毎日のお料理を作る時に必ず必要なフライパン。
使わない日の方が少ないですよね。
毎日使うだけあって、消耗するのも早いのです。
とはいえ、フライパンの寿命ってあまり知られていないように思うのですよね。
もう買い換えどきかしら?なんて思っても、まだまだ使えるからいいかって、そのまま使い続けていませんか?
メーカーによっても持ちが違いますよね。
今回は、身近な存在のフライパンの買い替え時の見極め方や長持ちさせる方法ついて詳しくご紹介いたします。
ぜひ、お家のフライパンを再確認してみて下さいね。
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フライパンの寿命はどれくらい?素材別に徹底調査!
フライパンの寿命ってどのくらいなのでしょうか?
メーカーによっても違ってきますよね。
すごく安いものを買ってしまって、そんなに長く持たなくてもいいやと思っていたら、長く使えたり、高いフライパンを買ったから、長く持つだろうと思っていたら、短かったりなんてこともあるのですよね。
私もよくわかっていなくて、いつも迷うんですよね。
それでは素材別にご紹介いたします。
アルミニウム製のフライパンの寿命
この素材のフライパンはとても軽くて使いやすいですよね。
お手入れを上手にすれば10年以上持つと言われているぐらい、長持ちするのです。
鉄製のフライパンの寿命
鉄製は熱伝導も耐久性も共に優れていて、とても丈夫なのです。
鉄のフライパンを使うとお料理している時に、鉄分が溶け出してくれるので、鉄分補給にもなってとても良いのです。
お手入れをしっかりすればこちらもまた10年以上長持ちすると言われていますよ。
上手に使いこなせば半永久的に使えるので、持っていると便利です。
ステンレスのフライパンの寿命
ステンレスの素材の場合は、サビに強いので上手に使うと長持ちしますよ。
焼いたり、煮たり、揚げたりといろんな用途に使うことができるのです。
使う前に下準備をする必要もないので、とても良いですよ。
こちらのフライパンも半永久的に使えます。
セラミック製のフライパンの寿命
このフライパンもとても丈夫なもので、耐熱性がとても高いのです。
セラミックの場合、温度が上がると遠赤外線効果で火を通すことができるのです。
1年から2年ぐらいが寿命と言われていますが、使い方次第で変わってきます。
最初に油でならすこと、急激に温度を変えるということに注意すれば、半永久的に使える場合もあります。
加工別にお伝えするとこのようになります。
テフロン加工のフライパンの寿命
フッ素樹脂で加工されているもので、油を使わなくても使えてとても便利なフライパンです。
でも寿命は1年ととても短いのです。
フッ素樹脂って熱や摩擦に実はとても弱いものだったのです。
長く持ったとしても3年ぐらいですよ。
ダイヤモンド加工のフライパンの寿命
こちらは、フッ素樹脂の中にナノダイヤモンドを混ぜて作ってあるものです。
寿命は2年から3年。
ナノダイヤモンドのおかげで熱や摩擦に強くなるのでテフロン加工のものよりは長く使えるのです。
マーブル加工のフライパンの寿命
寿命は1年から3年。
こちらもテフロン加工の1種で、何層に組み合わせるかによって寿命が変わってくるのです。
層が増えるにつれて耐久性も上がります。
8層組み合わせてあると、3年以上長持ちすると言われていますよ。
チタン加工のフライパンの寿命
固くて軽いチタンが加工されたフライパンは、剥がれない、錆びない、食材がくっつかないと言われていて、とても使いやすいのです。
多少の傷ができても酸化被膜ができるおかげで傷みにくいのです。
使い方によって、3年から5年もつと言われています。
鉄のフライパンの寿命
鉄製のフライパンは使い方を上手にすれば半永久的に使えると言われているぐらい、一番長く持つものです。
油がフライパンに馴染めば馴染むほど長く持つと言われています。
料理人のほとんどの人が愛用しているそうですよ。
まとめるとこのようになります。
コーティング 加工 | 寿命 |
鉄製 | 10年以上(半永久) |
ステンレス | 10年以上(半永久) |
アルミニウム製 | 10年以上 |
セラミック製 | 1年から2年 (使い方によっては半永久) |
ダイヤモンド加工 | 2年から3年 |
マーブル加工 | 1年から3年 8層ならそれ以上 |
テフロン加工 | 1年から |
チタン加工 | 3年から5年 |
フライパンって素材や加工別によって寿命も変わってくるのですよね。
1年から半永久のものまで色々あります。
お家のフライパンがどの素材のものか、または加工されているものなのか、確認してみて下さいね。
フライパンの買い替え時を見極める方法は?
