ダイエットをするために、ささみを食べているという方もいることでしょう。
だけどなんとなく食べているけど一向に痩せないという人もいるかと思います。
そもそも、ささみって本当にダイエットに向いている食品なのでしょうか。
カロリーだったり、糖質だったりささみには一体どのくらい含まれているか気になってきますよね。
そこで、今回はささみのカロリーや栄養分、食べすぎてしまうと起こることや上手な食べ方についてお伝えしていきます。
好きなところから読む
ささみの食べ過ぎは太る?
ささみの食べすぎで太るかどうかということですが、この答えは半々といったところです。
というのも、後ほど説明するのですが、ささみ自体はカロリーも低く、糖質もゼロなので、他のお肉に比べてもダイエットにはとても向いている優秀な食材なのです。
しかし、そんな優秀なささみも時として太りやすくなってしまいます。
というのも、原因はささみを食べるときの味つけや調理法などによるものです。
ささみを食べる時には、皆さん何かしらの味付けや調理をするかと思います。
例えば、ささみフライでは油を使うのでその分カロリーなども上乗せになりますし、サラダだから安心しきっている棒々鶏などにする場合には、ドレッシングなどの味つけで砂糖などが添加されるので、どうしても太りやすくなってきます。
もちろん、味付けをしたとしても工夫次第では太りにくいですし、食べすぎを防止すればそれなりに回避することは出来ます。
ですので、ここでの答えとしては、シンプルにささみだけを食べれば太りにくいけれど、味つけや調理によっては食べすぎると太りやすくなってしまうというのが真相なのです。
痛風にも注意!
また、食べすぎることで起こるのは肥満だけではありません。
ささみには、痛風の原因になるプリン体が多く含まれています。
(100gあたり153㎎)
ちなみに、他の食品でプリン体を含む食品の代表例といえば・・・
レバー(100gあたり200~320㎎前後)
白子(100gあたり300㎎)
エビ、イワシ、カツオなどの魚介類(200~270㎎)
でこの程度ありますので、ささみの量も割かし多いということが分かるかと思います。
プリン体は体内で尿酸として分解され体外へ排出されるのですが、多く取ってしまうと体内で分解処理しきれずに、尿酸が溜まった状態になってしまい、それらが痛風の原因になって、突然足の付け根などに痛みを引き起こしてしまうのです。
ですので、ダイエットにいくら良い食品だからといって食べすぎることは良くないので注意しましょう。
ささみの一日の適量はどれくらい?
ささみの1日あたりの適量ですが、大体2本くらいです。
これは、1日あたりのタンパク質の摂取量によるものだからです。
1日あたりのタンパク質摂取量
男性60~70g、女性50g程度
ささみ2本も食べると、タンパク質が20g以上とることが出来ます。
食べるのはささみだけではないので、必ず他の食品からもタンパク質は取り入れられるのでささみだけでタンパク質を取り過ぎると過多になってしまうので、ある程度容量を残しておく必要があります。
ですので、2本を目安に食べると良いでしょう。
ささみカロリーや糖質、タンパク質はどれくらい?
ささみのカロリーや糖質、タンパク質の含有量を見ていきたいと思います。
100gあたり(おおよそ2本)の表記です。
生のささみの場合
カロリー:105㎉
糖質:0g
タンパク質:約24g
茹でささみの場合
カロリー:130㎉
糖質:0g
タンパク質:約29g
生と茹でた場合では、若干違ってきますがカロリーも糖質も低くダイエットには向いています。
他のお肉のカロリーや糖質(100gの生肉あたり)
・皮あり鶏モモ肉 204㎉ 糖質0g
・皮なし鶏モモ肉 127㎉ 糖質0g
・皮あり鶏むね肉 145㎉ 糖質0g
・皮なし鶏むね肉 116㎉ 糖質0g
・豚ヒレ肉 115㎉ 糖質0.1g
・牛ヒレ肉 133㎉ 糖質0.6g
生肉での比較になってしまいますが、割かしカロリーや脂肪分などの少ないお肉と比較しても、鶏のささみのほうが若干カロリーも糖質も低いということがお分かり頂けるかと思います。
ですので、数字的に見るのなら食べるのは、ささみの方が良いのかもしれませんね。
ダイエット中におすすめの食べ方は?
ささみをダイエット中に取り入れるのならチョットした工夫で大分変わってきます。
①1日1食主食をささみに置き換える
ダイエットをしたいからといって、毎食ささみだけということはNGです。
ささみはタンパク質や低糖質ですが、これらだけでは痩せることは出来ません。
ダイエットには栄養のバランスが常に大事なるので、注意しましょう。
②他の食品も一緒に食べよう
ささみは、糖質がなくカロリーも低いのでダイエットには向いているのですが、あまりにもカロリーが低い食べ物を食べ過ぎていると、身体にエネルギー源が行き渡らず、筋肉からエネルギーを作り出そうとします。
筋肉からエネルギーが作られてしまうと、脂肪を分解する力や代謝が思っている以上に落ちて痩せるどころではなく逆に太ります。
先ほどもお話ししましたが、ダイエットをする上で重要なのは全ての栄養素をバランス良くとることです。
ささみで補えるのは主にタンパク質なので、脂質や糖質、ミネラル、ビタミンなどは他の食品から上手く取り入れて行きましょう。
③茹でたり、蒸したりしたささみを食べて油をほぼ使わないようにする
せっかくの低カロリー糖質ゼロのささみでも、調理法や味つけなどでカロリーた糖質、脂質などが急にアップしてしまいます。
それを食べすぎると結果的に太りやすくなってしまうので、調理するときには、蒸すか茹でる、そして油などを使いすぎないように注意しましょう。
ささみの食べ過ぎは太る?気になるカロリー糖質やダイエット中におすすめの食べ方も!のまとめ
ささみの食べすぎやカロリーなどについてご紹介しました。
・ささみの食べすぎは調理法や味つけなどによっては太る可能性がある
・ささみは1日あたり2本を目安にする
・生ささみのカロリー:105㎉、糖質:0g、タンパク質:約24g
・茹でささみのカロリー:130㎉、糖質:0g、タンパク質:約29g
ダイエット中におすすめの食べ方
①1日1食主食をささみに置き換える
②他の食品も一緒に食べよう
③茹でたり、蒸したりしたささみを食べて油をほぼ使わないようにする
ささみは、ダイエット向きですが調理法などで一気に変わってきてしまいます。
ダイエットするときには、バランスも重要なのでささみを食べているのに何も効果がないという方は是非今回の記事を参考にしてみてくださいね。
コメントを残す