関東では「さつま揚げ」、関西では「てんぷら」、鹿児島では「つきあげ」と呼ばれ、全国で愛されているさつま揚げです。
我が家は沿岸にすんでいるので魚を使った加工品のさつま揚げは昔から馴染みがあり、食卓にも並ぶことが多い食品です。
おかずが足りない時にそのまま出せるありがたい食品でもあるし、寒い季節にはおでんの具材としてとても活躍します。
ただし、一度にたくさん食べれるというものではないので、余ってしまうこともあると思います。
そんなさつま揚げの賞味期限はどれくらいなのでしょう?腐るとどうなるか?保存方法についても詳しく紹介していきます。
また、いろんな加工食品の賞味期限などについてはこちらにまとめているので、合わせて参考にしてくださいね。
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さつま揚げの賞味期限はどれくらい?
さつま揚げの賞味期限は保存状態によって変わってきます。
生のさつま揚げ
冷蔵庫で保存した場合
・6日~7日
真空パック
冷蔵庫で保存した場合
・15日~30日
冷凍保存
・1ヶ月~3ヶ月
ここでさつま揚げがどの様に作られるのか簡単に説明します。
- 魚のすり身に、塩や調味料などを加え練り上げる
- 丸型、小判型、四角それぞれの形に成形される
- 焼き色よくあげる
- ベルトコンベアーの上で冷ます
- 長いトンネル状の冷却器で冷やす
- 商品を保護し、清潔な状態に保つように包装する
引用:紀文
このようにして食卓に届けられるのですね。
賞味期限切れのさつま揚げはいつまで食べられる?
きちんと保存しておけば長い間食べられるさつま揚げですが、つい冷蔵庫に入れっぱなしで賞味期限が切れてしまう事が良くあります。
賞味期限が切れてしまったさつま揚げはいつまで食べられるのでしょうか?
賞味期限とは「その食品を美味しく食べられる期間」のことを言います。
さつま揚げも同じです。
賞味期限が切れていても食べることはできますが、状態をよく確認してから判断して下さい。
また、少しでもおかしいなと感じた場合は食べるのをやめましょう。
では、どの様に判断すればよいか、次の腐るとどうなるの?で詳しく紹介していきますね。
さつま揚げって腐るとどうなるの?
・表面がネバネバしている
・表面にぬめりがある
・糸を引いている
・すっぱい臭いがする
・柔らかくなり、溶けている
・カビが生える
このような状態になってる場合、腐っている可能性が高いので処分することをオススメします。
たとえ賞味期限内であっても、腐っている場合は食べるのをやめた方が良いでしょう。
また、腐っていなくても賞味期限が過ぎてしまったさつま揚げを食べる場合は「自己責任」となりますので十分注意しましょう。
さつま揚げの正しい保存方法は?
いただきものの場合、たくさん量があって使い切れませんよね。
そんな時はどのように保存しておけば長く食べられるのでしょうか?
正しい保存方法を知っていれば味を落とさずに最後まで食べきれます。
冷蔵保存
・そのままでも1週間保存可能
・必要な場合は小分けにして密閉袋などに入れて保存
冷凍保存
・1枚ずつラップで空気を抜くようにラップで包む
・密閉袋に入れて冷凍庫で保存
・1ヶ月~3ヶ月保存可能
解凍方法
・自然解凍
(そのまま食べる場合は自然解凍しましょう)
・凍ったまま使用
(おでんや、煮もの鍋に使う場合は凍ったまま出汁などで煮ることができます)
さつま揚げを使う時のポイント!
おでんや煮物に使う場合は、油抜きをしましょう。
さつま揚げは油で揚げているため、そのままの状態で使うと汁がギトギトになってしまいます。
やかんや鍋でお湯を沸かし、さつま揚げをザルなどに入れて熱湯をかけるか、鍋でお湯を沸かしさつま揚げをくぐらせてから使いましょう。
このひと手間をすることによって、油っぽさがなくなって美味しく料理を仕上げることができます。
簡単に出来るので、みなさんもやってみて下さい。
冷凍保存もできるさつま揚げを使った1品
・さつま揚げ1枚を1cmくらいにカット(好きな大きさにカットしてください)
・長ネギを1~2cmのそぎ切りにする
・フライパンで炒める(油はさつま揚げから出るので引かなくてもOK)
・砂糖と醤油または塩コショウで味をつけて完成
・小分けにしてお弁当にも
冷凍できる野菜を使えばいろんなアレンジができます。
小分けにして冷凍すればお弁当にも使えるので時短にもなりますね。
さつま揚げの賞味期限はどれくらい?腐るとどうなるの?保存方法も!まとめ
さつま揚げの賞味期限はどれくらい?腐るとどうなるの?保存方法も!について紹介してきました。
・生のさつま揚げは冷蔵庫で6~7日程度保存可能
・真空パックのさつま揚げは15~30日程度保存可能
・冷凍したさつま揚げは1~3ヶ月程度保存可能
・賞味期限切れを食べる場合は自己判断で
・腐るとぬめり出てくる、糸を引く、すっぱい臭い、カビが生える
・冷蔵・冷凍保存ができる
・煮物に使う時は油抜きをすると良い
魚が原料なので、賞味期限はもっと短いと思っていましたが、以外と長く保存できるのでおどろきました。
上手に保存して、寒い季節を美味しいおでんや鍋を楽しみましょう!
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