最近では、本場のインドカレー屋さんも増えました。そこでカレーのお供として出てくるのが「ナン」ですよね!
持ち帰りに対応しているところも多く、大きな本場のナンは冷めても美味しくいただけます。
また、スーパーでも売られているのをよく見ますし、家でも気軽に食べられるようになりました。
いつものカレーをご飯ではなくナンにするだけで、一気にお洒落な食卓になります!
自宅でも簡単に作ることができるので、ぜひ挑戦してみてください!
今回は、「ナン」の賞味期限と保存方法について、手作り品と比較しながらお話します。
また、手作りパンに欠かせないドライイーストの賞味期限や腐ったときの見極め方、保存方法についてはこちらにまとめているので、合わせて参考にしてくださいね。
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賞味期限切れのナンはいつまで食べられる?
賞味期限とは?
市販されている食品には、「賞味期限」と「消費期限」が記載されていますが、その違いはご存知ですか?
「賞味期限」は、表示された保存方法を守った場合、その食品を美味しく食べることができる期限で、過ぎると食感や風味に変化が表れ始めますが、体調を崩すことはほぼありません。
「消費期限」は、表示された方法で保存した場合に、安心して食べられる期限を示します。
この期限を過ぎると、風味の変化だけでなく、菌の数が増えて傷み始めます。腐ったものを食べれば、当然体調を崩します。
市販のナンと手作りナン
スーパーで売られているナンの賞味期限は、冷蔵でも冷凍品でも記載がありますので、その日にちを目安に食べきりましょう。
冷蔵のナンは1週間弱、冷凍のナンは3~5か月の日持ちになっていることが多いです。
ナンを手作りする方もいらっしゃるかと思います。
手造りナンの消費期限は短いので、作ってから2・3日で食べきるようにしましょう!
もし余ってしまうようであれば冷凍保存がおすすめです。
食べないほうが良いナンの見極め方は?
賞味期限切れのナンは、状態によっては食べられます。ただし、「賞味期限切れ」ということは、美味しさは保たれていない可能性が高くなっています。
少し硬くなっていたり、パサパサしたりするでしょう。
また、「消費期限じゃないから」と、油断してはいけません。
保存状態によっては傷んでいることもありますので、以下のチェックポイントを確認してから食べてください。
・カビが生えていないか
・濡れたような跡はないか
・乾燥してカチカチになっていないか
・異臭がしないか
カビのチェック
ナンはパンの一種です。食べられない状態の代表として、「カビ」が挙げられます。
他にも、冷蔵保存していて湿っぽくなっていると、そこからカビが繁殖し始めます。
「しっとりしているな」と感じたら、よく見てカビの有無を確認しましょう。
また、カビの有無を確認する時は「明るいところで」しましょう。白っぽいカビや、うっすら生えているカビは、意外と発見しづらいものです。
また、カビが見えなくても、ナンをトースターで温める等、1~2分加熱すると安心です。
私は子供の頃、薄暗い中で食べた割きイカが、後からカビていたことに気付き、袋の中を見た時はゾッとしました。
皆さんも、気を付けてください!
カチカチのナン
カチカチになったナンでも、カビが見られず、異臭もなければ食べても大丈夫なことが多いです。
湿らせたキッチンペーパーで包み、ラップをして電子レンジで温めると、少し柔らかくなります。
それでも硬い時は、手で裂いたり割ったりして、フレンチトーストにしましょう!
ナン以外でも、食パンやフランスパンでも応用出来ます。
手作りナンの日持ちする保存法は?
手作りしたナンは、保存料等が入っていないため日持ちしません。
しかし、「レシピ通りに作ったら思っていたより沢山出来た」という経験は、多くの方がしているでしょう。
食べきれないナンは、冷凍保存してください!
①余った生地も同じように焼く
②粗熱が取れたら1枚ずつラップで包む
③完全に冷めたら冷凍庫に入れる
冷凍保存でも、1~2カ月のうちに食べましょう。
冷凍焼けを起こしたり、水分が抜けて硬くなります。
また、イーストやベーキングパウダーといった、発酵させる材料が入っている場合は、生地の状態のまま保存することはおすすめしません。
保存している間も発酵が進み、美味しくなくなってしまいます。
なお、ナンに巻いたラップがはがれやすいと感じたら、フリーザーパックにまとめて入れておけば、冷凍庫の中でバラバラになるのも防げます。
冷凍したナンの食べ方
冷凍保存したナンも、せっかくなら美味しく食べたいですよね!
以下の手順で解凍すれば、温かくもちもちなナンになりますよ!
①凍ったままのナンを電子レンジで2分程温める
②さらにトースターで1~2分温めれば表面がカリカリに!
※1枚ずつ解凍した方が、ムラなく美味しく解凍出来る
※機種によって出力が異なるので、様子を見ながら時間を調整してください
余ったナンの活用法は?
ナンは、カレーを付けて食べるだけではありません!色んな食べ方が出来るんです。
ナンを手作りするというと、なんだか難しそうですよね…。でも大丈夫です!自宅でも、本格的なナンを焼くことが出来ます。
本場の様な「タンドール」という窯が無くても、フライパンで焼けるんです!
ナンの作り方を簡単にご紹介しますので、ぜひご自宅でもナンを楽しんでください!
作り過ぎても大丈夫なように、ナンのアレンジレシピもご紹介します。
ナンの作り方
①小麦粉に、ベーキングパウダーとオリーブオイル、塩を混ぜる
②まとまってきたら手でしっかりこねる(こねる程もちもちな食感になります)
③等分に分けて、手や麺棒を使って伸ばす
④フライパンで片面ずつ焼いていく(厚みがあるときはふたをする)
レシピは沢山ありますが、作業工程はこのくらいです。簡単そうですよね!
薄力粉と強力粉の割合を変えたり、ベーキングパウダーではなくドライイーストを使ったり、米粉を使ったレシピもあります。
色々試してみて、自分好みのナンレシピを見つけてみてください!
ナンのアレンジレシピ
ナンピザ
ナンにケチャップを塗って、好きな具材とチーズをのせる
トースターで焼いたら完成!
※下に熱源があるタイプでは、アルミホイルを敷いてください。コゲを防止できます。
ナンタコス
ファストフード店で、夏に販売されるメニューを再現できます!
ピザソースやケチャップを塗る
千切りキャベツやレタスをのせる
そぼろとトマトを混ぜてのせる
お好みでチーズをトッピングするのもおすすめ!
フルーツナン
ナンにお好みのフルーツとホイップクリームをのせる
ナンが賞味期限切れ!食べても大丈夫?日持ちする保存法は?のまとめ
身近な食品になってきたインドのナン。
正しく保存して、美味しく楽しくいただきましょう!
ナンの保存のポイントはこちらです!
・食べきれないナンは1枚ずつ冷凍する
・手作りのナンは焼いてから冷凍する
・カビたナンは捨てる
冷凍販売されていないナンは、賞味期限が短いですよね。美味しい期間は短いので、冷ケースで販売されているものや、手作りしたものは、冷凍庫でも1~2カ月で食べきりましょう。
※賞味期限の切れたナンを食べる時は、状態をよく確認して、自己責任で食べましょう。
また、いろんなパンの賞味期限についてはこちらに詳しくまとめているので、ぜひ読んでください。
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