かぼちゃの煮物って美味しいですよね!私も大好きです♪でも、煮物にすると、いつも作り過ぎてしまうんです。
皆さんも、そんな経験ありませんか?今回は、作り過ぎてしまったかぼちゃの煮物の賞味期限と、保存方法をお伝えさせていただきます。かぼちゃの煮物をアレンジしたレシピもご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください!
秋から冬に食べごろを迎える「かぼちゃ」。八百屋さんでは、丸ごと1個が安く売られていますし、私の祖母はかぼちゃを作って送ってくれます!煮たり焼いたり、天ぷらにしたり…。
ビタミンやカリウム、カルシウムなど、実は栄養が豊富で万能とも言える緑黄色野菜、「かぼちゃ」。美味しく食べて、元気な身体を維持しましょう!
また、いろんな料理の賞味期限などについてはこちらにまとめているので、合わせて参考にしてくださいね。
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かぼちゃの煮物の賞味期限はどれくらい?
買ってくる?自分で作る?
かぼちゃの煮物は、スーパーの総菜コーナーに必ずと言っていい程置かれている、定番メニューです。買ってきたものは食べきりサイズなので、余ることはほとんどないと思います。消費期限も、製造から翌々日になっていることがほとんどですね。
ですが、「かぼちゃの煮物くらい自分で作る!」「好みの味付けがあるので自分で作る」という方も多いでしょう。そして、一度に多く作った方が美味しくなるので、鍋の中で余ってしまうのです…。
では、そんなかぼちゃの煮物の賞味期限はいつなのでしょうか?
煮物が一番美味しいのは?
一般的なかぼちゃの煮物は、醤油・砂糖・出汁で、一口大に切ったかぼちゃにゆっくり火を通します。かぼちゃに限らず、煮物は冷める時に具材に味が染み込みます。かぼちゃの煮物は、出来たてよりも、一度冷ましてから温め直した方が美味しく食べられるのです。
かぼちゃの煮物の賞味期限
では、作ったかぼちゃの煮物はいつまで食べられるのでしょうか?
答えは、「冷蔵庫で最長4日」です。
しかも、一日一回、鍋で一度中心まで火を通して殺菌する必要があります。手間に感じる時は、2~3日以内で食べきりましょう。
かぼちゃの煮物は傷み易いため、常温での保存は出来ません。夏場はもちろん、冬の暖房で暖まった部屋でも、すぐに食べられなくなってしまうので、出来るだけ早く冷蔵庫に入れてください。
かぼちゃの煮物って腐るとどうなるの?
冒頭にも書きましたが、私はかぼちゃが好きです。しかし、不覚にも腐らせてしまったことが何度かあります。
腐ってしまったかぼちゃの煮物は、すぐに分かります。臭いや見た目で判断出来ますので、食べる前に以下の項目をチェックしてください!
・表面がつやつやして見える
・表面を触ると糸を引く
・箸で割ると中身が糸を引く
・酢を使っていないのに酸っぱい臭いがする
上記のうち、1つでも当てはまれば傷んでいます。食べるのは諦めて、処分しましょう。
私はもったいなくて食べてみようとしましたが、温め直したら臭いがキツくなりました。
確認せず口に入れてしまったこともありますが、すぐに「これはダメなやつだ!」と思って食べるのを辞めました。
お腹を壊さないように、皆さんはきちんと確認してから食べてください!
かぼちゃの煮物の正しい保存方法は?
作ったその日に保存しよう!
かぼちゃの煮物は、作った当日中に仕分けをしましょう。
①今日食べる分
②明日食べる分
③長期保存する分
①と②は、完全に冷めたら水分を切って冷蔵庫に入れます。明後日以降に食べる分は、「3日も同じメニューが続いても飽きてしまう!」と、思い切って冷凍保存しましょう。
かぼちゃに限らず、煮物は一度冷ますと味が染みて美味しくなります。煮汁がさらさらしていたら、少し煮詰めてかぼちゃに良く絡むようにしてください。冷ましている間に、美味しい煮汁がゆっくりかぼちゃに染み込みます。
すぐに食べるものはそのまま温め直し、保存するものは保存袋に入れましょう。
また、私の経験では、夏場は半日持たなかったこともあるため、注意が必要です。鍋ごと氷水につける等、早く冷ます工夫をしましょう。
※清潔な箸で容器にうつしましょう!食卓で皆でつついたものは、一度鍋で温めて殺菌してください
冷蔵庫で保存(最長4日)
かぼちゃの煮物が完全に冷めたら、煮汁がなるべく入らないように、保存容器に移します。冷める前に移してしまうと、容器内で熱がこもり、傷みをすすめてしまいます。
冷蔵庫に入れるのは、今日・明日で食べきれる分だけにして、残りは冷凍してしまいましょう!
どうしてももう一日持たせたい場合は、一度鍋で火にかけて、かぼちゃの中心部まで温め直してください。そうすることで、繁殖し始めた菌が殺菌され、少しは持たせることができます。
ただし、何度も繰り返し出来る方法ではありません。「火を通したから1日日持ちが延びる」という訳ではないので、気を付けてください。
私も、「しっかり温め直したし大丈夫!」と思っていましたが、5日目の朝には全て捨てることになりました。
冷凍保存でいつでも食べられる!
