鶏のささみは低脂肪・高タンパク質の食品で、ボディビルダーを目指すトレーニーから、引き締まった身体を手に入れたいレディまで、積極的に摂りたい食品の一つです。
我が家でも毎週大量にささみを買ってきては、冷凍保存で消費期限を延ばしているんですが、あっさりした脂の少ない部位なので、様々な料理に使えるのが嬉しいですよね!
でも、調理方法のよってはパサパサしてしまったり、味付けが単調になってしまうのが悩ましいところです。
今回は、ささみの賞味期限と消費期限、消費期限が切れてしまった時の対処についてお話します。
また、いろんなお肉の賞味期限などについてはこちらにまとめているので、合わせて参考にしてくださいね。
好きなところから読む
ささみの消費期限はどれくらい?
ささみの消費期限
ささみに記載されているのは「消費期限」です。
鶏肉は、牛肉や豚肉よりも傷みやすく、消費期限が短いため、買ってきたら、当日使わない分はすぐに冷凍保存しましょう。
鶏肉は水分量が多く、脂肪が少ないのが特徴です。ささみは脂肪がさらに少ないので、上手に冷凍保存して美味しく食べましょう!
鶏肉の消費期限は、保存方法によって加工日から4~6日と定められています。
スーパーで並ぶ時には、加工してから既に1~2日経過していることがほとんどで、私たちが手にする時には、「消費期限が明後日!」といういことが多いのです。
値札シールに、「加工日」「消費期限」と分けて書かれていますので、明日の献立やお弁当に使うものは、加工日が新しいものを選びましょう。
賞味期限と消費期限
賞味期限と消費期限について、ご存知の方も多いかと思いますが、おさらいしましょう!
「賞味期限」は美味しく食べられる期限のことで、お菓子や缶詰、真空パックされた商品など、長期保存可能な食品に使われます。
一方、「消費期限」は、安全に食べられる期限を示していて、この期限を過ぎると、劣化や雑菌の繁殖により食品が痛み出します。長期保存が出来ない、肉や魚、惣菜やお弁当に記載されます。
消費期限切れのささみは加熱すれば食べられる?
消費期限がきれたささみは、加熱すれば食べられるのでしょうか?
答えは「場合によっては食べられる」です。
明らかに腐っている、異臭がするものは、加熱しても食べられません。
私も、買ったことを忘れてしまい、消費期限が過ぎたことが何度かありますが、2日過ぎた時は表面のヌメリを洗い流してスープにして食べられました。
3日過ぎたものは、生ごみの様なキツイ腐敗臭がしていたので捨てました。
「消費期限が昨日まで」というささみを食べて、お腹を壊した方もいるので、ささみは日数ではなく「自分の目で見て臭いをかいで」、食べられるか確認しましょう!
それにしても、ささみを大量に買ったりもらったりして万が一腐らせてしまったらもったいないですよね!
だけど定番のメニューしか思いつかない・・・という方はスマホアプリがおすすめです。
食材名で検索するといろんな料理の作り方が出てくるので、私も毎日のように使っています(*^-^*)
また、生焼けの鶏肉を食べてしまったときの対処法や再加熱についてはこちらにまとめているので、あわせて参考にしてくださいね。
食べられないささみの見分け方は?
腐ったささみの特徴
ささみは腐ると、見た目と臭いに変化が現れるのですぐに分かります。
食べられないささみの特徴はこちらです!
・表面がヌルヌルしている
・触ると糸を引く
・表面が白くにごっている
・臭い
食べられるか確認する時は、一度パッケージを開けて確認してください。
処分する際は、臭いも出やすいので新聞紙に包んでビニール袋に入れて捨てるとよいでしょう。
消費期限切れでも食べられるささみ
上記に、食べられないささみの特徴を挙げましたが、賞味期限切れでも、以下に「全て」当てはまれば食べられる可能性が高いので、チェックしてみてください!
