうつることがありますので、早めに食べましょう!
冷凍ホタテ
スーパーで冷凍状態で売ってある場合。
メーカーによりますが、普通の包装の場合は約半年、真空状態で約1年ほどあります。
あくまで商品の賞味期限を目安にしてください。
“消費期限“ ではなく “賞味期限” であれば、そうすぐには悪くならないので、期限を過ぎても1〜2ヶ月程度は食べられる可能性が高いです。
娘
と思われた方もいらっしゃるかもしれませんので少し解説。
水揚げされたばかりの新鮮なホタテを、すぐに下処理し急速冷凍して売られているのが冷凍ホタテ。
<急速冷凍とは> 文字通り一気に冷凍させることで、ダメージを最小限にし、商品の品質を落とさずに冷凍ができる方法です。 食品内の7〜8割は水分。その水分が凍るのがマイナス5℃〜マイナス1℃(最大氷結成温度帯と言います)なんですね。 この温度帯をゆっくり通るか(緩慢冷凍:家庭の冷凍庫)素早く通るか(急速冷凍:業務用)で、旨味の残り具合や細胞の破壊の度合いが変わります。 これには、マイナス30℃ほどの冷風を急速に吹き付け、30分以内に凍らせなければならないとされています。
このため、自宅で冷凍した場合ともともと冷凍の商品では、期限が大幅に変わってくるというわけです。
賞味期限切れのホタテはいつまで食べられる?
生のホタテは賞味期限ではなく、消費期限なので、上記でまとめた通りの期限内に必ず消費しましょう。
冷凍ホタテは賞味期限で表示されていることが多いので、1〜2ヶ月程度過ぎてしまったくらいなら、食べられる可能性が高いです。
しかし、冷凍焼けで味が落ちていることは十分考えられるので、あくまで美味し句食べられるのは賞味期限内です。
ホタテって腐るとどうなるの?
わたしはまとめ買い派なのですが、すぐに使わない生鮮食品はすぐにラップして冷凍してしまうので、腐らせたことがあまりありません。
ホタテが腐るとどうなるのか、調べてみました!
生ホタテ
殻付きホタテ:中の身をつついて、口が閉じない場合は死んでいますので食べないでください。腐敗臭がするものは食べないでください。
殻から身を外したホタテ:新鮮なホタテは身がしっかりとしています。逆にいうと身が緩んだりドロドロのものは、腐敗臭もすると思いますので、食べないでください。
冷凍ホタテ
冷凍ホタテは、“腐る“ というよりは “冷凍焼け” をします。
冷凍焼けした食品は、水分が抜けてパサパサになり、色や味も悪くなります。
家庭の冷凍庫は、日々の開け閉めによって、庫内温度を一定に保つのが難しいので、食品が凍ったり少し溶けたりを繰り返すことになります。
これによって冷凍焼けが加速しますので、できるだけ賞味期限内に食べましょう。
ノロウイルス
ホタテ貝や牡蠣など2枚の殻を持つ2枚貝は、ノロウイルス食中毒に注意しなければなりません。
貝はこのノロウイルスを中腸腺(内臓)という場所に溜め込みます。
ホタテでいうと “ウロ” と呼ばれる黒い部分なんですね。
そのため、貝柱のみ食べる場合は危険が低いですが、殻付きのホタテ貝の紐やウロも食べる場合は、しっかり加熱する必要があります。
ホタテの保存方法は?殻付きは冷凍もできる?
ここまで見てきたように、ホタテの保存は生なのか冷凍なのかによって変わります。
殻付き生ホタテ
- 生で食べる場合は2日間
- 3〜7日は殻から身を外しボイルして密閉容器で冷蔵保存
- 7日以上になる場合は1つずつラップを巻いた上でジッパー付き袋などで冷凍1ヶ月
つまり殻付きホタテは、そのままでは冷凍保存ができません。
刺身用生ホタテ
- 生で食べる場合は2日間
- 3〜5日はボイルして密閉容器で冷蔵保存
- 5日以上になる場合は1つずつラップを巻いた上でジッパー付き保存袋などで冷凍1ヶ月
冷凍したホタテの、美味しい解凍方法
食べる分だけをお皿などに移し、ラップをして冷蔵庫で半日ほど解凍します。
急ぐ場合は流水で10〜30分。その際は直接水がかからないように、ジッパー付き保存袋などに入れた上から流水を当てましょう。
ホタテのオススメアレンジレシピ
普段の刺身、バターソテー以外のアレンジをご紹介!
その前に少しだけ豆知識を♪
ホタテは切り方によって食感が変わります。
ホタテの繊維は縦に走っているので、それに沿って切るとぷりぷりしっかりした食感が楽しめます!
反対に、横にスライスするように切ると、柔らかくいただくことができ、刺身などに向いています。
コチュジャン和え
ホタテと、いか、きゅうり、みょうがなど好きな食材と合わせます。
コチュジャン、酢、砂糖で和えれば、ピリ辛韓国風!おつまみにぴったりです!
ハーブ和え
使う食材は、
ボイルしたホタテとイカ、玉ねぎスライス(できれば紫玉ねぎが綺麗)、ミニトマトの輪切り、ケーパー、ハーブ(ミント、ディルなどが爽やかでオススメ)
レモン果汁と鶏ガラの素を少量の湯で溶いたもの(コンソメでも可)、オリーブオイルで食材を和えるだけ。
ハーブは、半量は中に、半量は盛り付け後上から添えてください。
残暑厳しい今の季節に、さっぱり食べられるメニューです♪
ホタテの賞味期限はどれくらい?腐るとどうなるの?保存方法も!のまとめ
ホタテは状態によっても賞味期限が変わるので、注意したいですね!
- 刺身用生食は2日まで
- その後はボイルして冷蔵
- 5日を過ぎると1つずつラップし冷凍すると良い
- 解凍するときは冷蔵庫で半日程度かけて
- 腐敗臭がするものは食べない
- 殻付きの場合は、身をつついて口が閉じないものは死んでいるので食べない
皆さんも参考にしてみてください♪
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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