ヘチマはは本州ではなかなか食べる機会も少ないですが、沖縄や九州の一部では良く食べている野菜です。
炒め物やみそ汁、スープなどに使えるもので夏の野菜としては有名です。
そんなヘチマですが、食べたことがない方にとっては賞味期限や保存方法も未知ですよね。
そこで、今回はヘチマの賞味期限や正しい保存方法などお伝えしていきます。
好きなところから読む
ヘチマの賞味期限はどれくらい?
ヘチマの賞味期限はどのくらいもつのでしょうか。
保存方法別に見ていきましょう。
常温保存の場合の賞味期限
常温保存の場合、1~2週間程度の日持ちとなります。
もともと食用で食べるヘチマは柔らかさなどを重視して早めに収穫してしまいます。
あまり長く置いておくと繊維が固くなってしまい食べることが出来なくなってしまうので、収穫した後は早めに食べきるのが良いでしょう。
冷蔵保存の場合の賞味期限
冷蔵保存の場合、1週間程度の日持ちとなります。
冷蔵保存するときには、乾燥に注意して保存しておかないと直ぐにダメになってしまうので、注意が必要です。
保存方法については後ほどお話ししていきます。
冷凍保存の場合の賞味期限
ヘチマは残念ながら冷凍保存には向きません。
というのも、ヘチマの9割は水分と食物繊維で出来ているので、冷凍してしまうと水分が抜けてスカスカしますしい、繊維が邪魔をしてしまうので、美味しくありません。
ですので、冷凍はしないようにしましょう。
賞味期限切れのヘチマはいつまで食べられる?
賞味期限の切れてしまったヘチマですが、食べることはほぼ不可能に近いでしょう。
というのも、ヘチマは収穫し立ては水分も多く、繊維も少ないのですが、時間が経過していくごとに繊維も増え固くなってしまいます。
もともと、食用のヘチマは開花してから2週間ほどの若い実を収穫して食べます。
ですので、時間が経てばもちろん劣化してしまいますし、おいしさもなくなってしまいます。
ヘチマは出来るだけ早い段階で収穫して食べるのが美味しいので、期限は守るようにしてくださいね。
ヘチマって腐るとどうなるの?
ヘチマは時間が経過するごとに劣化してしまいますが、完全に腐ってしまうとどのような状態になるのでしょうか。
腐ったヘチマの状態
・断面がピンク色や透明に変色する
・断面が茶色や黒っぽくなる
・カビが生える
・ぶよぶよと柔らかくなる
・変な色の水分が出てくる
・中に空洞が出来る
・繊維が多く固い
・鼻をつくような悪臭がする
などの状態が見られます。
ヘチマが腐ると外見はぶよっと中身はスカスカしたり繊維が固くなります。
また、切ったときに色が変色していることもあり、上記の状態に当てはまる場合には速やかに破棄してくださいね。
新鮮なヘチマはどんな状態!?
ヘチマをあまり見たことがないと新鮮な状態というものが分かりづらいかと思います。
そこで、新鮮なヘチマの状態も軽く見ておきましょう。
新鮮なヘチマの状態は・・・
・表面に固さがある
・ツヤがある
・切った断面が白っぽい
・持ったときにある程度ずしっとした重みがある など・・・・
是非このような状態のヘチマを探してみてくださいね。
ヘチマの正しい保存方法は?
ヘチマの正しい保存方法は、賞味期限でも少しお話ししたとおり常温または冷蔵となります。
それぞれの方法や手順についてお話ししていきましょう。
常温保存の仕方
①ヘチマ全体を新聞紙で覆う
②新聞紙がなければ紙袋に入れて口を軽くおり閉じるでもOK
③直射日光の当たらない風通しの良い冷暗所に保存して完成
ヘチマを常温保存するときには、乾燥させないために新聞紙などで必ず包んでから冷暗所で保存します。
直射日光の当たる場所や気温の高い場所に置いておくと、中の水分が抜けたり、皮が全体的に変色していたんでしまう原因になってしまうので、要注意です。
冷蔵保存の仕方
①ヘチマ全体を新聞紙で覆い、紙袋の中に入れて口を閉じる
②野菜室に入れて完成
冷蔵で保存する場合にも、乾燥には注意します。
常温より冷蔵保存の方が乾燥しやすいので、新聞紙&紙袋で二重保存するのが良いでしょう。
カットしてしまったら!?
全部使い切れずカットしてしまったものが残ってしまうこともありますよね!?
そんな時には、冷蔵保存するようにしましょう。
保存はとても簡単で切った断面に空気が触れないようにラップをしっかりして保存袋に入れるだけです。
これだけで、2~3日ほどは日持ちすることが出来ますよ。
ヘチマの賞味期限はどれくらい?腐るとどうなる?保存方法も!のまとめ
ヘチマの賞味期限などご紹介しました。
・常温保存の場合の賞味期限は1~2週間程度
・冷蔵保存の場合の賞味期限は1週間程度
・冷凍保存は向かない
・賞味期限の切れたヘチマは食べられない
腐ったヘチマの状態
・ヘチマの断面がピンク色や透明に変色する
・ヘチマの断面が茶色や黒っぽくなる
・カビが生える
・ぶよぶよと柔らかくなる
・変な色の水分が出てくる
・中に空洞が出来る
・繊維が多く固い
・鼻をつくような悪臭がする
・ヘチマの保存は常温または冷蔵で行い、乾燥させないように注意する
ヘチマを調理する機会がないという方も多いと思いますが、もしも食べて見ようと挑戦するときには、今回ご紹介した期限や保存方法を試して美味しく食べてみてくださいね。
また、いろんな野菜の賞味期限はこちらにまとめているので、あわせて参考にしてください。
コメントを残す