秋から冬になるとネギが旬の季節になります。
ネギは薬味や料理などに大活躍する野菜なので、常備しておくご家庭も多いですよね。
ただ、ネギって1本丸々だと賞味期限が書いていないので、どの程度持つか分からないですし、どのように保存して良いか迷いませんか?
そこで、今回はネギの賞味期限や正しい保存方法などお伝えしていきます。
また、いろんな野菜の賞味期限や腐るとどうなるのか、保存方法についてはこちらに詳しくまとめているので、合わせて参考にしてくださいね。
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ネギの賞味期限はどれくらい?
ネギは保存方法やネギの状態によっても賞味期限が変わってきます。
それぞれの方法での期限の目安をみていきましょう。
泥付きの根がついている一本のネギ
旬の時期や畑でとってきたものは新鮮で根や泥がついているものがありますよね。
このネギの場合、常温の場合は、約2週間程度と長く持ちます。
そして、このネギにだけ出来る保存なのですが、根がついているネギは再度、土に植え直すことが出来ます。
この状態にすることでなんと約2ヶ月くらい日持ちするのです。
スーパーに売られている一本ネギ
よく見かける1本売りのネギの場合ですが、常温では5~7日以内、冷蔵では1~2週間程度日持ちします。
カットされたネギ
1本ネギを半分にカットした場合は、常温保存では日持ちしませんが、冷蔵庫へ入れれば1~2週間程度日持ちします。
また、大きさを変えて、小口切りやみじん切りなど細かく切った場合のネギは、常温では日持ちせず、冷蔵庫でも2~3日以内と期限は短くなります。
カットされたネギを長く持たせるのなら冷凍保存がオススメで、その場合約1ヶ月は日持ちします。
賞味期限切れのネギはいつまで食べられる?
賞味期限が切れてしまったネギは食べない方が良いでしょう。
ネギは水分が多い野菜ですので、期限が切れたネギは、傷んでいる可能性が非常に高いです。
傷んだネギを食べると食中毒のような症状を起こすことがあります。
吐き気、嘔吐、腹痛、下痢など消化器症状の出現可能性があるので、ネギは出来るだけ新鮮なうちに食べきるようにしてくださいね。
ネギって腐るとどうなるの?
先ほど、期限切れのネギは食べない方が良いとお伝えしましたが、では、ネギが腐るとどのような状態になるのでしょうか。
腐ったネギの状態
・鼻を刺激する悪臭がする
・ネギから変な色の汁が出る
・ネバネバとする
・しなしなになる
・ドロドロと溶ける
・口にすると舌がピリピリと痺れる感じがする
・カビが生える
ネギが腐ると特にニオイがキツくなり、一発で腐ったなということが分かります。
いつものネギの良いニオイから、鼻につくような嫌なニオイになってしまったら速やかに破棄するようにしましょう。
ネギの正しい保存方法は常温?切ったら冷凍できる?
スーパーで売られている1本ネギは基本的に常温で売られているので、そのまま常温で保存すれば良いのかと思いますが、実は、冒頭の賞味期限でお話したように、ネギはその状態によって保存方法が変わってきます。
常温保存出来るネギ
常温で保存出来る状態のネギは、基本的に根がついた泥付きのネギだけです。
※ただし、冬の寒い場合には、スーパーで売られている1本ネギも常温保存可能です。
ネギの保存は、土と根をつけたままにして新聞紙で全て包みます。
そして、風通しの良い冷暗所で保存するようにしましょう。
また、賞味期限でもお伝えしましたが、再度土に植えて保存する場合には、ネギの青い部分だけを見えるようにしてそれ以外の白い部分を土に植えて保存するようにしてください。
冷蔵保存するネギ
スーパーで売られている一般的な1本ネギや小口切りなどで売られているネギは基本的に冷蔵保存です。
1本ネギの場合、そのまま冷蔵庫に入れるのは難しいので、半分~3分の1程度にカットします。
そしてカットしたネギは、ラップでしっかりと包みます。それをジップロックなどの保存袋に入れてしっかりと空気を抜いて、冷蔵庫の野菜室にネギを立てて保存するようにしてください。
冷凍保存する場合
ネギは冷凍することが可能です。
冷凍するときには、料理のことを考えて、半分~3分の1くらいにカットするか、小口切りのように薄く細かい状態で保存するのが良いでしょう。
特に、小口切りに冷凍しておくと料理のポイントに使えるのでとても便利ですよ。
我が家でも良く冷凍しておいて、みそ汁やスープなどに使っています。
そして肝心の冷凍保存の方法ですが、半分など形がある程度残っているネギの場合は、それをジップロックなどの密閉袋に入れてしっかりと空気を抜き、冷凍庫へ入れます。
小口切りにしたネギの場合には、そのまま冷凍すると水分が出てきてしまい冷凍中にネギがくっついて塊になってしまうので、段階を分けて保存していきます。
ます、小口切りしたネギは、ジップロックの袋にキッチンペーパーを2枚上下に入れてます。
ペーパーとペーパーの間ににネギを入れるようにして、一晩、野菜室に保存します。
翌日、ジップロックからキッチンペーパーを取り出したら空気をしっかり抜いて出来るだけ平らにしてから冷凍庫へ入れて保存します。
この一手間で冷凍中にネギの水分が出るのを抑えられて、完全に冷凍されてもパラパラになります。もし固まっても軽く手でほぐせば直ぐにパラパラに戻りますよ。
ネギの賞味期限はどれくらい?腐るとどうなるの?保存方法も!のまとめ
ネギの賞味期限などをご紹介しました。
・泥付きの根がついている一本のネギの常温保存は、約2週間程度。
・泥付きの根がついている一本のネギを土で保存する場合は約2ヶ月
・スーパーに売られている一本ネギは、常温では5~7日以内、冷蔵では1~2週間程度
・半分など形の残るようにカットされたネギは冷蔵で1~2週間程度
・小口切りやみじん切りなどは冷蔵で2~3日
・冷凍保存なら、約1ヶ月の日持ち
腐ったネギの状態
・鼻を刺激する悪臭がする
・ネギから変な色の汁が出る
・ネバネバとする
・しなしなになる
・ドロドロと溶ける
・口にすると舌がピリピリと痺れる感じがする
・カビが生える
・ネギは基本的に冷蔵保存して、長期保存する場合には冷凍保存すると良い
ネギを買った時には、出来るだけ早めにカットして冷蔵庫に入れるか、冷凍庫に入れると鮮度を保ったまま保存することが出来るので是非試してみてくださいね。
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