お祭りの屋台などで売られているりんご飴ですが、持って帰ってから食べたり、食べきれず余らせてしまったなんて経験はありませんか?
意外と1個が多いので、すぐに食べきるのは大変ですよね。
そんな時に気になるのが賞味期限や保存方法ではないでしょうか。
そこで、今回はりんご飴の賞味期限や保存の仕方などお伝えしていきます。
その他のお菓子の賞味期限についてこちらも参考にしてみて下さいね
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りんご飴の賞味期限はどれくらい?
りんご飴の賞味期限はどのくらい持つのでしょうか。
市販のものと手作りのものに分けて見ていきましょう。
市販のもの(屋台)
お祭りなどの屋台で売られているリンゴ飴の賞味期限は、当日中です。
また、食べかけや一口でもかじったりした場合には、半日以内が賞味期限です。
手作りのもの
手作りのものは、冷蔵庫へ入れれば1~2日程度は持つでしょう。
そのときは割り箸はしないとより良いでしょう。
ただし、かじったり一口でも食べれば当日中が期限となります。
短すぎる賞味期限の理由~屋台編~
屋台などで買ってきたリンゴ飴を長く楽しみたいと思っていたのに、かなり期限が短くて残念という感じになってしまったかと思います。
ではどうしてこんなにも短いのかというと・・・
・屋台の場合、意外と古いリンゴが使われていることが多い
・お祭りは夏の暑い時期に行うことが多いので温度変化でリンゴが傷みやすい
・外で作られ売られているのでホコリなどのゴミが付着しやすい
・常温で長時間おいておくので傷みやすい
など屋台で売られているリンゴ飴の場合、傷みやすい要素が満載なのです。
また、屋台だけでなく手作りのものも日持ちはあまりしません。
屋台と共通することもあるので、こちらも合わせてお話します。
短すぎる賞味期限の理由~手作り編~
・割り箸でリンゴを刺すことでリンゴに傷がつき、そこから劣化が始まる
・生の果物に熱々の飴をかけることで、熱に耐えられずリンゴが傷みやすい
・生の果物なので徐々に水分が溶けだし飴が溶ける
などが起こるためどうしても期限が短くなってしまいます。
賞味期限切れのりんご飴はいつまで食べられる?
賞味期限が切れたりんご飴ですが、食べるのは止めてください。
というのも、りんご飴による食中毒が怖いからです。
日本の話しではないのですが、2014年にアメリカでキャラメルでコーティングされたりんご飴が原因の食中毒がおこり命を落としてしまった方も数名いました。
リステリア菌という菌が原因の食中毒だったのですが、リステリア菌はもともと自然界の中にはごく普通に存在しているものなのですが、十分に加熱されていない食品などに付着しやすい菌で有名です。
リステリア菌自体、熱や寒さに弱くしっかりと加熱して冷ませば増殖を防ぐ事が出来るので、健康な人が食べてもすぐに重症化することはありません。
しかし、抵抗力の弱いお年寄りや子ども、妊婦といったかたが感染してしまうと非常に強い症状がでてしまいます。
リステリア菌で汚染されたりんごを食べても実は、味の変化が起こることがないので気づかずに食べてしまったというケースが多いのです。
りんご飴の場合は、割り箸を使うので、万が一割り箸にリステリア菌が付着していると割り箸でりんご内部に菌を押し込んでしまうので、そこから菌が増殖します。
ちなみに、リステリア菌は2~3日ほど潜伏期があり発症すると、高熱、嘔吐、下痢などが起こり、重症化すると呼吸器障害や意識消失、血圧低下など命の危険を伴います。
日本ではりんご飴で食中毒というケースは稀ですが、アメリカのようにいつどこで起こってもおかしくはないので、期限が切れたものを食べるのは止めておきましょう。
りんご飴って腐るとどうなるの?
りんご飴は期限が短いとお伝えしましたが、期限が切れた後に腐ってしまった場合はどのような状態になるのでしょうか。
腐ったりんご飴の状態
・飴が溶けてべちゃべちゃになる
・リンゴがドロドロ溶けている
・リンゴが茶色や黒っぽく変色する
・変な色の水分が出てくる
・悪臭がする
・糸がひく
・食べるとポソポソした食感になる
・舌がピリピリとする
など明らかに普通のりんご飴には見られない状態になります。
ですので、期限内に食べきるようにしてくださいね。
りんご飴を食べきれないときの保存方法は?
りんご飴は大きいので、どうしても1回で食べきれないということがありますよね。
また、手作りした場合など複数作った場合には保存しておきたいところですよね。
保存に関してなのですが、しようと思えば出来るのですが、あまり保存することはオススメしません。
出来れば当日中に食べきるのが良いのですが、どうしてもという場合の方法です。
保存するときには、冷蔵庫へ入れるようにしてください。
冷蔵庫へ入れるときの方法は・・・
①割り箸が外せれば外す
②リンゴ飴全体をしっかりとラップで包む
③ジップロックなどの密閉袋に②を入れてしっかりと空気を抜いて封をする
④冷蔵庫に入れて早めに食べきる
手作りの場合、最初から割り箸を刺さずに作ると、割り箸によって内部につく傷がないので、2日程度は冷蔵庫で持たせることが出来ます。
ただ、屋台などのりんご飴は衛生上どんなにキレイに保存しても劣化は早いので、冷蔵庫に入れたから大丈夫だとは思わず早めに食べきるようにしてください。
冷凍は不向き・・・
冷蔵庫で出来るのなら、冷凍でも大丈夫では?と思うかもしれないですが、冷凍はオススメしません。
出来ますが、味が変わってしまったり食感がベチャッとしたりおいしくありません。
ですので、冷凍はしないようにしましょう。
りんご飴の賞味期限はどれくらい?腐るとどうなる?食べきれないときの保存方法は?のまとめ
りんご飴の賞味期限などご紹介しました。
・市販のもの(屋台)の賞味期限は、当日中で、かじった場合には、半日以内
・手作りのもの賞味期限は冷蔵庫で1~2日程度でかじった場合には、当日中
・賞味期限が切れたリンゴ飴は食中毒リスク高いので食べない
腐ったりんご飴の状態
・飴が溶けてべちゃべちゃになる
・リンゴがドロドロ溶けている
・リンゴが茶色や黒っぽく変色する
・変な色の水分が出てくる
・悪臭がする
・糸がひく
・食べるとポソポソした食感になる
・舌がピリピリとする
・基本的に保存はしない方がよいが、どうしてもの場合には冷蔵保存する
りんご飴は出来たてを早めに食べるのがおいしく安全に食べられるので、みなさんも早めに食べるようにしてくださいね。
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