明後日以降食べる分は、ジップロック等の保存袋に入れて、なるべくかぼちゃ同士が重ならないように冷凍しましょう。タッパーだと、かたまりで凍ってしまうため、解凍ムラが出来やすくなり、おすすめしません。
完全に凍ったら、一度袋の上から手でほぐします。そうすることで、食べたい時にかぼちゃを一個ずつ取り出せて、量を調節できます。
解凍する時は、冷蔵庫で自然解凍してから、鍋や電子レンジで温めます。急いでいる時は、私は凍ったまま電子レンジの「解凍温め機能」で温めます。
解凍機能等が無い場合は、低めのW数で軽く温め、ぱさぱさしていそうであれば、水をスプーン1杯かけてから通常のあたためボタンを押しましょう。これで美味しく、冷凍かぼちゃの煮物が食べられます。
冷凍保存の賞味期限
かぼちゃの煮物を上手に冷凍できたら、しばらくは献立の「もう一品」に困らないですね!
ただし、冷凍保存していても、1~2カ月で使い切るようにしましょう。霜が付いたり、冷凍庫の臭いが付いて美味しくなくなってしまいます。
かぼちゃの煮物のリメイクレシピ!
最後に、かぼちゃの煮物のリメイクレシピをご紹介します!
ご家庭ごとに、煮物の味も違いますので、実際にリメイクする時には、かぼちゃの煮物の味の濃さを考慮しながら作ってください。
母直伝のかぼちゃの煮物
私は砂糖で仕込む派です。味付けがシンプルなので、料理やおやつなど、リメイクの幅も広がるので、まずはそのレシピをご紹介します!ただし、焦げやすいので鍋の様子はこまめにチェックしてください。
①かぼちゃを一口大に切り、なるべく皮を下にして鍋に入れる
②砂糖を上からまぶして、しばらく置いておく
(時々鍋をゆすったりして、砂糖を全体にいきわたらせる)
③水分が出てきたらふたをして弱火にかける
④かぼちゃが柔らかくなってきたら、お好みで少し醤油と粉末出汁で味をつける
私は、④で味をつける前に、保存用と当日のおかず用に分けています。
また、皮を下にして鍋に入れることで、多少こげても身の部分は食べられます。
かぼちゃのサラダ
食卓のもう一品、お弁当のおかずにもおすすめです!
①かぼちゃの煮物を軽く温めて、砂糖で甘みを調節し、フォーク等でつぶす。
②ある程度ほぐれたら、バターと生クリーム(コーヒーフレッシュでOK)を加えてよく混ぜる。
③お好みで、干しぶどうやアーモンドスライスを混ぜるとお洒落になります!
かぼちゃの硬さによって、クリームの量は調節してください。甘めに作れば、スイートポテトのように軽くトースターで焼いて、おやつとしてもお召し上がりいただけます!
速攻!かぼちゃのスープ
寒い時は、身体を温めるスープが嬉しいですね♪かぼちゃの煮物をリメイクすれば、やさしい手作りのかぼちゃスープがあっという間に作れます。
①かぼちゃの煮物を解凍して鍋に入れる
②牛乳や豆乳を少し入れて、温めながらかぼちゃを鍋の中でつぶす
③お好みの滑らかさになったら、とろみの加減を見ながら牛乳や豆乳を加える
④塩胡椒で味を調えて完成!洋風スープの素を入れると、より本格的になります
一人分を作るときには、大きめのマグカップで電子レンジ調理しましょう。牛乳類は吹きこぼれやすいので気をつけて!
解凍した段階でかぼちゃの皮を除去し、牛乳で滑らかにした後裏ごしすれば、本格的な滑らかパンプキンスープになります。パーティやお祝い事の際にもおすすめです!
凍ったまま入れちゃって!
冷凍保存していたかぼちゃの煮物は、カレーやシチューに入れても美味しいです。材料を煮込む段階で入れましょう!一緒に煮込むことで、味が馴染んでいきます。
アレンジは無限!
生の状態からでは、調理が大変なかぼちゃ料理も、一度調理してしまえば簡単に作れます。冷凍食品コーナーのカットかぼちゃのように、便利に使うことができるのです!
今回ご紹介したリメイクレシピは、ほんの一部です。かぼちゃは色々な料理との相性もいいので、アレンジが無限に広がります。
まとめ
かぼちゃの煮物は、とても傷み易いですが、冷凍保存すれば安心です。廃棄する食品を減らすことは、家計だけでなく環境にも優しいことですので、ぜひ実践してみてください!
・かぼちゃの煮物は冷蔵庫でも4日しか持たない
・かぼちゃの煮物は冷凍庫で1~2カ月保存出来る
・完全に冷ましてから保存袋にうつす
・夏場は半日でダメになってしまうこともある
以上を覚えていれば、作り過ぎてしまっても安心です。
今回ご紹介したリメイクレシピは、かぼちゃの煮物の量を加減すれば、一人前から作れます。
甘いものがいいのか、醤油のきいたタイプがいいのか?ホクホク系か滑らか系か…。自炊している方は、ぜひ色々試してみて、自分好みのかぼちゃの煮物を見つけてください!
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