レトルトハヤシが賞味期限切れ!いつまで食べられる?腐るとどうなる?

デミグラスソースのコクとトマトの旨味がおいしいハヤシライス。

子供から大人までハヤシライスが好きな人は多いですよね。

お家で作らなくても湯煎で温めたり、レンジにかけたりするだけで食べられる便利なレトルトハヤシは、忙しいときのお助けアイテムではないでしょうか。

家庭でもレトルトカレーと同じように常備しているところもあるでしょう。

けれど、ふと気がつくと「いつ買ったか分からないレトルトハヤシが戸棚に…。賞味期限はとっくに切れてた!」なんて経験ありませんか?

ここでは、賞味期限の切れたレトルトハヤシは食べられるのか、開封後の賞味期限、そして保存方法や腐るとどうなるのかをご紹介していきたいと思います。

また、いろんなレトルト食品やインスタント食品の賞味期限などについてはこちらにまとめているので、合わせて参考にしてくださいね。

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賞味期限切れのレトルトハヤシはいつまで食べられる?

保存状態がよければ、5年過ぎていても食べられます。

実際に5年経過品を食べた方もいらっしゃるようで、味もおいしく食べられたようです。

レトルトハヤシのように外箱の裏面表示に「この商品はレトルトパウチ食品です」や「この商品は気密性容器に密封した後、加圧加熱殺菌しています」という文章が書いてある商品は、殺菌処理がしてあるので、常温で長期保存できるようになっています。

保存している間に袋に小さい穴が開いて袋が膨張していたり、中身が変質していなければ、何年たっても腐らないので食べることができます。

ただし風味がかわってしまっている可能性はありますので、温めた後、臭いをかいでみて食べられそうでなければ、やめておいた方がいいでしょう。

開封後のレトルトハヤシの賞味期限はどれくらい?

使い切らずに余ってしまったレトルトハヤシは、容器を移し替えてラップをして、冷蔵庫で保存すれば2〜3日は大丈夫です。

メーカーのQ&Aには「開封後は直ちにお召し上がりください」と書いてありますが、インターネットの情報では冷蔵庫に保存して2〜3日に食べきるという答えが圧倒的に多いようです。

またジップロックなどのチャック付きパックに入れて冷凍保存すれば、2週間くらい大丈夫です。

余ってしまったレトルトハヤシのソースでこんなアレンジレシピはいかがでしょうか?

ハヤシスパゲッティ

①スパゲティを袋に書いてある時間でゆでる。

②スパゲティが茹で上がったらザルにあけて、お好みでバターを溶かしながら混ぜる。

③お皿にスパゲティを盛りつけ、上から残ったハヤシソースをかける。

④お好みでとろけるチーズをかけてレンジアップしてチーズを溶かし、上からパセリを振りかけて出来上がり。

鍋を一つしか使わないお手軽レシピ!時間のない忙しいお昼ご飯にピッタリ!

ハヤシライスコロッケ(小さいコロッケ8個分)

①ボウルに冷ご飯2杯分と余ったレトルトハヤシを袋半分の量加えて、よく混ぜ合わせる。

②①を8等分して丸めて、指で穴をあけてピザ用チーズを詰める。

③チーズがはみ出ないように丸めて、小麦粉、溶き卵にくぐらせ、パン粉をつける。

④170℃に熱した油でこんがりきつね色になるまで揚げて、出来上がり!

ちょっと手間はかかるけど…ホームパーティーやお弁当にピッタリ!

ケチャップやマヨネーズをかけても美味しそう!

また、レトルトハヤシソースとコンビーフを使ったユニークで手早くできる本格料理がこちら!

人気料理研究家のリュウジさんが教えてくれたレシピです。

ぜひ参考にしてくださいね。

レトルトハヤシの正しい保存方法は?

レトルトハヤシのように加圧加熱殺菌されている食品は、常温で保存しておいても腐ることはありません。

けれど、直射日光が当たる場所での保存は、向き不向きがあります。

使われている袋の材質によって、光を遮光するもの、光を通してしまうものがあるので、光を通す材質のものは食品棚などの日光が当たらない場所に保存する方がよいです。

箱の裏の表示に「この商品はレトルトパウチ食品です」と書いてあるものは、袋がアルミ材質でできているので、光を通しません。

また「この商品は気密性容器に密封し、加圧加熱殺菌しています」という表示があるものは、中身が透けて見えるような材質の袋なので、光が当たらない場所に保存する方がよいです。

一方、レトルト食品のように密閉した袋に入っているけれど、殺菌されていない商品もあります。

このような商品はチルド商品というジャンルで、流通するときも店頭で並べてあるときも冷蔵されているので、家庭でも冷蔵庫で保存しないといけません。

以前、間違えて常温保存していたチルド商品が原因で、食中毒事件が起きたことがありました。

気をつけましょう。

レトルトハヤシは腐ることある?腐るとどうなる?

レトルト食品は長期保存しても腐ることはありませんが、袋に穴が開いていたり、保存している間に中身が変質してしまった場合、腐ることがあります。

袋に穴が開いてしまった場合、穴から微生物が入ってしまい腐敗が進むと袋がパンパンに膨張します。

こうなってしまうと、食べられませんので捨てた方が良いです。

また、開封後に冷蔵庫で保存している間に腐ってしまうこともあります。

こうなっていると、そのハヤシライスは腐っているかもしれません。

早めに捨ててしまった方が安全です。

腐っているときの見た目

・表面が白っぽくカビが生えている。

・スプーンで持ち上げると糸をひく。

腐っているときの臭いと味

・酸っぱい臭い、味がする。

・いつもと違う異臭がする。

レトルトハヤシが賞味期限切れ!いつまで食べられる?腐るとどうなる?のまとめ

レトルトハヤシの賞味期限が過ぎたときの食べられる期間や、保存方法、腐るとどうなるかについてお伝えしました。

・賞味期限が切れた場合、5年過ぎていても食べられる。

・余ってしまったレトルトハヤシは冷蔵庫で保存すれば2~3日は食べられる。冷凍庫で保存すれば2週間は大丈夫。

・保存方法は、包材がアルミ材質なら「常温」で。包材が透明な材質なら「日が当たらない常温」で保存する。

・レトルトハヤシは腐らないが、袋に穴が開いていると腐ることがある。

手軽に食べられて、オムライスやドリア、パスタにいろんなアレンジが楽しめるレトルトハヤシ。

長持ちする安全な保存方法で、もっともっとレトルト食品を毎日の食事に取り入れていきたいですね!

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