寒くなってくるとお料理の献立の定番になる「おでん」。
冬はコンビニでも見かけることも多くなり、さらに食べたくなりますよね。
いざ家で作ると家族それぞれの好みの具を入れたりして、大量になってしまうことも多いと思います。
次の日に食べるのを見込んで作ってはいるものの、その次の日はどうかしら?いつまで食べれるかしら?と迷いますよね。
味がしみ込んでいい味になってきたりすると、できるだけ長く味わいたいものです。
ここではそのような皆さんの疑問におこたえします。
・おでんの賞味期限はどれくらい?
・賞味期限切れのおでんはいつまで食べられる?
・おでんって腐るとどうなるの?
・おでんの保存方法は冷蔵庫?冷凍も可能?
また、いろんな料理の賞味期限などについてはこちらにまとめているので、合わせて参考にしてくださいね。
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おでんの賞味期限はどれくらい?
おでんの保存方法は常温保存、冷蔵保存、冷凍保存と3つあります。
それぞれの保存方法によって賞味期限も違います。
常温保存
室内温度が5℃以下の状態で1日数回火を通したら、2日~3日持ちます。
冷蔵保存
火を通さない場合・・・3日
火を通した場合(毎日)・・・7日
具材別の賞味期限(それぞれ別容器で保存した場合)
じゃがいも、ちくわぶ、豆腐製品、玉子・・1~2日
大根、肉類・・2~3日
こんにゃく、練り物・・3~5日
冷凍保存
具材によっては品質が落ちてしまいますが、30日くらい持ちます。
それぞれの保存方法は後ほど詳しく説明しますので、どうぞこちらの賞味期限と一緒に参考にしてみてください。
賞味期限切れのおでんはいつまで食べられる?
おでんを保存する際に、火を通すということは、作った後は雑菌が増えやすいという意味でもあります。
また、おでんは煮れば煮るほど味がしみて美味しくなると考えられがちですが、これは正解ではないようです。
汁に漬けたままでいると、美味しい具材のうま味はしみ出してしまい、肝心のおでんの具材はあまり美味しくなくなってしまいます。
美味しく食べるには、賞味期限内外に関係なく、なるべく早く食べることをおすすめします。
腐った状態になった時の見分け方は下記で詳しくご説明しますので、参考にしてくださいね。
おでんって腐るとどうなるの?
賞味期限が切れた後や、また、保存状態によって腐ってきます。
その時の見分け方をご紹介します。
見た目
・汁にとろみが出ている
・表面に膜のようなものが張っている
・小さな気泡が出ている
ニオイ
・酸っぱい臭いがする
・いつもと違う臭いがする
味
・酸っぱい味がする
・舌がピリピリする
おでんは汁から腐敗が始まります。
蓋を開けた時に酸っぱい臭いがしたり、汁を飲んだ時に酸っぱい味がするようであれば迷わず食べずに処分しましょう。
おでんの保存方法は冷蔵庫?冷凍も可能?
味がしみて美味しくできたおでんを、その後も同じ味で食べたいですよね。
保存には3つの方法があります。それぞれの方法をご説明します。
常温保存
室温は5℃を目安にします。夏季の常温保存は不向きです。
常温だと菌が増殖しやすいので、1日数回、火にかけて加熱するようにします。
ただし、加熱を繰り返すと、出汁が煮詰まってくるので、必要に応じて味の調整をしましょう。
冷蔵保存
冷蔵保存は手を加えることにより、日持ちし、美味しく食べられる最適な保存方法です。
鍋ごと保存
粗熱をしっかり取ってから冷蔵庫に入れます。
その際、鍋ごと氷水につけて急速に冷やすと良いでしょう。
1日1回火にかけるのが冷蔵でも長持ちするコツです。
別容器に移して保存
具材と汁を分けて保存すると味がしみすぎたり、崩れたりするのを防ぐことができます。
冷凍保存
具材と汁に分けて保存します。
具材はフリーザーバックに具材同士が重ならないように入れ、空気を抜いて密閉してから冷凍します。
汁は1度こしてからタッパーなどの容器に入れて、冷凍します。
解凍する時は食べる前日くらいに冷蔵庫に移す自然解凍と、つゆを電子レンジで温めてから具材をつゆに入れて鍋で温めるという方法があります。
1か月と長期保存が可能な方法ですが、全体的に味や食感が変わってしまうことが多いようです。
特に下記の具材の冷凍保存は避けた方が良いでしょう。
適していない具材
卵・・白身の部分がスカスカになる
イモ類・・全体的にスカスカになる
こんにゃく・・食感がゴムのようになる
大根・・柔らかくなり、場合によってはグズグズになる
おでんの賞味期限はどれくらい?腐るとどうなる?保存方法も!のまとめ
おでんの賞味期限から保存方法までをご紹介しました。
・常温保存は室内温度5度以下、1日数回火を通すと2~3日保存可能
・冷蔵保存は1日1回火を通すと7日間保存可能
・冷凍保存をすると味、食感が落ちる
・美味しく食べるには賞味期限内に食べた方が良い
・汁の臭いや味が酸っぱい状態は腐っている
・冷蔵保存が最適な方法である
おでんは正しい方法で保存することで、より長く日持ちさせることができます。
また、少し手間をかけると味がしみた程よい状態で食べることもできそうです。
計画的に多めに作って保存して、すぐに食べられるようにしておくのも良いですね。
鍋の季節にどうぞ参考にしてみてください。
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