フライパンの買い替えどきを見極める方法はこちらです。
この見極めがまた重要なのです。
そのまま使い続けていると、体に害を及ぼしてしまうものさえあるので注意が必要ですよ。
- 焦げ付きが気になってきた。
- 加工されている部分が剥げている。
- 取ってが壊れてきている。
- サビがついている。
このような感じになっていたら、買い替えどきのサインになります。
フライパンを使っていると、焦げ付きが気になる時期が突然やってくるのですよね。
いつも綺麗に焼けていたのに、ここのところひっついて焦げるなぁというときは、買い替えのサインですよ。
さらに、加工されている部分が取れてきていたり、剥げてきているときもそのまま使い続けるのは危険です。
フッ素樹脂などは有害物質なのでうっかり口に入ってしまうと危ないです。
剥げてきているなぁって感じたら新しいものにしましょう。
取ってが壊れている状態で使い続けるのも危険ですよ。
うっかり落ちて火傷なんてことにもなるので修理ができないもの以外は処分しましょう。
サビが出ているときは、お手入れ方法によっては取ることができます。
でも無理矢理取ったりするとフライパンに穴を開けてしまったり、傷をつけてしまったりすることにもなるので、サビが気になってきたときは、買い替えたほうが良いでしょう。
フライパンを長持ちさせるお手入れ方法は?
フライパンを長持ちさせるお手入れ方法はこちら。
まず次のようなことを気をつける必要がありますよ。
フライパンが長持ちするかしないかポイントになります。
加工されているフライパンを長持ちさせる方法
- 強火で調理したり、空焚きをしない。
- 金属製のヘラを使わない。
- お料理ができたら、すぐにお皿に移す。
- タワシやクレンザーを使わない。
- 重ねて保存する時に、必ず間に布などを挟む。
- 調理したあとすぐに水につけない。
加工されているものは、絶対にこすり洗いをしないようにしましょう。
コーティングされているものは、強火で調理したり空だきしたりするとそれだけで傷めてしまう原因になってしまうのです。
フッ素樹脂加工のものは、空だきするだけで有害物質が出てくるので注意が必要なのです。
金属なども使うと、ちょっとのことで傷がついて長持ちさせることができなくなります。
シリコン製のフライ返しなどを使うと良いですよ。
洗うときも柔らかなスポンジなどを使って優しく洗うようにしてくださいね。
鉄製のフライパンを長持ちさせる方法
- 洗剤で洗わない。
- 油返しをする。
- 塩を使って焦げ予防をする。
このようなことに気をつけて使うだけでぐっと長持ちするのです。
油返しというのは、熱したフライパンに多めの油を入れて全体になじませたら、その油を戻すという方法です。
鉄製のフライパンなら、常に使う前と使った後綺麗にしたら、油をつけて染み込ませておくと良いですよ。
鉄製の場合は、フライパンに塩を入れて乾煎りをし、熱くなったらさっと布巾などでこするだけでサビ予防になるのです。
そのまま使わないときは、塩を洗い流して収納して下さいね。
ちょっとのことですが、注意するだけでぐーっと寿命ものびますよ。
2021年版フライパンの買い替えおすすめ商品は?
フライパンのオススメな商品をいくつかご紹介いたします。
ドウシシャ シンフェ フライパン9点セット 7354円
フッ素樹脂加工のフライパン
取ってが取り外して使えるタイプで、収納もしやすいですよ。
とても軽いので使いやすいです。
アイリスオーヤマ ダイヤモンドグレイス10点セット 10900円
ダイヤモンドコーティングされているのでとても丈夫ですよ。
油が少なくて調理ができ、こびりつきにくいです。
軽いので使いやすいですよ。
アイリスオーヤマ セラミックカラーパン9点セット 8613円
セラミック加工です。
遠赤外線で中まで火を通すことができてとても良いですよ。
色々なカラーのフライパンがあるのでキッチンが楽しくなるかもしれませんね。
IWACHU/岩鋳 ファミリーパン 3333円
鉄製のフライパンです。
南部鉄器でできています。
サイズは小さめで、14cmから17cmで重さが700gから1200gあります。
少々重たいですが、さっとおかずを作ったり、朝食を作ったりする時にあると便利ですよ。
この他にもまだまだ色々ありますが、自分の使い勝手の良いフライパンを探してみて下さいね。
フライパンの寿命はどれくらい?買い替え時見極め方や長持ちさせる方法は?のまとめ
フライパンの寿命がどのくらいなのか、買い替えの時の見極め方など詳しくご紹介いたしました。
フライパンは加工のされかたや素材によって寿命も変わってきます。
短いものは1年ぐらいから、長いのは半永久使えるものまで色々です。
使い方やお手入れの方法によっても変わってきます。
加工されているフライパンや、鉄製のフライパンなどそれぞれの個性を把握して、ポイントを抑えながら上手に扱って下さいね。
必ず、フライパンから買い替え時期のサインが現れます。
そのポイントを見逃さないようにしましょう。
素材によっては、ずっと使い続けると体に害を与えてしまう場合もあるので注意して下さいね。
自分の好きなフライパンを見つけて大事に最後まで使い切りましょう。
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