段々と暖かくなってきて春が訪れると葉物野菜が美味しい季節になってきますよね。
その中でも2~3月頃に旬となる菜の花はこれからよく見かける野菜の1つです。
菜の花のおひたしや天ぷらなど用途は様々で彩りも良いので料理に使うのはもってこいです。
でもそんな菜の花ですが、実は日持ちがあまりしないので早めに使い切ったり正しく保存しないといけないのです。
そこで今回は菜の花の保存別の賞味期限や正しい保存方法などお伝えしていきます。
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菜の花の賞味期限はどれくらい?
菜の花の賞味期限はどのくらいでしょうか。
保存別に若干異なるので、それぞれみていきましょう。
常温保存
実は菜の花は乾燥にとても弱いため、常温での保存は向いていません。
常温で置いておくとすぐに劣化が始まってしまい食べることが出来なくなってしまいます。
ちなみに常温であると、当日~翌日が限度なので常温で置く場合は、直ぐに使い切るか他の保存方法を選択するようにしましょう。
冷蔵保存
冷蔵保存した場合には、2~3日ほどが期限です。
冷蔵庫に入れても思ったより長持ちはしません。
また、下記の保存方法でもお話するのですが、保存するときには乾燥しないように注意を払わなくてはいけません。
冷凍保存
冷凍保存した場合には、1ヶ月程度は持ちます。
ただし、おいしく食べるのであれば2~3週間を目安にすると良いでしょう。
賞味期限切れの菜の花はいつまで食べられる?
賞味期限が切れてしまった菜の花ですが、常温と冷蔵の場合には食べるのは止めた方がよいでしょう。
というのも、先ほどもお話しましたが、菜の花は傷みやすく時間が経つととても食べられる状態にはなりません。
ですので、期限内に食べきるのが良いでしょう。
ただ、冷凍保存したものに関しては、期限が切れた後も数日から1週間ほどは食べても問題はありません。
しかし、期限が切れてしまったものを食べるのは完全なる自己判断でお願いします。
菜の花って腐るとどうなるの?
傷みやすい菜の花ですが、完全に腐るとどのようになるのでしょうか。
腐った菜の花の状態
・花の部分が変色したり、花が咲き始める
・切り口が変色している
・鼻につくような悪臭がする
・ぬめりが出てくる
・変な色の水分が出てくる
・カビが生える
などが起こります。
特に菜の花の場合には、花の部分に目立って何かしら起こることがあるので、少しでもおかしいと思ったら口にすることなく破棄するようにしましょう。
菜の花の正しい保存方法は?
菜の花の正しい保存方法ですが、冷蔵保存か冷凍保存のどちらかです。
常温では出来ないのでどちらか2つお好きな方を選んでくださいね。
では、それぞれの方法を説明していきますね。
冷蔵で保存する方法
①新聞紙かキッチンペーパーを水で濡らし水分を軽く絞る
②菜の花全体に濡れた①を巻き付ける
③ジップロックまたはポリ袋に入れ封をする
④野菜室に立てた状態で保存して完成
冷蔵保存するときには、乾燥に注意しましょう。
きちんと全体を濡れた新聞紙などで覆うようにしてくださいね。
また野菜室に入れる時には、収穫する前と同じ状態で保存させるために立てて保存することが大切で、これがより長持ちするポイントとなります。
冷凍で保存する方法
冷凍保存する場合には、生のままより茹でてから冷凍したほうがより長持ちしますし、解凍したあとに使いやすいでしょう。
ですので、今回は茹でてから保存する方法を説明していきますね。
①大きめの鍋にお湯を沸かす
②沸騰したら菜の花を鍋に入れる
③30秒ほどさっと茹でる
④ゆであがったら色止めするために冷水につける
⑤水気をしっかりと切る
⑥カットする場合にはここで食べやすい大きさにカットする
⑦キッチンペーパーなどで更に水気を取る
⑧小分けにしてラップにしっかりと包む
⑨ジップロックに⑧を入れてしっかりと空気を抜き封をする
⑩金属トレーの上に⑨をのせる
⑪冷凍庫へ入れて急速モードなければ通常モードで冷凍開始して完成
冷凍するときには、固めに茹でてから保存するのがポイントです。
解凍方法
解凍する場合には、自然解凍がベストです。
自然解凍するときには、食べる前日に冷蔵庫へ移してゆっくり解凍するようにしてくださいね。
また、時間がないときには、袋に入ったままの状態で流水にあてて解凍するという方法でも良いですよ。
電子レンジは使いたくなりますが、菜の花がぐちゃっとしてしまうので、オススメはしませんので、自然解凍か流水解凍をするようにしてくださいね。
菜の花の賞味期限はどれくらい?腐るとどうなるの?保存方法は?のまとめ
菜の花の賞味期限などお伝えしました。
・常温保存の賞味期限は、当日~翌日
・冷蔵保存の賞味期限は、2~3日
・冷凍保存の賞味期限は、1ヶ月
腐った菜の花の状態
・花の部分が変色したり、花が咲き始める
・切り口が変色している
・鼻につくような悪臭がする
・ぬめりが出てくる
・変な色の水分が出てくる
・カビが生える
・正しい菜の花の保存方法は、冷蔵または冷凍で行う。
・冷蔵保存は乾燥に注意し、冷凍では先に固ゆでしてから保存するのがポイント
菜の花は少し扱いが難しいですが、今回ご紹介した方法を正しく行うことで日持ちがします。
旬となる時期が短いので、長く楽しむ場合には早めに冷凍すると良いので是非試してみてくださいね。
また、いろんな野菜の賞味期限や保存方法についてはこちらにまとめているのであわせて参考にしてください。
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