はちみつが賞味期限切れ!何年ぐらい大丈夫?良い使い道は?

はちみつが賞味期限切れ!何年ぐらい大丈夫?良い使い道は?

健康のために毎日はちみつを舐めよう!

そう思っていたけれど、いつしか存在を忘れ。。。

もう古いし、処分しよかしら。。

ちょっと待ってください!それ、まだ食べられるかもしれませんよ!

今回は、賞味期限切れのはちみつが何年くらい食べられるのか、またその使い道をご紹介します。

また、いろんな調味料の賞味期限についてはこちらに詳しくまとめているので、合わせて参考にしてくださいね。

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賞味期限切れのはちみつはいつまで食べられる?

はちみつが賞味期限切れ!何年ぐらい大丈夫?良い使い道は?

商品にもよりますが、はちみつの賞味期限は2〜3年です。

でも、実は純粋なはちみつであればずっと腐ることなく、いつまででも食べることができるのです。(純粋はちみつとは、他の糖類や添加物などを加えていないはちみつのことを言います。)

ですので、賞味期限が切れてしまっても、きちんと保存していたのであれば食べることができるのです。

ただし、年月が経つと徐々に風味は落ちていきますので、そのまま口にする場合などは賞味期限内に食べた方が美味しいですよ。

また、はちみつとして売られているものの中には、はちみつの他に水あめやブドウ糖などを混ぜて作られたものがあります。

こちらは、加糖はちみつと呼ばれます。

加糖はちみつの場合、混ぜ物の影響で純粋はちみつほど殺菌力が高くないので、いつまででも食べられるわけではありません

賞味期限を過ぎてしまったら、味や見た目に変わりがないか必ずチェックし、少しでも異変があれば食べるのをやめましょう。

食べないほうがいいはちみつの見分け方は?

はちみつが賞味期限切れ!何年ぐらい大丈夫?良い使い道は?

純粋はちみつは腐らないとお話ししましたが、これははちみつの糖度の高さによるものです。

糖度が約80%と高いので、浸透圧の関係で雑菌が繁殖できないのです。

もし、雑菌が入ってきても、雑菌の水分をはちみつが吸収してしまうので殺菌されます。

しかし、はちみつの封を何回も開け閉めしているうちに、外部からの混入物が増えて腐ってしまうことがあります。

子どもが汚れたスプーンではちみつを取ってしまった!とか、トーストのクズが入ってしまった!なんてことありますよね。。。

その様な場合、いくら殺菌力の強いはちみつでも痛んでしまいます。

次の様な変化があれば、そのはちみつは食べるのをやめましょう。

・匂いがいつもと違う

はちみつの甘い香りとは違う酸っぱい臭いがし始めたら雑菌が繁殖している可能性があります。

・カビが生えている

はちみつの表面に白色や青緑色の綿状のものが付着している場合は食べるのをやめましょう。

また、腐っているのでは?と思いがちですが、

・長く保存していたはちみつが黒く変色している

・白く固まっている

この様な場合は腐っているわけではないので安心してください。

はちみつに含まれている糖分がカラメル化して黒く褐変したり、低温(15度以下)に長時間あったため結晶化してしまっただけです。

色を元に戻すことはできませんが、結晶化は40〜50度のお湯で湯煎し、ゆっくりかき混ぜていると液状に戻すことができますよ。

賞味期限切れのはちみつの良い使い道は?

はちみつが賞味期限切れ!何年ぐらい大丈夫?良い使い道は?

賞味期限が切れている場合、はちみつの豊かな風味は減りますが腐ることはないので様々な使い道があります。

ナッツのはちみつ漬け

はちみつがたくさん残っている場合にオススメなのが、ナッツのはちみつ漬けです。

はちみつには様々なビタミンやミネラルが含まれていて健康に良いのはご存知かと思いますが、そこにナッツを加えることで美容や健康に良い良質な油脂も一緒に摂ることができるので、とてもオススメなんです。

そのまま食べても良いですし、トーストやホットケーキ、またはヨーグルトやクリームチーズのトッピングとして色々使うことができますよ。

作り方はとっても簡単!

お好みのナッツをフライパンで乾煎りし、消毒済みの瓶に入れ、そこにはちみつを注ぐだけです!

ナッツが完全に浸かる様にたっぷりはちみつを注いでくださいね。

2〜3日すれば食べることができますよ。

日が経つにつれて、はちみつがナッツに染み込んでいきとても美味しくなりますが、手作りですので早目に食べきってくださいね。

お肉の下ごしらえ

次にオススメなのがお肉の下ごしらえに使うことです。

お肉の表面に薄くはちみつを塗り、15分ほど置いておきます

はちみつの糖分が染み込み、お肉が固くなるのを防いでくれますよ。

塗る量が多いと甘みが強くなるので、料理に合わせて加減してくださいね。

他の調味料と一緒に揉み込み下味をつけてしまうのも簡単でいいですね。

豚の生姜焼きなどに使うと、コクもプラスされより美味しく仕上がりますよ。

砂糖の代用

カロリーや血糖値を気にされる方であれば、日々使っている砂糖をはちみつに置き換えて使ってみてください。

砂糖に比べて23%ほどカロリーが低く、砂糖の1/3量で同等の甘さを感じることができるので、カロリーを抑えたい時にはもってこいです。

また、はちみつの中でもアカシアのはちみつは低GI食品と言われていて、血糖値の上昇が穏やかですよ。

リップパック

食用以外に美容アイテムとして使うこともできます。

冬場の乾燥などでカサカサになってしまった唇は、はちみつで簡単にケアできるんです。

はちみつを唇に塗り、食品用ラップで覆い5〜10分放置した後、ぬるま湯で丁寧に洗い流します。

そのあとに、普段使っているリップなどで保湿するだけです。

はちみつの栄養分が浸透し、唇の荒れを抑えてくれますよ。

開封後のはちみつの正しい保存方法は?

はちみつが賞味期限切れ!何年ぐらい大丈夫?良い使い道は?

純粋はちみつは非常に殺菌力が高いので、正しく保存していればいつまででも楽しむことができます。

以下の様な点に気をつけて常温で保存してください。

・開封後は吸湿しやすいので、蓋はしっかりしめ、湿気の多い場所は避ける。

・高温下に置くと成分が壊れてしまうので、火の側や、トースターの側は避ける。

・直射日光を避ける。

・必ず清潔なスプーンなどを用いて取り出す。

・15度以下になると結晶化が始まってしまうので、冷蔵庫での保存は避ける。

まとめ

以上、賞味期限切れのはちみつが何年くらい食べられるのか?また、その使い道についてご紹介してきました。

・純粋はちみつは賞味期限が切れても腐ることなく食べられる。

・酸っぱい匂いやカビの生えたものは食べない。

・賞味期限を過ぎると風味は落ちるが、食べることはできるので様々な使い道がある。

・湿気や高温、直射日光を避け、常温で保存すること。

蜂が一生懸命作ってくれたはちみつ。

最後まで食べきってあげたいですね。

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