ソーセージに添えられている粒マスタード。
ナゲットに付いてくるハニーマスタード。
からしともまた違った美味しさを持つマスタードですが、購入したものの、なかなか使い切れずに冷蔵庫で眠っている。なんてことありませんか?
マスタードは、腐っていたらどうなるのか?賞味期限はどれくらい?どう保存すべき?について、少しご紹介したいと思います。
良かったら参考にして下さいね。
また、いろんな調味料の賞味期限についてはこちらに詳しくまとめているので、合わせて参考にしてくださいね。
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マスタードの賞味期限はどれくらい?
・未開封でだいたい1年ほど
・開封後は冷蔵保存で3ヶ月を目安に
【チューブ入りのものは開封後3~4ヶ月、瓶入りのマスタードは1~2ヶ月をだいたいの目安に】
マスタードの賞味期限は、約半年~1年のものがほとんどです。
ただし、未開封の状態で保存した場合です。
開封後は、蓋をしっかりと閉め、冷蔵庫で保管し、1~2ヶ月で食べきるようにしましょう。
開封後のマスタードは、空気が入って酸化が始まるため、表示されている未開封の賞味期限まで日持ちしないこともあります。
瓶入りのものは、開封後1~2ヶ月。
チューブのものは、開封後3~4ヶ月で使うことを、メーカーではおすすめされています。
マスタードは温度変化に弱いため、食べるときに瓶ごと食卓に出して、数時間おいてまた冷蔵庫へ戻す、、、などの温度変化はマスタードが急激に腐っていく原因となります。
使う分だけ小鉢に取って食卓に並べ、マスタードはすぐに冷蔵庫へ保管するようにしましょう。
また、ハニーマスタードは、マスタードに『はちみつ、香辛料、油分、水』が加えられているため、普通のマスタードや粒マスタードより、日持ちする期間は短いです。
『からし』と『マスタード』の違いは?
見た目もよく似ている、からしとマスタード。違いは何なのでしょう?
・使われている種子がちがう。
・辛さが違う。
からしは『和からし』と呼ばれるのに対し、マスタードはそれと区別されるために、『洋からし』と呼ばれています。
からしは、食べた時に鼻につんと抜ける強烈な辛さが特徴です。
奈良時代から、貴族の間で香辛料として用いられていました。
マスタードは、辛みがあまりなく、マイルドな味です。
紀元前から使われていて、昔は種子を直接肉などにかけたり、医薬品にしたり、ソースとして使ったりされていました。
からしは、からし菜の種子だけを使って作られていますが、マスタードはこれに酢や塩、香辛料などを加えて作られていることもあります。
そして、種の粒が残ったものが粒マスタードです。
マスタードに、はちみつなどを加えた物がハニーマスタードとなります。
辛さは、粒マスタード、マスタード、からしの順に辛さが強くなっていきます。
見た目は似ていますが、辛みや味も少し違うので、相性の良い料理も違います。代用出来なくもないですが、何か物足りなかったり、辛すぎたりして、ガッカリするかもしれません。
それぞれに合う使い方で、美味しく召し上がってくださいね。
賞味期限切れのマスタードはいつまで食べられる?
見た目や匂いに違和感がないようであれば、賞味期限が切れていても、未開封であれば食べられないことはないと思います。
ですが、半年以上切れたものはやめた方が良いでしょう。
また、開封済みのものや、未開封でも直射日光のあたる高温多湿での保存をしていれば、賞味期限が切れていなくても食べられない可能性はあります。
賞味期限切れでも食べられるとは言っても、あくまで、自己責任です。
見た目や匂いに少しでも違和感があれば、食べるのを控えた方が良いと思います。
腐った時の目安として、つぎにまとめてみました。
マスタードって腐るとどうなるの?
・白カビ
・糸を引く粘り気
・異常な酸味のある臭い
瓶から取り出すときなどに、汚れたスプーンを使用していたりすると、カビが発生します。
マスタードは腐る前にカビが生えてくることが多いです。
また、カビがみられなくても糸を引く場合は腐っています。
異常な酸味のある臭いも、カビが生える直前です。見た目が大丈夫そうであっても、臭いがしているようであれば、食べずに捨てるようにしましょう。
マスタードが腐る原因としては2つ。『温度変化』と『汚れ』です。
また、マスタードの色が変わっていたり、苦みがある場合も腐っている可能性があります。
食べるのはやめておきましょう。
マスタードの正しい保存方法は?
・未開封なら常温保存【ただし、直射日光をさけ、冷暗所で】
・開封後は冷蔵庫へ【冷凍するとマスタードは、分離してしまうことがあります。冷蔵庫へ】
未開封であれば、常温保存できます。
瓶に入ったマスタードが多いですが、開封前でも酸化が進む事があるので、直射日光・高温多湿を避けて冷暗所で保存しましょう。
開封後は、必ず冷蔵庫で保存しましょう。
冷凍は、分離してしまうこともあるため、向いていません。
また、取り出すときのスプーンなどの道具の使い方も、保存に影響します。
雑菌が苦手で水分が多いマスタードは、カビの繁殖にも好都合なため、汚れたものや、他の食材の付いたスプーンは使わず、毎回使い捨てのスプーンなど、奇麗なものを使いましょう。
マスタードには酢が入っているので、殺菌作用や抗菌効果があり、長期保存できると思われがちですが、開封してしまうと酸化が進みます。
開封のたびにマスタードに温度変化が生じると腐敗につながりやすくなります。
保存のポイントは
・汚れたスプーンなどを使わない。
・他の食材を混入させない。
・蓋をしっかり閉めて保存する。
いつもと違う食べ方をしてみませんか?
ソーセージや焼いたお肉、揚げ物などにマスタードを添えて食べるのは、定番で美味しいですが、それだけだとなかなか使いきれませんよね。
せっかくなので、違う使い方で消費してみてはいかがですか?
さつまいもやかぼちゃ、じゃがいものサラダやソテーに粒マスタードをプラス。深みが加わり、少し大人な味で美味しいです。
マヨネーズやオリーブオイルとも相性がいいので、マスタードと合わせただけて、簡単ソースになります。
はちみつと混ぜれば、ハニーマスタードにもなります。
腐らせてしまうのはもったいないですし、開封後は色々な食べ方のアレンジをしてみるのもいいですね。
マスタードの賞味期限はどれくらい?腐るとどうなる?保存方法も!まとめ
メーカーによっても違いますが、だいたい賞味期限は1年くらいです。
ただ、開封前でも高温多湿や直射日光の当たる場所での保存は、賞味期限の表示より早く腐ることがあります。
開封後は、3ヶ月を目安に冷蔵庫で保管しながら使い切りましょう。
カビ、糸を引く粘り、色が変わっている、異常な酸味のある臭いがある場合は、腐っていると考えられます。
食べるのはやめておきましょう。
未開封時は、直射日光を避けた冷暗所で保存し、開封後は冷蔵庫へ。
使うときは、汚れたスプーンや箸などを使わずに、また他の食材が混入しないように注意しましょう。
空気が入り、雑菌が混入すると、カビが生えやすくなり日持ちしなくなります。
蓋をしっかり閉めて、出来れば開封した日付を記入して冷蔵庫で保管すると、いつ開けたのか分かっていいかもしれませんね。
料理のアクセントになるマスタード。上手に保存して、色んなアレンジ料理で楽しみたいですね。
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