女性の好きな物にランキングされるアボカド!
スーパーで「食べ頃のアボカド!」と思って買ったのにまだ早かったり、逆に買ったことをすっかり忘れて傷んでしまった!何ていうことはありませんか?
アボカドの食べ頃や保存方法って意外とデリケートで難しいものです。
そこで今回は、アボカドの熟成別の保存方法や半分使ったものを長持ちさせる方法などご紹介します。
また、アボカドの賞味期限についてはこちらにも詳しくまとめているので参考にしてくださいね。
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アボカドのおすすめの保存方法は?冷凍もできる?
アボカドを買う時に、色が緑色っぽいものはまだ食べ頃じゃない?など迷いませんか?
触って確かめたいけど…このご時世、いくつも商品を触って食べ頃を確かめるのは気が引けますね。
でも大丈夫!もしも食べ頃ではないアボカドを買ったとしても!
熟成度に合わせて上手に保存すれば、いいタイミングで美味しく食べることができます。
そこで、いくつか試した中で一番良かったアボカドの保存方法をお伝えしますね。
アボカドの保存方法
熟成前
食べ頃のアボカドは、写真のような皮が緑色から黒色に変化し始めて、指で優しく触ったら少しへこむ弾力のあるものです。
皮が緑色で触ってみてもアボカド全体が硬い場合は、まだ食べ頃ではないので熟すまで常温で保存します。
- 温度…8~25℃ 15℃から追熟する、27℃以上になると傷みやすくなるので注意する
- 期間…3~5日くらい
- 場所…風通しのいい冷暗所に置く
アボカドはヘタの部分から熟していくので、その近くの皮と身の間にすき間ができたり、皮がパコパコしているものは熟れ過ぎています。
そうなる前にヘタを中心に観察して、熟れ具合を見ていくといいですね。
熟成後
熟成するまで待っていたのにタイミングを逃して熟れ過ぎた!とならないように、ご家庭で追熟したアボカドは冷蔵庫の野菜室で保存します。
- 温度…野菜室の7℃くらいが適温
- 期間…4~5日
- 包装…アボカドは一つずつラップで包んでからポリ袋に入れて保存する
アボカドは、5℃以下になると低温障害を起こして変色するため冷蔵保存は避けましょう!
冷凍保存
熟して食べ頃だけど、旅行に行くからすぐに食べられない!など長く保存したいときや夏場は冷凍保存します。
- 温度…-18℃(冷凍室)
- 期間…1ヵ月くらい
- 包装…一つずつラップで包んでからフリーザーパックに入れ、しっかり空気を抜いてからパックを止め保存する
解凍方法
冷凍したアボカドを使う時は、常温で自然解凍します。
冬場でなければ30分くらいで解凍します。
指で押して柔らかくなっていたら解凍できていますが、その少し手前の半解凍状態で調理した方がカットしやすいのでおススメですよ。
ママ
アボカドが半分残ったときのおすすめ保存方法は?
半分だけ残る!使ってしまえばいいのに…なんて思うかもしれないけど、使い切れないときもあります。
そんな時は、切り口が酸化して変色しないように保存しましょう!
半分残ったアボカドの保存方法
種は取らずに保存します。
種を取ってしまうと酸化する部分が増えるのでそのままに、切り口にはレモン汁をまんべんなく塗り、ラップをしてポリ袋、または密閉容器に玉ねぎを半分に切ったものと一緒に入れ野菜室で保存します。
玉ねぎを一緒に入れる理由は、玉ねぎから硫黄成分が出るから変色を防いでくれるようです!
試しに玉ねぎを入れない半分アボカドも保存してみたのですが、入れた方は2日間変色なしで、入れない方は半日くらいで変色しました。
スライスしたアボカドの保存方法
カットしたアボカドにはまんべんなくレモン果汁を絡めて、一回分ずつをラップに包んで、フリーザーパックに入れて冷凍庫に保存します。
保存期間は1ヵ月くらいで、解凍するときは野菜室に移します。
常温で解凍すると、アボカドが傷むことがあるのでお勧めできません。
アボカドを長持ちさせるためのコツは?
熟したアボカドはそのままにしておくとどんどん追熟していくので、長持ちさせるには追熟をさせないように15℃以上の温度にならない所に保存します。
また、熟していないアボカドを早く追熟させるために、エチレンガスを発生させるリンゴやメロンなどの果物を一緒に入れます。
反対に追熟させたくない場合は、エチレンガスを出す果物と熟したアボカドは一緒に置かないことが長持ちさせるコツになります。
そして購入する前に、長持ちするアボカドを見極めるコツがあるのです!
形
実は美味しいアボカドは形が重要で、きれいな『しずく』のような形をしているものを選びます。
皮のツヤ
新鮮なアボカドの皮は、しわがなくツヤとハリがあります。
直ぐに調理する場合は、先ほどお話した熟成しているアボカドの色を選びますが、しばらくして使う場合は皮の色が緑っぽいものを選ぶといいですよ。
ヘタの周囲
ヘタが取れているものは中身が傷んでいる可能性が高いのと、ヘタの部分がぷよぷよしていて、少し押すと皮と身がパコパコしているものも新鮮ではありません。
ヘタの部分は要注意です!
新鮮なアボカドをしっかり見極めて購入すると長持ちするからお得ですね。
アボカドの保存方法で夏に気を付けることは?
アボカドの原産地は暖かい国が多いので、乾燥と低温に弱いデリケートな果物です。
ですが、27℃以上になると傷んでしまうので、夏場気温の高い時期は常温で保存するのは難しいため、野菜室や冷凍室の保存をおススメします。
また、アボカドを作り置きおかずの材料として、下準備の状態で保存すると夏場でも割と長く保てます。
アボカドの漬け
アボカドを1㎝くらいのダイス切り(角切り)にし、密閉容器に入れて、かつお節適量とストレートタイプの麺つゆをアボカドがヒタヒタになるくらい入れたら、ふたをして冷蔵庫で保存します。
こうするとアボカドが空気に触れないため、1週間くらいは保存できます。
アボカドは味が付いているから直ぐに料理に使えて、付けた調味料はオリーブオイルなどと混ぜるだけでドレッシングにもなります。
まとめ
アボカドの保存方法についてまとめました。
- 熟成していないアボカドは常温保存で追熟させ、熟したアボカドは27℃以上の環境になると傷みやすくなるため野菜室で保存する
- 夏場や熟したアボカドを長期保存したい場合は冷凍保存する
- 半分に切ったアボカドを保存するときは、種を取らずに切り口にはレモン汁を塗って、切った玉ねぎと一緒にポリ袋や密閉容器に入れ野菜室で保存する
- 熟したアボカドは追熟させないように、15℃以上になる所とエチレンガスを発生する果物と一緒に置くのは避ける
- 購入時に形・皮のハリとツヤ・ヘタの部分がしっかりしている新鮮なものを選んで長持ちさせる
- 夏場の気温に注意して野菜室や冷凍庫に保存したり、アボカドをカットしから調味料に漬け、空気に触れないようにして冷蔵保存することもできる
カットしたアボカドが熟していないときに加熱して食べることもできますが、自然に追熟した方が美味しいので、少しだけ待って食べる方をおススメします。
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