夏になると食べたくなるのが冷やし中華です!
そして、気付くと賞味期限が切れているのも冷し中華です。
中には冷凍する人もいらっしゃるそうですが、麺は大丈夫なんでしょうか?
外袋を開けてしまったら、日持ちはしないのでしょうか?
スープはいつまで使えるんでしょうか?
今回は、夏の風物詩「冷し中華」の賞味期限についてご紹介します!
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冷やし中華の賞味期限はどれくらい?(市販、乾麺、生麺など)
市販の冷し中華
コンビニなどで売っている、完成された冷し中華は日持ちしません。
なので、パッケージに記載されているのも「消費期限」となっています。
「消費期限」は、切れると雑菌の繁殖が始まっている可能性が高くなるので、お腹を壊しかねません。
具材も、きゅうりやトマトなどが添えられていることも多く、水分が多くでます。
水分が多いと、それだけ雑菌が入る可能性が高くなるので、注意が必要です。買ったらその日のうちか、遅くても翌日中には食べましょう。
乾麺の冷し中華
乾麺タイプの冷し中華は、長期保存ができるので便利ですね!
うどんやそうめん、ひやむぎが代表的ですが、冷し中華の乾麺も近年人気がでています。
乾麺は長期保存を目的として作っているので、「賞味期限」が記載されています。ものによって1~2年と違いますので、買うときに確認しておきましょう。
そして、賞味期限が過ぎた乾麺ですが、ずばり食べられます!
賞味期限が切れているので、多少は味に変化があったりしますが、カビが生えたり虫が付いていなければ食べられます。
生麺タイプ
夏になるとスーパーでよく見かける、生麺タイプの冷し中華は、だいたい1週間前後に設定されています。
ものによっては、1ヶ月ほど日持ちするものもありますが、メーカーや麺の水分量によっても変わるので、買うときには賞味期限を確認しましょう。
なお、3食入りで、1人前ずつ個包装になっているものは、外の袋を開けてしまっていても、個包装の袋を開けていなければ賞味期限まで美味しく食べられます。
付属のスープは、別で賞味期限が書かれていて、生麺よりも日にちに余裕があります。
我が家では、使わずに余った冷し中華のスープは取っておいて、麺つゆの代わりに薄めて使うこともあります!
麺つゆを切らしているのを忘れて、麺を茹でてしまったときにオススメです。
そのままではさすがにしょっぱかったので、水やお湯で少し薄めてください。
賞味期限とは?
冷し中華というと、あまり日持ちしないイメージがありませんか?
生麺で売られている印象も強いですし、そもそも私の家では食べる時に買ってくるのが普通になっているので、買い置きをするものとは思ってませんでした。
しかし、自分が主婦になってみると、「どうせ食べるから買っておこう」が増えました。
安いときに買っておきたいですし、夏は週末の度に食べたくなるので、買い置きをするようになりました。
そのため、賞味期限が近くなったり切れてしまったりしています。
食品には、「賞味期限」と「消費期限」のどちらかが書かれています。
「賞味期限」は、その食品が美味しく食べられる期限を示しています。
一方「消費期限」は、その食品が安全に食べられる期限であり、この日を過ぎると少しずつ菌数が増えて傷んでしまいます。
「賞味期限」は守らなくても体に害はありません。
しかし冷し中華は、麺のタイプによって「賞味期限」か「消費期限」か違うので、注意しましょう!
賞味期限切れの冷やし中華はいつまで食べられる?
賞味期限が切れた食品は、味は落ちても食べられるので、捨てるのはもったいないですよね。
でも、賞味期限が切れてから数日ならまだしも、数週間以上過ぎていると、心配になります。
見た目に変化があれば分かりやすいのですが、カビも見られず、においも違和感がなければ不安ですよね?
市販の完成している冷し中華以外は、案外日持ちするので、安心してください!
次の項目で、食べられるものと食べられないものの見分け方を、麺のタイプ別に説明していきます。
冷やし中華は腐るとどうなるの?
市販の冷し中華が腐ったら…?
コンビニや、スーパーのお弁当コーナーにある冷し中華は、麺は茹でてありますし、具材もついています。
調理済みなので、日持ちはしませんし、パッケージに記載されているのは「賞味期限」ではなく「消費期限」です。
「消費期限」ということは、その日付までに食べることをすすめられているので、期限切れになるとお腹を壊す可能性が出てきます。
店頭に並んですぐのものは、翌日くらいまでは余裕がありますが、見切り品シールが貼られている値引き品は、消費期限を確認して買いましょう。
私は、すぐに自分で食べるものであれば、積極的に値引き品を購入します。しかし、お店の人が見落として、消費期限切れの商品が並んでいたこともありました。家に着いてから気付いたので、面倒でそのまま食べましたが、皆さんは注意してください!
