鯖缶が賞味期限切れ⁉何年ぐらい食べられる?開封後は?

手軽に食べられて、しかもおいしいと評判の鯖缶。

少し前からブームに火が付き、一部にはスーパーの陳列棚から鯖缶が消えたところもあるほどの人気ぶりですよね。

栄養価たっぷりで、そのまま食べても十分おいしく、アレンジ方法も豊富で鯖缶を使ったレシピも数多く紹介されています。

また、鯖に含まれているEPA(エイコサペンタエン酸)が脂肪燃焼を促進するため、ダイエットにも向いているようです。

種類も料理に使える「水煮」や、そのまま食べられる「味噌煮」「醤油煮」、変わり種の「オリーブオイル漬け」「カレー味」「トマト煮込み」と豊富です。

ここでは、賞味期限切れの鯖缶や、開封後の賞味期限、保存方法について紹介していきます。

好きなところから読む

賞味期限切れの未開封鯖缶は何年ぐらいまで食べられる?

鯖缶の賞味期間は製造から3年程度ですが、賞味期限から2~3年過ぎても十分美味しく食べられます。

けれど缶の状態によっては、食べるのをやめておいた方がよい場合があります。

サビ

缶が錆びていると穴が開いている場合があります。そこから雑菌が入って腐敗していることがあります。

缶の膨張

何かしらの原因で缶の中身に錆が発生したり、雑菌が死滅していなかったりするとガスが発生して、缶が膨らんできます。

そうなると中身が腐敗しているので、食べるのはやめておいた方がよいです。

蓋がぺこぺこする

缶の蓋を押してみてぺこぺこと凹む場合も、中身が変質してガスが発生していることがあります。

 

鯖缶について調べていく中で、驚いたことがありました。

ふつう食品は、新鮮な方が美味しく、賞味期限が切れると食べられなくなるし、美味しくないというイメージがありますよね。

けれど、鯖缶は製造されてから間もないものよりも、半年から数年置いたものの方が美味しいという意見がちらほらありました。

製造間もないものは身がパサパサとしていますが、保存していくうちに身がしっとりと柔らかくなり味が染みていくんだとか。

メーカーで「賞味期間は3年」と言われているのは、長期間保存されていることで起こる食感の変化が影響しているようです。

今度、スーパーで鯖缶を買う時は、できるだけ賞味期限に近いものを買ってみようと思います。

開封後の鯖缶の賞味期限はどれくらい?

鯖缶の主要メーカー3社(マルハニチロ、キョクヨー、ニッスイ)のQ&Aによりますと、開封してから冷蔵庫で保存して早いうちに(ニッスイは2日以内)食べるようにと記載してあります。

缶詰を開けてしまった後、どのくらい保存できますか?

缶詰は開封後は通常の食品と同じです。食べきれない場合は、中身を別の容器に移していただき、冷蔵庫で保存し、お早めにお召し上がりください。

【引用元】https://www.kyokuyo.co.jp/inquiry/faq/#page-link04

開封前だと3年間の賞味期間がある缶詰でも、開封した瞬間から外気に触れて、雑菌にさらされるので生ものと同じ扱いになります。

さらに3社とも、缶から出して別容器に移し替えて保存することを薦めていました。

缶の内側の仕様について、野菜や果物の缶詰の場合と、魚介や肉の缶詰の場合では異なるとのこと。

魚介や肉の缶詰の内側には金属と食品が直接触れないよう、ポリエステルフィルムでコーティングしてあります。

一方、野菜や果物の場合は金属スズを中の食品に触れるように、あえてコーティングしてありません。

それは果物や野菜に含まれる酸素をスズが吸収して、酸化を防いでくれるからという理由があるため。

果物・野菜の缶詰は、開封後そのまま保存しておくと、缶の内側にサビが出てくるので別容器に移し替えることが必須です。

一方、鯖缶や魚介・肉の缶詰はコーティングしてあるので、開封後は缶のまま保存ができるはずですが、万が一の安全上、メーカー側は別容器に移し替えて保存することを薦めているようです。

鯖缶は腐るとどうなるの?

よい保存状態に置かれた未開封の鯖缶なら、腐ることはありません。

中身の鯖の食感や風味は変化しますが、雑菌が湧いているいるわけではないので、食べることができます。

ただ缶の周りにサビがついていたり、缶が膨張していたり、フタを押すとペコペコと凹むようなものは中身に空気が入って腐っていることがあるかもしれません。

その場合は封を開けたときに、中身の状態をよく確認してみてくださいね。

鯖缶の正しい保存方法は?

未開封だと、直射日光が当たる場所や高温になる場所を避けて、冷暗所で保存することをおすすめします。

ところで、食品の保存方法としてよく目にする「冷暗所」ですが、いったいどのような場所をいうんでしょうか。

冷暗所とは「常温よりも温度が低く一定であり、直射日光が当たらない場所」を指します。

常温とは食品表示法によると15~25℃とのこと。

なので冷暗所は「気温1~15℃の直射日光が当たらない場所」ということになります。

また、缶詰は湿気があると缶が錆びてしまうので、湿気が多い場所も避けた方がいいです。

冷蔵庫は2~6℃に設定されているので保存に向いています。

けれど、冷蔵庫の場所をできるだけ取りたくない場合は、台所の収納棚もおすすめです。

開封後に中身を使い切らずに残してしまったときは、缶から別の容器に移し替えて、ラップで覆って冷蔵庫で保存すると2~3日は大丈夫ですよ。

まとめ

鯖缶の賞味期限と保存方法についてお伝えしましたがいかがでしたでしょうか?

手軽においしく青魚の栄養をまるごと食べられる鯖缶。

魚を食べることが少なくなった現代人の需要にぴったりの食品じゃないでしょうか。

これからも毎日の食事に取り入れていきたいですね。

・賞味期限から2~3年過ぎていても、おいしく食べられます。

・開封後は容器に移し替えて、冷蔵庫に保存し、2~3日で食べきりましょう。

・未開封なら腐ることはありませんが、缶の状態に注意しましょう。

・缶詰は、直射日光が当たらない高温になる場所をさけて、冷暗所で保存しましょう。

パパ

最近は災害時の備蓄食料として鯖缶が注目されているみたいだね!
鯖缶なら家庭でも料理に使えるし便利よね!

ママ

わたしも鯖缶の料理だいすき(^^♪

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。