みずみずしくて甘い梨は美味しいですよね。
これからの時期、よく食べられると思いますが、梨の保存方法や賞味期限など気になることも多いですよね。
そこで、今回は梨の賞味期限や正しい保存方法などお伝えしていきます。
また、いろんな果物の賞味期限についてこちらにまとめているので、合わせて参考にしてくださいね。
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梨の賞味期限はどれくらい?
梨の賞味期限は、保存方法によっても異なります。
それぞれ期限をみていきましょう。
常温での保存
常温でかつ、風通しのよい直射日光が当たらない涼しい場所で保存した場合の賞味期限は、3~4日ほど持ちます。
冷蔵での保存
冷蔵で保存する場合には、約5日~7日ほどが賞味期限の目安です。
冷凍での保存
冷凍で保存する場合には、約1ヶ月程度が目安となっています。
あくまでも目安であって、品種や保存方法によって変わってくるので、梨の状態をしっかり確認してくださいね。
賞味期限切れの梨はいつまで食べられる?
賞味期限が切れてしまった梨ですが、食べない方が良いでしょう。
というのも、梨は他の果物より水分が多く、日に日に傷んでいきます。
賞味期限が切れるころには、梨が買った時とは違っていることが多いので、食べない方が良さそうだなとなんとなく分かると思いますし、進んで食べるということはないと思います。
部分的に軽く傷んでいていても、周りがまだ大丈夫そうなら、そぎ落として食べても問題はないですが、あくまでも自己責任なので注意してくださいね。
梨って腐るとどうなるの?
梨は傷みが早いとお話してきましたが、実際に完全に腐ってくるとどのような状態になってくるのでしょうか。
腐った梨の状態
・カビが生える
・切ったときに黒い部分や茶色部分がある
・実がドロドロしている
・皮がシワシワになっている
・悪臭がする
・食べると苦みや酸っぱみがあり舌がピリピリしびれた感じになる
・変な色の水分が出てくる
などが起これば腐っています。
切った時に、梨がなんとなく半透明になっていることがあるのですが、これはよく腐っているんではないかと間違いやすいのですが、実は腐っていないんです。
半透明になっている部分は、実はリンゴの蜜のようなものと同じく甘さがあるのです。
ただ、甘いのですが、食感は少し劣ってしまっていて新鮮な梨のような状態ではなくなっていることが多くなっています。
半透明になっていると甘さがあるので、傷みがより早くなってしまいます。
梨の保存方法は?長持ちさせるには冷蔵庫?
梨の保存方法は、常温か冷蔵庫がオススメです。
冷凍でも保存は出来ますが、冷凍する場合にはシャーベットなどとして楽しむための保存でのオススメとなります。
それぞれの保存方法を詳しくお伝えしていくのですが、その前に梨を保存する時の向きが大切になってくるので、それをまず説明していきます。
常温・冷蔵にも共通することなので、是非覚えてくださいね。
梨を保存するときの向き
梨を保存するときには、ヘタのついている部分を下にお尻の部分を上に置きます。
実は、梨はヘタの方で呼吸を続けています。
ヘタの部分を上にして置いておくと、そこから呼吸が続けられてしまいどんどん鮮度が落ちていきます。
その呼吸を抑制することで、鮮度が保たれるので、より長く期限を持たすことが出来るのです。
ですので、必ず保存する時には、ひっくり返しておくことが重要になってきます。
では、向きが分かったところで、早速保存方法をお伝えしていきましょう。
常温での保存
常温で保存する梨は、1つずつ新聞紙に包みます。
そして向きは先ほどお話したとおり、上下逆さまにします。
それを直射日光の当たらない、風通しの良いところ(できれば冷暗所)に保管します。
冷蔵での保存
常温より冷蔵で保存する方がより呼吸を抑制することが出来るので、長く楽しむなら冷蔵で保存しましょう。
冷蔵で保存する場合は、梨を1個ずつしっかりとラップします。
梨は乾燥に弱いので、乾燥対策をばっちりします。
ラップをした梨は、ジップロックなどの密閉袋にいれて空気を抜き、上下逆にしてから野菜室に入れましょう。
冷凍での保存
冷凍する場合には、丸々1個は出来ないので、一口大にカットします。
すりおろしておいてペースト状にして冷凍するのも意外とオススメですよ。
カットしたものをジップロックなどの密閉袋に入れてしっかり空気を抜いて、出来るだけ平らにしてから金属トレーにのせて急速モード(なければ通常モード)で冷凍します。
冷凍した梨は解凍するとドロドロしてしまうので、食べる時にはそのままか半解凍で食べるようにしてくださいね。
梨の賞味期限はどれくらい?腐るとどうなるの?長持ちする保存方法も!のまとめ
梨の賞味期限などお伝えしてきました。
・常温での保存の期限は、3~4日
・冷蔵での保存の期限は、5日~7日
・冷凍での保存の期限は、1ヶ月
・賞味期限が切れてしまった梨は食べない方が良い
腐った梨の状態・・・・
・カビが生える
・切ったときに黒い部分や茶色部分がある
・実がドロドロしている
・皮がシワシワになっている
・悪臭がする
・食べると苦みや酸っぱみがあり舌がピリピリしびれた感じになる
・変な色の水分が出てくる
・梨を保存するときには上下逆さまにして置く
・常温では、1つずつ新聞紙に包み冷暗所で保存
・冷蔵では、ラップ&ジップロックで乾燥を防ぐ
・冷凍では、1口サイズにカットしてジップロックなどにいれる
梨は傷みが早いので出来るだけ長く持たせるためには、今日ご紹介した保存方法などを試してみてくださいね。
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