市販の冷し中華が腐ると、麺がしっかりとくっついてしまい、ほぐれなくなります。
また、一緒に入っているトッピングの具材も傷み始めます。
・チャーシューが糸をひいている
・錦糸卵がカビている
などの様子が見られたら、食べるのは諦めて捨てましょう。
乾麺の冷し中華が腐ったら…?
乾麺タイプの冷し中華は、元々賞味期限も長く設定されています。
それは、製造工程で油で揚げたり、高温で乾燥させたりしているからです。
冷し中華の乾麺に限らず、食べ物が腐る原因の一つは「水分」なので、その水分を抜いているんですね。
乾麺タイプの冷し中華は、ものによって半年から2年ほど日持ちします。
それでも、うっかり忘れてしまうことはありますので、表示されている保存方法を守って、湿気に注意して保存しましょう!
賞味期限知れの冷し中華は、茹でたときにぶつぶつと切れていきます。
また、賞味期限内であっても、袋の口が開いていたら注意してください。
そこから雑菌が入って麺がカビたりしてしまいます。
生麺タイプの麺が腐ったら…?
生麺タイプの冷し中華の麺は、意外と日持ちします。
今度、スーパーで買うときに見てみてください!
ものによっては、1週間以上余裕があることもあります。
「食べるタイミングは未定だけど、買っておけば安心」というときにおすすめです!
「今週末のお昼ご飯にしよう!」と、食べるタイミングが決まっていれば、見切り品コーナーを覗いてみましょう。
普段は買わない、ちょっといい冷し中華の麺が安く手に入るかも知れません。
家庭での保存も、基本的に冷蔵庫に入れていますし、私は実際に、数週間賞味期限が過ぎた冷し中華を食べたことがありますが、見た目も変化がなく、お腹も異常はありませんでした。
では、食べられなくなった生麺タイプの冷し中華はどうやって見分けるのでしょうか?
私の経験から、ポイントは以下の3つです。
・水分が抜けて硬くなっている
(色が半透明っぽく、カチカチになる)
・水分が出て、麺同士がくっついたりつぶれている
・黒カビや緑色のカビがある
カビのように、見た目で「食べられない」と分かるものは捨てましょう。
時間がたって、水分が抜けてしまうと、茹でても硬さが残ります。
また、生麺タイプの冷し中華は、個包装になっていて、玉で丸めて入れられています。
時間がたつにつれて、玉の内側で水分が出てくることもあります。
消費期限が過ぎた冷し中華を食べるときは、麺を少しほぐして異常がないか確認してからにしましょう。
冷やし中華の保存方法は?冷凍もOK?
買ってあることを忘れてしまったり、数が半端で1玉だけ余ってしまったりすることもありますよね?
コンビニなどで売られている、完成した冷し中華はできませんが、生麺タイプの冷し中華は、冷凍できるんです!
但し、付属のスープは冷凍できないので、別々にして冷蔵庫に入れてください。
冷凍庫に入れてしまうと、膨張してスープの袋が破れてしまう可能性があります。
茹でるときは、解凍してから沸騰したお湯で茹でてください。
凍ったまま茹でようとしても、お湯の温度がもう一度沸騰するまでに時間がかかり、べちゃっとした麺になってしまうそうです。
冷やし中華の賞味期限はどれくらい?腐るとどうなるの?のまとめ
冷し中華の麺について、賞味期限の情報をまとめてみました。
「一度に食べきれる量を買えばいい」と思っていても、なかなか出来ませんよね?
少しでもフードロス(食べ残しや、賞味期限が近くなって売れる前に捨てられる食べ物)を減らせるように、私たち消費者も正しい知識をもっていましょう。
以下にポイントをまとめました。
ぜひ参考にしてみてください!
・完成している冷し中華は、買った当日か翌日までに食べる
・乾麺タイプは保存方法を守れば賞味期限が過ぎても食べられる
(茹でる前にカビが生えていないかチェック)
・生麺タイプの冷し中華は、冷凍保存できるが、食べるときは解凍してから茹でる
・生麺タイプの冷し中華の麺は、期限が過ぎても食べられることが多い
(水分が抜けていたり、カビが生えていたら食べられない)
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