・表面の色がピンク色のままで、変色しているところがない
・ヌメリを洗い流したら糸を引かなくなった
・異臭がしない
・火を通した後も異臭がしない
※あくまで「食べられる可能性が高い」ということを忘れないでください。少しでも不安がある時は捨てましょう。
次回に活かしてください。
また、買ってきてすぐのささみでも、多少のヌメリがありますが、腐った時に引く糸とは違います。
納豆のように、細くて透明な糸が腐っている時の糸なので、キッチンペーパーで水分を取ってもう一度確認してください。
買ってきたばかりのささみを観察して、食べられる状態を覚えておきましょう!
ささみの正しい保存方法は?
冷凍保存の日持ち
ささみは、冷蔵庫では長く日持ちできません。
食べきりサイズで買うよりも、まとめて買った方がお得な場合もあるので、食べきれない分は冷凍庫に入れましょう。
鶏肉の中でも、脂の少ないささみは、から揚げやソテーに使われるムネやモモと比べて、パサパサしやすくなっています。
冷凍していても、1カ月以内には使い切るようにしましょう。
私も経験したのですが、「冷凍しておけば永遠に大丈夫」と思ってとっておいたら、冷凍焼けしてしまい、カッサカサになっていました。
忙しい時や、体調不良の時のために取っておこうとしましたが、冷凍庫の乾燥しやすさを舐めていたのでしょう。
私の料理の腕が未熟なのもありますが、冷凍庫の臭いも気になって、美味しく食べることはできませんでした。
冷凍保存の方法
生の状態であれば、1本ずつ、もしくは使いやすい量で小分けにして冷凍しましょう。
この時、スジを先に取っておくと食べやすくなります。面倒くさがりな私は、筋を取らずに調理して、噛み切れないスジが歯の間に挟まりまくってました。
皆さん、スジはちゃんととりましょう!
そこで、私がおすすめするのは「茹でてから保存する」方法です!一度茹でることで、身をほぐせるのでスジが取りやすくなります。
ポイントはこちら!
・茹で過ぎ注意
・余熱で火を通す
この2点だけです。
では、手順をご紹介しましょう!
①お湯を沸騰させる
②ささみの臭みを消すために、酒と塩を少し入れる
③沸騰したら30秒~1分茹でて、ふたを閉めて自然に冷めるまで放っておく
④ささみを手やフォークで割いて、食べやすい大きさにする
⑤スジがあったら取り除く
冷凍保存後のレシピ
冷凍保存していたささみは、自然解凍やレンジの解凍機能で解凍しましょう。また、解凍したささみはすぐに使ってください!
ささみはパサパサしがちなので、スープや煮物の具に使うと、しっとりした食感で食べられます。自然解凍してから使うのが理想です。
・鶏ささみの卵スープ
沸騰したお湯にほぐしたささみを入れる→出汁と塩,胡椒で味を調えてから溶き卵入れる
ごま油を垂らせば中華風のスープになります!
・シチューやカレーの具にする
通常通りにカレーを作り、煮込む前にほぐしたささみを入れる
ささみの賞味期限はどれくらい?消費期限切れでも加熱すればOK?のまとめ
値段も安く、低脂肪・高タンパク質な鶏のささみは、上手に保存して美味しくいっぱい食べましょう!
ささみの消費期限と、保存のポイントをおさらいします。
・冷蔵庫では1~2日で傷んでしまう
・冷凍庫でも1カ月以内に食べきる
・糸を引いたり、洗っても取れないヌメリがあったら捨てる
・ラップで小分けにして冷凍すると便利
冷凍する前に、塩胡椒で味をつけたり、漬け込み肉にしてしまうのもおすすめです!
ささみの豆知識はこちらにまとめていますので、あわせて参考にしてください。

たまには時短したい!新鮮で安心な食材を使いたいという方は、こちらもチェックしてくださいね(*^-^*)
私も愛用しています!

コメントを残す