普段何気なく、クッキーやサブレ、ガレット、ビスケット、クラッカーを食べていると思うのですが、改めて何がどう違うのかって聞かれると、はて?何が違うのだとろうって、うまく答えられないという人が多いのではないでしょうか?
なんとなく、食感などで違うかなぁって思っていても、詳しく説明してとなると、よくわからないことだらけですよね。
特にクッキーとビスケット、サブレなんて似ているし。
今回は、クッキー、サブレ、ガレット、ビスケット、クラッカーの違いがなんなのか、特徴を含めてご紹介いたします。
頭に片隅に入れておくとやくにたちますよ♪
参考にしてみてくださいね。
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クッキーとは?
お友達が「世界で一番美味しいクッキー見つけた」って言ってくれたんだけど、手に持って口に触れた瞬間にもう
「美味しい!!美味しい!!!」ってハイテンションで叫んで(1人)、一口食べたら美味しすぎて無言になって真顔で「え…おい…美味しい…」ってなって震えてる今 pic.twitter.com/Xmb4mErSaB— アッサ🐹二次 (@assa0313) March 3, 2018
トップバッターはクッキーからご紹介しましょう。
サクサクしてバターの風味がきいていて美味しいクッキー。
市販のも良いですが、手作りする人も多いですよね。
クッキーとは、アメリカから伝わった焼き菓子のことを指しているのです。
サクッとしたものすべてをクッキーとしていました。
日本では、砂糖と脂肪分が全体のうち40%以上になっているものをクッキーとしています。
ビスケットよりもふんわりできているのが特徴なのです。
クッキーの賞味期限や保存方法についてはこちらにまとめています。
サブレとは?
塩サブレ
サクサクふんわり
甘くて塩っぱい pic.twitter.com/q4XGCfk5gC— フランス菓子 カスミ (@toshiya3935) June 21, 2020
サブレとは、フランスから伝わった焼き菓子をさしています。
17世紀にいたサブレ伯爵夫人のレシピがフランスの社交界で人気になったそうで、それがどんどん広がり、世界中に伝わったのだそうです。
サブレは、クッキーやビスケットとは違ってショートニングやバターが多く使われて作られています。
ベーキングパウダーを使用しないので、食感が軽くなってサクサクしているのだそうですよ。
このサクサク感が、砂に似ているという説もあって、フランス語で砂を意味している。sable (サブル)からきているという説もあるとか。
サブレの賞味期限や保存方法はこちらにまとめているので、参考にしてくださいね。
ガレットとは?
久しぶりのガレット写真。
忙しくなると写真投稿ご無沙汰になるパターンですが😅変わらず営業しております。
春野菜と鳥むね肉のトマトソテー、チーズ、たまごの #ガレット。平日ランチで!#軽井沢カシェット #カシェット #軽井沢ガレット pic.twitter.com/fYTjWRcPg8— 軽井沢カシェット (@karuizawacachet) April 7, 2021
ガレットもフランスから伝わって来た焼き菓子で、薄くて丸いものをさしているのです。
丸くて平たくなっているお料理やパンケーキのことをガレットと呼びます。
ガレットのガレは、フランス語で小石という意味だそうですよ。
ガレットは、フランス北西部のブルターニュ地方が発祥の地になっています。
そば粉と水を混ぜて作った郷土料理が有名です。
雨が多い地域で、小麦粉を育てるのが困難だったため、近代初期あたりまでは、農民の主食としてガレットが食べられていました。
元々は、食事ようとして作られていたので塩気が強かったのですが、最近では、デザートとして甘くして食べらる場合もあります。
でも 現在でも、食事用の方が多い気がします。
ガレットの賞味期限や保存方法についてはこちらにまとめているので、あわせて参考にしてくださいね。
ビスケットとは?
ビスケットとは、イギリスから伝わって来た焼き菓子のことを指しています。
クッキーやサブレに比べると固めで、イギリスではもともと保存食として作られていたそうですよ。
当時、2度焼きしたパンが保存食になっていて、これがビスケットの始まりだと言われているのです。
日本では、1971年に糖分と脂肪分の割合が全体の40%未満のものをビスケットとすると決めました。
小麦粉、糖類、脂肪分、食塩が入っているのには、変わりないのでクッキーもビスケットといったとしても間違いではないのです。
ただ、イギリスには、クッキーという言葉がなくて、すべてビスケットの位置付けになるそうですよ。
改めて知るとそうだったのか。って納得できますが、ビスケットもクッキーもほぼ同じものだから、言い間違えても仕方ないですね。
かれこれすごい昔、1543年に種子島に漂着したポルトガル人が鉄砲、カステラ、そしてビスケットを日本に持ち込み、紹介したと言われているのです。
400年以上も前に、実は、ビスケットが日本に入っていたのですね。
ビックリです。
ビスケットの賞味期限や保存方法はこちらをご覧ください。
クラッカーとは?
クラッカーはというと、イースト菌を使って発酵させてから薄く伸ばして高温で焼き上げたもの。
軽く、そして薄めに作られていて味は塩味です。
アメリカで保存食として誕生したと言われているのです。
食品の分類では、クラッカーはビスケットの仲間に入るそうですよ。
軽めで美味しいですよね。
チーズを塗ったり、お野菜やハムを乗せたり、いろいろなアレンジで食べることもでき、常備させておくととても重宝します。
クラッカーの賞味期限や保存方法はこちらも参考にしてくださいね。
クッキー・サブレ・ガレット・ビスケット・クラッカーの違いは?特徴を徹底調査!のまとめ
クッキー、サブレ、ガレット、ビスケット、クラッカーの違いをそれぞれご紹介いたしました。
どこから伝わって来たかによって名前が変わって来ていたなんて。
実際は、クッキーもサブレも、クラッカーも、ビスケットの仲間だったとは、驚きです。
日本では、
- クッキー : 糖分と脂肪分が全体の40%以上のもの。
- ビスケット: 糖分と脂肪分の割合が全体の40%未満のもの。
となっています。
イギリスでは焼き菓子をビスケットと呼んでいるのです。
ちなみに、アメリカでは、焼き菓子をクッキー、スコーンのことをビスケットとよびます。
国によって違ってくるのも面白いですね。
- サブレ: ショートニングやバターが多く使われて作られたもの。
- クラッカー: イースト菌や、酵素を使って発酵させて作られたもの。
- ガレット: そば粉と水を使って薄く伸ばして作られているもの。
となっています。
ビスケットの仲間としてサブレ、クラッカー、クッキーも含まれているそうですよ。
ガレットだけちょっと違う分類になりますね。
でも、どれも焼き菓子には変わりありません。
あ。あ。ややこしい。
でも改めて知ると面白いですね!
知識として頭の片隅に入れてみてください。
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