甘くてとても栄養があるなつめ。
生のなつめとドライになっているのと2種類あるのです。
知っている人もごくわずかであまりメジャーではない果実かもしれません。
突然もらってしまうと、どのように食べたら良いのか、保存方法はどうしたら良いのかって悩みますよね。
なつめの味を知ってしまうと、やめられなくなってしまうほど。
今回は、このなつめについて詳しくご紹介いたします。
どのように保存したら良いのか、賞味期限がどのくらいなのかなど詳しくお伝えしますので、参考にしてみてくださいね。
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なつめの賞味期限はどれくらい?
なつめの賞味期限ってどのくらいなのでしょうか?
生のもの
- 常温: 数日、赤くなるまで。
- 冷蔵: 2日から3日。
- 冷凍:1ヶ月。
乾燥したもの
- 常温:3ヶ月(市販のもののみ)
- 冷蔵:3ヶ月。
- 冷凍:半年。
となっています。
生のものは熟れていない時のみ常温で置いておきましょう。
熟れたら冷蔵庫または冷凍庫に入れてくださいね。
なるべく早めに食べ切るようにしてください。
乾燥したものは、長く持ちますよ。
ナツメって腐るとどうなるの?
なつめが腐ると次のような感じになってきます。
- 黒っぽくなっている。
- 変色している。
- カビが生えている。
- 味が変になっている。
- 変なニオイがしている。
- ブニョブニョになっている。
- 冷凍焼けを起こしている。
- 虫がついている。
- 実の部分がジュクジュクしている。
というような感じになっていたら食べるのをやめて処分してくださいね。
腐っているのを食べるとお腹を壊す原因になってしまいます。
カビが出ている時も、その部分だけ取り除いて食べることはしないようにしましょう。
カビの菌って意外と広がっている事が多いので注意が必要ですよ。
ナツメの食べ頃はいつ?
なつめの食べごろ子はいつなのでしょうか?
乾燥してドライフルーツになっているものは、そのまま食べますが、生のなつめが手に入ったときは、迷いますよね。
なつめの旬の時期は、8月中旬から9月ごろといわれているのです。
地域によって差があるのですが、この頃と思っておくと良いですよ。
ちなみに、国産のものは、長野産だったら10月ごろ、沖縄産だったら2月〜3月ごろに収穫されています。
なつめの食べごろは次のようなときです。
色が赤黒く、茶色くなったら食べごろです!
青いのは、甘みも少なくて、熟れていないのでそのまま常温保存で置いておきましょう。
しばらくすると熟れてきますよ。
ドライフルーツにする時も必ず熟してから作るようにしてくださいね。
ナツメの正しい保存方法は?
なつめの正しい保存方法はこちら。
常温保存、冷蔵保存、冷凍保存の3種類あります。
なつめの生
常温保存
まだみ実が青い時に常温で、涼しい場所に置いて保管しましょう。
赤黒く追熟できたら、冷蔵庫に入れてくださいね。
冷蔵庫
熟れたものは冷蔵庫に入れましょう。
乾燥しないようにポリ袋やジップロックなどの保存容器に入れてしっかり密封し、冷蔵庫に入れます。
なつめって生で食べるとりんごのような食感で素朴な味でとても美味しいですよ。
カリウムや鉄分、葉酸、ナイアシンなどがたくさん含まれていていとても良いのです。
生のなつめは長く保存する事ができません。
置いておくと栄養価も下がるので熟れたらすぐに食べるのが良いですよ。
冷凍保存
- 熟れたなつめを綺麗に洗って水気をふきます。
- フリーザーバックなどに入れて密封してから冷凍庫へ入れましょう。
冷凍するときは、なるべく平らにしてから保存してくださいね。
解凍しすぎると、栄養も流れてしまうので注意してください。
凍ったまままたは半解凍で食べるのがオススメですよ。
なつめを干して保存
生のなつめがたくさんあるときは、干して保存するのも良いですよ。
- なつめを綺麗に洗う。
- 水気をしっかり拭き取る。
- ざるに平らに並べ、表面にシワができ赤く茶色くなるまで天日で干します。(だいたい4日間ぐらい)
- 雨の日や夜は冷蔵庫に入れてください。
- 蒸し器で15分から20分蒸す。
- 5を再びざるに広げて完全に乾燥するまで干します。
- 完全に乾燥し、熱が取れたら保存袋または陽気に入れて冷蔵庫または冷凍庫で保存します。
食べるときは、一晩水につけて戻してから使うと良いですよ。
急ぐときは、お湯に30分から1時間つけておくと良いでしょう。
もちろんそのまま食べることもできるので、用途に合わせて利用してみてくださいね。
なつめは干すとさらに栄養素が増しますよ。
薬膳料理でもよく使われているほどです。
なつめ(棗)の賞味期限はどれくらい?食べ頃や保存方法は?のまとめ
いかがでしたでしょうか?
なつめの賞味期限がどれくらいなのか、食べごろはいつなのかなど詳しくご紹介いたしました。
栄養がたっぷり入っているなつめ。
生のタイプは日持ちがあまりしません。
熟れていないものはしばらく常温で保存する事が可能ですが、熟れたらなるべく早めに食べ切るようにしましょう。
どうしても食べられないものは、冷凍保存や、乾燥させて保存するのがオススメですよ。
生のタイプより乾燥させる方がさらに栄養も増します。
薬膳料理にも使われているなつめ。
上手に保存して美味しく使ってくださいね。
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