料理にトロミをつける為に使用される片栗粉。
わたしは、あんかけ料理や、トロミのあるお汁が好きなのでよく使ってます。
よく使用してるんですが、片栗粉の保存方法や、賞味期限を気にしたことはありませんでした。
これからのためにも、片栗粉の保存方法・賞味期限、あと腐ったらどのような変化が出てくるのか調べてみたいと思います。
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片栗粉の賞味期限はどれくらい?
片栗粉の賞味期限は未開封の状態で、製造から1年半。
開封後は、正しい保存状態をキープして2か月以内にお使いください。
片栗粉のパッケージ裏の方に「直射日光、高温多湿の場合を避けて保存してください。」と記載があります。
記載の保存方法を守ることで片栗粉の劣化を防ぐことができます。
下の方にも、詳しい保存方法をのせてますので、参考にされてくださいね。
小麦粉とは違って、片栗粉は1度に沢山使用することがほとんどないですよね。
少しずつしか利用しない片栗粉、いつの間にか賞味期限が切れていたことありませんか?
そんな時の為に次は、賞味期限の切れた片栗粉がいつまで使えるのか調べてみます。
賞味期限切れの片栗粉はいつまで使える?
片栗粉の賞味期限を気にせず保存されてる方は多いと思います。
わたしがその1人ですけどね。
利用する時に何気なく見ると賞味期限が6か月過ぎている!!と焦って捨ててしまったこともあります。
調べてみてわかりました。
品質は劣化しますが、未開封の状態で袋に穴が開いてなければ、2年過ぎても大丈夫のようです。
2年と聞いて驚きませんか?
6か月で捨ててしまったことを後悔しております。
といっても、賞味期限が切れてる片栗粉を使用するのは悩みますよね。
次は、片栗粉は腐るとどのような変化がでてくるのか調べてみたいと思います。
片栗粉って腐ることあるの?
片栗粉って腐るんでしょうか?
わたしには腐るイメージのない片栗粉ですが、変化が出るのか調べたところわかりました。
【 見た目 】
・黄ばんだ色に変色します
・よく見てみると動くものがいる
【 匂い 】
・カビ臭い匂いがします
上のような状態に1つでも当てはまるのがある場合は処分されてくださいね。
見た目の中にある「動くもの」が気になりますので、詳しく調べてみました。
「動くもの」とはなんでしょう?
動くものの正体は「コナダニ」です。
片栗粉だけではなく、小麦粉・お好み焼き粉・強力粉などの粉ものを好んで生息するダニのことです。
特に、お好み焼き粉や、ホットケーキミックスなど、ミックスされた粉を好むようです。
増殖しやすい環境は、湿度60%以上、温度が25度以上の高温多湿な状態です。
梅雨~夏にかけてはコナダニにとってはピッタリの環境となるので、絶対にこの時期の常温での保存は避けてくださいね。
未開封でもコナダニは袋を破ることもできるようなので、未開封でもなるべくは冷蔵庫での保存をされることをおススメいたします。
もし、常温で保存されてた場合は、片栗粉の袋に穴が開いていないか念入りにチェックされてくださいね。
どうしてここまでチェックをしなくてはいけないのかというと、ダニは強力なアレルゲンの1つだからです。
コナダニが入ってるとは知らずに食べたことで、アナフィラキシーショックを起こし、呼吸困難になってしまう恐れがあります。
このコナダニが怖いのは、死骸でもアレルゲンとして変わらないので、加熱してもアナフィラキシーショックを起こします。
ダニの寿命は100日といわれており、1日に数個の卵を産み、それから3週間後には成虫になります。
長期の保存をすることでコナダニはどんどん増え続けていくので、必ず保存方法は守ってくださいね。
では、そのようなことを避けるためにも正しい保存方法を知っておきたいですよね。
次は、片栗粉の正しい保存方法について調べたいと思います。
片栗粉の正しい保存方法は?
片栗粉を保存する時に大事なことは、3つあります。
・温度
・湿度
・保存容器
では、どのように気を付けていけばいいのか、詳しく書いていきますね。
保存する温度は?
常温での保存ではなく、冷蔵庫・冷凍庫での保存をおススメいたします。
この保存は開封後のみではなく、未開封でも常温での保存は避けた方がいいようです。
なぜなら、ダニは未開封状態でもビニール1枚ぐらいなら破いて中に入ってくるからです。
見た目ではわからないダニ。
間違っても食べたくはないので、今まで常温で保存されてた方は冷蔵庫・冷凍庫保存に切り替えてくださいね。
冷凍庫で保存すると、片栗粉が固まってしまうんじゃない??って思いますよね。
他の食材のように固まることはありませんのでご安心ください。
解凍もしないでそのまま料理に使用できます。
湿度を防ぐには?
冷蔵庫や冷凍庫での保存は湿度が心配ですよね?
どちらも頻繁に開閉するので、温度差により湿気がたまりやすくなります。
その状態では、湿気の大好きなカビ発生の原因のもととなってしまいます。
カビ発生させないためには、片栗粉の中に乾燥材を入れておきましょう。
ちなみに、乾燥剤は100均でも販売しておりますよ。
どんな容器に入れたらいいの?
温度と湿度が大事なことがわかったところで、どのような保存容器入れたらいいのか悩みますよね。
粉類はニオイがうつりやすいという点がありますのでいくつか保存方法をお伝えしますね。
・密閉容器に移し替えてから保存
・購入した時の袋ごと密閉容器に入れて保存
・購入した時の袋ごと密閉できる保存袋にいれて保存
わたしは冷蔵庫に保存はしておりましたが、購入した袋のままゴムで縛って保存しておりました。
これからは2つめの、袋ごと密閉容器に乾燥剤も一緒に入れて、保存しようと思います。
粉もののおすすめ保存容器や実際に使った感想などは、こちらにまとめているので合わせて参考にしてくださいね。
まとめ
・開封前の賞味期限は1年半。開封後は正しい方法で保存し2か月以内にお使いください
・賞味期限が過ぎても、未開封の状態であれば2年すぎても大丈夫
・腐ると「見た目」「臭い」に変化がみられます
・コナダニは粉ものを好んで増殖していくので正しい保存方法をされてください
・密閉容器の中に乾燥剤を入れて、冷蔵庫・冷凍庫で保存をする
いかがでしたでしょうか。
わたしの感想は、片栗粉の保存方法には気を付けて、賞味期限はチェックしていこうと思いました。
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