まいたけはダイエットに向いている食材としてテレビなどで注目されましたよね。
抗がん作用もあるので、頻繁に食べたい食材です。
ですが、キノコ類はどれも日持ちがしませんよね。
そこで、今回はまいたけの賞味期限ってどれくらい?腐ったときの見た目はどうなる?についてご紹介します。
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まいたけの賞味期限ってどれくらい?
まいたけはしっかりパック詰めして売られているので、一見、賞味期限などの表示がありそうですよね?でも、どこにも書かれていません。
というのも、生鮮食品の農産物には期限表示の義務はなく、品質表示基準によれば、表示事項は名称と原産地のみでOKなんです。
なので、購入後は自分で品質を見極めるしかありません。
まいたけの日持ちは、購入時の鮮度や自宅での保存方法によって変わりますが、だいたい2〜4日程度です。
ほんと、短いですよね。
賞味期限切れのまいたけはいつまで食べられる?
まいたけの日持ちは非常に短いので、うっかり購入から日が経つとすぐに状態が変化しています。
賞味期限のようにはっきりとした期限表示もないので、いつまで食べられるかは、まいたけの状態をよく見て判断するしかありません。
まず、新鮮で美味しいまいたけは次のようなものです。
・カサが肉厚で密集しているもの
・茶色が濃く、艶があり、シャキッとしているもの
・軸が白く弾力があり、断面が真っ白なもの
そこから日が経つにつれて鮮度が落ちていきます。
次のようになると傷む一歩手前です。早く食べてしまいましょう。
・ハリがなくなってくる
・パックの中に水分が付き始める
まいたけが腐るとどうなるの?見た目で判断する方法!
では、まいたけが腐ってしまうとどのような状態になるのでしょうか?
①水分が出てきて、水っぽくなる
まいたけは鮮度が落ちると明らかにハリがなくなり、触ると水っぽくなります。
出てきた水分がパックや保存容器の中でたまり、蒸れてしまうことでどんどん腐っていきます。
中にたくさん水分が付いているものほど、腐っている可能性が高いです。
②ぬめりが出てきている
新鮮なまいたけは、触ってもぬめりを感じることはありません。
保存期間が長くなるにつれて、ヌルヌルしてきます。
そのような状態になった場合、他にも異変がないかよく確認しましょう。
③酸っぱいような、ツンとした匂いがする
まいたけはとても香りがよく、それが魅力ですよね。
ところが腐ってくると、開けた瞬間にツンとするような匂いが強くなり、さらに古くなると酸っぱい匂いになります。
④色が黒くなってくる
カサや軸の部分が黒っぽくなっているのは鮮度が落ちてきている証拠です。
⑤カビが生えている
傷んでくると、まいたけから白っぽい菌糸が放出されることがあります。
それはカビではないのですが、その菌糸が出てきているということは、かなり食べられない状態に近づいています。
風味も落ちていて、調理しても美味しくない可能性が高いです。
まいたけの正しい保存方法は?
すぐに鮮度が落ちてしまうまいたけを、少しでも長く美味しく保つ方法をいくつかご紹介します。
冷蔵保存
まいたけは購入後、野菜室など冷蔵庫に入れる方が多いと思います。
その際、まいたけのパックごと保存していませんか?
もちろん、今日明日中に食べるのであればそれで問題ないのですが、もう少しかかりそうな場合はパックのままでの保存はお勧めしません。
パックのままだと通気性が非常に悪いので、まいたけから出た水分が中にこもってしまい、傷みが早くなります。
・パックに数カ所穴を開けて、水分が逃げるようにして保存する
・パックから取り出し、キッチンペーパーに包んで保存袋に入れて保存する
このような方法で保存すれば、4日〜1週間くらい日持ちします。
冷凍保存
大量にまいたけを買った場合や、少量ずつ使う場合は購入してすぐに冷凍保存してしまうと使い勝手が良いです。
さらに、凍らせることでまいたけの細胞が壊れ、旨味成分がより多く作られるので、味も良くなりますよ。
①買ってきたらすぐにパックから取り出し、根元の硬い部分を取り除く
②汚れが気になる部分はキッチンペーパーなどで拭き、後で使いやすいように房を小さく分ける
※水分がつくと傷みやすくなるため、水洗いはしないでください
③チャック付きの保存袋に入れて、空気をしっかり抜いて冷凍保存する
これで、1ヶ月保存できます。
使うときは、凍ったまますぐに調理してしまいましょう。
室温に置いておくと、すぐに溶けてふにゃふにゃになり水分が出てきます。
その水分に栄養や旨味が含まれているので、なるべく放置しないように気をつけましょう。
天日干し
少し手間がかかりますが、天日干しにして乾燥させると栄養価や旨味がさらに上がります。
保存期間は冷凍と同じく1ヶ月程度です。
①根元の硬い部分は取り除き、房を小さく分ける
②汚れが気になる部分はキッチンペーパーなどで拭く
③竹ザルや網などに重ならないように並べる
④風通しの良い直射日光の当たる場所で2〜5日干しておく
⑤カラカラに乾燥したら出来上がり。乾燥剤などと一緒に密閉容器に入れて保存する。
使うときは、汚れを軽く洗い流し、10〜20分ほど水で戻せば料理に使うことができます。
戻し汁にも栄養や旨味が含まれていますので、捨てずに使いましょう。
まとめ
以上、まいたけの賞味期限ってどれくらい?腐ったときの見た目はどうなる?についてご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。
・まいたけの日持ちは2〜4日程度
・期限表示がないので、まいたけの状態をよく見ていつまで食べられるか、腐っているか判断する
・水っぽくなってきたもの、ぬめりのあるもの、匂いが変なものなどは食べない方が良い
・冷蔵や冷凍だけでなく、天日干しにして保存することもできる
一番手軽に長く保存できるのは冷凍保存ですが、天気の良い日が続くときは、天日干しにもチャレンジしてみたいですね。
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