乾燥昆布の賞味期限はどれくらいなのでしょう?
買ってもなかなか一度に使いきれないので、古いものが引き出しの奥から出てきたってことありませんか。
ここでは、乾燥昆布の賞味期限や、賞味期限切れの乾燥昆布はいつまで使えるのか。
また、乾燥昆布って腐るとどうなるのかや、乾燥昆布の正しい保存方法についてご紹介します。
ぜひ参考にしてくださいね。
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乾燥昆布の賞味期限はどれくらい?(開封前、開封後)
乾燥昆布の賞味期限は、開封前と後では、大きな違いはありません。
それは、乾燥昆布が元々長期保存を目的として作られているからです。
パッケージに記載されている賞味期限は、「風味が変わらずに食べられる期限」です。
しかし、昆布は長期間寝かせて熟成させるものもあるため、賞味期限が過ぎたから不味くなるというものではありません。
開封前
開封前の乾燥昆布は、記載されている賞味期限までは風味が変わらずに楽しめます。
乾燥材が一緒に入っていることが多いので、多少の湿気は問題ないでしょう。
賞味期限が過ぎると、少ーしずつ香りや味が強くなりますが、カビていなければ問題ありません。
開封後
開封済みの乾燥昆布は、酸化が進んで色や香りに変化が現れます。
昆布のパッケージは、保存用チャックが付いていないものが多く、長期保存には不向きです。
開封後は早めに、保存容器に移すようにしましょう。
賞味期限切れの乾燥昆布はいつまで使える?
賞味期限切れの乾燥昆布は、カビていなければいつまででも使えます。
逆に言うと、カビた乾燥昆布は、賞味期限内であっても食べることはできません。
出汁のとり方
乾燥昆布での出汁のとり方には、ポイントがあります!
・水から煮出す
・火をつける前に、20分以上浸けておく
この2点を踏まえて、だしの取り方をご紹介します!
①水1Lに対して、10gの乾燥昆布を使う
②水に昆布を入れて、20分以上浸けておく
③乾燥昆布が大きく膨らんで戻ったら火をつける
④60℃~80℃程度のお湯で煮出すのがベストなので、ぐつぐつ煮立たないように、様子を見ながら火の強さを加減する
※ぐつぐつ煮過ぎると、磯臭さや粘りが出てしまう。鍋の淵が少しふつふつするくらいの温度がベスト!
⑤20~30分、煮出したら火を止めて昆布を取り出しておく
水だし
水だしは簡単で、手間もかかりません。寝る前や、朝出かける前にセットすることで、勝手に出汁がとれます。
①水1Lに対して、10gの乾燥昆布を用意する
②水を張ったボウルや鍋に、乾燥昆布を入れてラップをし、12時間程度冷蔵庫で寝かす
出汁をとったあとの昆布
出汁をとったあとの昆布は、捨てるのはもったいないですよ!
細かく刻んでそのまま味噌汁の具にできますし、調味料で煮込んで佃煮にしても美味しいですね。
漬物やサラダに足すだけで、不足しがちなミネラルがとれますし、ゴミにもならずに一石二鳥です!
乾燥昆布って腐るとどうなるの?
乾燥昆布は、基本的に腐ることはありません。
しかし、水で戻したあとの昆布は、冷蔵庫に入れても日持ちしないので、早めに調理してしまいましょう!
乾燥昆布も、水で戻した昆布も、カビが生えたら食べられません。
昆布は水で戻した後、ヌメリが出始めますが、腐っている訳ではありませんので、ご安心ください。
なお、乾燥昆布の表面についている白い粉っぽい物は、カビではありません。
旨味成分なので、洗い流さないようにしましょう。
乾燥昆布のカビは、ふわふわした見た目であることと、異臭がしますので、すぐに分かります。
乾燥昆布の正しい保存方法は?
保存方法
乾燥昆布は、湿度に気を付けて保存してください。
買ってきた乾燥昆布は、長~い状態のものが多いと思います。
出汁をとることを考えて、だいたい10gになるよう、長さを揃えてキッチンバサミで切ってしまいましょう!
よく使う鍋の大きさに合わせてもいいですね!
使いやすいように、タッパーなどの保存容器に入れておくのがおすすめです。
その際、パッケージに同胞されている乾燥材や除湿剤を一緒に入れるとなおいいでしょう。
乾燥したまま使う
乾燥昆布ならではの使い方もあります。
乾燥昆布をキッチンバサミで細かく切ったものと、大豆の水煮を保存容器に入れて冷蔵庫で30分以上放置します。
ほっとくだけで、大豆と昆布のおかずが完成します!
細かく切った乾燥昆布を、白菜などの漬け物、キムチに入れるのもおすすめです!
まとめ
乾燥昆布は、手を出しにくい食材の一つでしたが、使い始めたらコスパのいいことに気付きました!
保存も調理も簡単なので、ぜひ活用してください!
乾燥昆布の賞味期限について
・賞味期限が過ぎてもカビていなければ食べられる
・乾燥昆布の表面に白いふわふわしたものがついていたらカビ
・乾燥昆布の表面の白い粉っぽいものは旨味成分だから食べられる
・賞味期限内でも、カビていたら食べられない
・開封後は、使いやすい大きさに切って保存容器に移す
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