河原のそばや土手のところなどに生えている野蒜(のびる)。
野蒜(のびる)は野草で子供の頃よくとりにいったりしたこともあるのですが、食べたことがある人って少ないのではないでしょうか?
野蒜(のびる)って実は体にもとても良い野草で、食べると美味しいんですよね。
でも上手に保存しておかないと、すぐに傷んでしまうし、時間がたつと辛みもまして食べずらくなってしまうのです。
そんな野蒜(のびる)の賞味期限や保存方法、美味しく食べるにはどうしたら良いのかなど詳しくご紹介したいと思います。
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野蒜(のびる)の賞味期限はどれくらい?
野蒜(のびる)の賞味期限ってどのくらいなのでしょうか?
旬の3月から5月ごろになるとよく道端などで見かけることでしょう。
根っこの部分は玉ねぎみたいで、葉の部分はニラみたいになっていますよね。
野蒜(のびる)を手に入れたらすぐに食べるのが一番良いのです。
- 常温で保存することはできません。
- 冷蔵庫に入れて2日から3日。
- 冷凍庫に入れたら1ヶ月
- 干した野蒜(のびる)は1ヶ月
と持ちます。
保存方法によって賞味期限も変わってくるのです。
基本、とったり手に入れたらすぐに食べる!と思っておくと間違い無いですよ。
とってきたらすぐに葉が乾燥しやすくなるので、そのまま置いておくとすぐにダメになってしまいます。
賞味期限切れの野蒜(のびる)はいつまで食べられる?
賞味期限が過ぎても食べても大丈夫なのでしょうか?
冷蔵や冷凍、日干ししたものは多少すぎても食べることができます。
でも、食べる前にしっかり傷んでいないかチェックしてから食べるようにしましょう。
ちょっとでも変だなぁって思ったり、葉が枯れてきていたり、鱗茎の部分が大きくなりすぎていたり、ヌルッとしていたら食べないで捨ててくださいね。
野蒜(のびる)には鉄分やビタミンB2、ビタミンC、葉酸などもたくさん入っているので実はとっても体に良い野草なのです。
しっかり栄養素もとりたいときはなるべく早めに食べ切るのが良いですよ。
冷凍庫に入れると日持ちしますが、ずっと入れすぎておくと冷凍焼けを起こしたり味も風味も損なってしまいます。
注意してくださいね。
野蒜(のびる)の正しい保存方法は?
野蒜(のびる)をどのように保存しておくのが良いのでしょうか?
いくつかご紹介します。
下処理
まず野蒜(のびる)の下処理をしましょう。
ボウルにお水を入れてとってきた野蒜(のびる)をそのまま入れ汚れを洗います。
表面についている薄皮もはがして綺麗にしましょう。
ヒゲがついていたらその部分を取り除きます。
冷蔵保存
下処理をした野蒜(のびる)を水で濡らして置いたキッチンペーパーで包みます。
包んだらそれをビニール袋に入れて野菜室に立てて保存してください。
乾燥にとっても弱いのでキッチンペーパーがしっかり湿っているか1日1回必ずチェックしてくださいね。
冷凍保存
下処理をした野蒜(のびる)を食べやすい大きさに切ります。
ジップロックなどの密封容器に入れて冷凍庫に入れましょう。
小分けにしておくと後で使いやすいですよ。
使うときは、冷凍のまま使うか、自然解凍してから食べるかどちらでもOK。
ただし、水溶性の栄養素は解凍しているときに流れやすくなってしまうので、凍ったまま調理する方が良いかもしれません。
干す場合
下処理をした野蒜(のびる)を食べやすい大きさに切ってざるなどに重ならないように並べます。
湿度が低い日で晴れている日に、干します。
葉は1日ぐらいで乾燥します。
下の部分は3日ぐらい日数が必要になりますよ。
しっかり乾燥できたものを密封容器に入れて、冷蔵庫で保存してくださいね。
下の白い部分は乾燥するまでに時間がかかり、時にはその間に傷んでしまうということもあります。
よーく観察して乾燥させてくださいね。
薄くスライスして乾燥させる方が早くできるかもです。
乾燥させた野蒜(のびる)はそのまま薬味にしたり、お水で戻してから使ったりすることができますよ。
野蒜(のびる)を乾燥させるとビタミンDや食物繊維がさらに増えるとか。
時間と良いお天気が続いていたら試してみる価値大ですね!
野蒜(のびる)の美味しい食べ方は?
野蒜(のびる)の美味しい食べ方はこちら。
野蒜(のびる)って生でも調理でもどちらの方法でも美味しく食べられるのです。
加熱すると辛みもなくなるので子供でも食べやすくなりますよ。
野蒜(のびる)チヂミ
材料: 野蒜(のびる)100g、サラダ油大さじ3、中力粉140g、片栗粉小さじ1/2、卵1個、塩小さじ1お水200cc、醤油大さじ1、ごま油大さじ1、酢大さじ1、いりごま小さじ1
作り方
- 下処理をした野蒜(のびる)を食べやすい大きさに切っておきます。
- 白い部分はみじん切りにしておきます。
- ボウルに卵をとき、塩、お水、中力粉、片栗粉を入れて混ぜておきます。
- フライパンに油を入れて先に野蒜(のびる)をさっと炒めます。その上から3でといた生地を流していれてやきます。
- 焼けたら食べやすい大きさに切ったら出来上がりです。
- 醤油、ごま油、お酢、いりごまを入れて混ぜたチヂミのタレをかけて食べてくださいね。
野蒜(のびる)を焼くことで、甘みも増して食べやすくなるので子供でも大丈夫ですよ。
白い部分のみじん切りは大人の場合はタレに混ぜて、子供の場合は、生地に入れて焼いておくのが良いでしょう。
野蒜(のびる)は加熱する前だとピリッと辛い感じになっています。
のびるの酢味噌和え
簡単で美味しいですよ。
材料: 野蒜(のびる)100g、酢大さじ1、味噌大さじ1、さとう小さじ1、塩少々
作り方
- 下処理をした野蒜(のびる)を塩を入れて沸騰させたお湯の中に入れてさっと湯がきます。
- 冷たいお水に入れて冷まし、しっかり水気を切ります。
- 食べやすい大きさに切っておきます。
- ボウルにお酢、味噌、砂糖、を入れて混ぜて置いたところに3で切った野蒜(のびる)を入れてさっとあえたら出来上がり。
さっと作れて美味しいですよ。
ご飯のお供にいかがでしょうか?
野蒜(のびる)は、生で食べるとピリ辛ですが、加熱すると甘みがまして辛みが無くなります。
ここでご紹介したのはほんの一部。
いろんな食べ方が可能です。
自分だけの食べ方を見つけるのも楽しいかも。
どちらの食べ方でも美味しいので是非試してみてくださいね。
野蒜(のびる)の賞味期限はどれくらい?保存方法は?食べ方もご紹介!のまとめ
野蒜(のびる)の賞味期限や保存方法など詳しくご紹介しました。
3月から5月が旬の野蒜(のびる)。
とってきたらすぐに食べるのが一番良いのです。
置けば置くほどどんどん辛みも増して食べられなくなります。
食べられないときは下処理をして、冷蔵庫または冷凍庫に入れて保存しましょう。
生のままでも炒めても美味しい野蒜(のびる)。
辛みが気になる場合は、加熱すると良いですよ。
辛みがなくなり甘みが増すので子供でも食べられるようになります。
上手に保存して美味しい野蒜(のびる)を堪能してくださいね。
また、いろんな野菜の賞味期限や保存方法についてはこちらにまとめているので、合わせて参考にしてください。
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