八朔は日本原産の柑橘類の一種で、江戸時代末期に尾道(広島県)で原木が発見されたことが、栽培の発端と言われています。
関西出身の筆者は、春になるとよく食べた思い出のある果物です☆
そんな八朔の食べごろや追熟方法、美味しい食べ方について、ご説明していきますね^^
また、八朔の賞味期限や保存方法についてはこちらにまとめているので合わせて参考にしてください。
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八朔の食べ頃はいつ?
八朔の食べごろは、1月中旬〜4月上旬。ちょうど今頃出回ります。
「八朔」という言葉はそもそも旧暦の8月1日頃を指しており、八朔の原木が見つかった広島にあるお寺の住職が「八朔には食べられる」と言ったことから名前がついたそう。
旧暦の8月は、現在の新暦でいうと9月上旬に当たりますが、実際にはこの頃の八朔はまだ身が小さく食べごろではありません。
身が大きく甘さが増し、美味しくなってくるのは、そこから半年ほど経った1月中旬〜4月下旬。このころが食べ頃となります。
八朔の追熟方法は?
八朔は寒さ(5度以下)に長く晒されると、苦味が増すと言われます。
しかし暖かすぎても腐ってしまうので、暖房の当たらない室内(廊下など)で風通しよく保管すると良いでしょう^^
そのまま置いておくだけで追熟されます。皮が萎びるくらいになったらOK。
皮がずっと張っているものは、身の水分が皮に取られている状態。見た目は悪いですが萎びているものの方が、中身はずっと美味しいですよ!
これは八朔に限らず、小ぶりのミカンなどでも同様なので、覚えておくと良いですね^^
早く追熟させたい場合は、リンゴやバナナと一緒にポリ袋に入れて保管すること。
これらの果物が出す、エチレンというガスが、果物や野菜を追熟させる効果があるためです。
八朔の美味しい食べ方は?
八朔は、皮がとても硬いのが特徴。
そのため手ではなく、ナイフなどを使って皮を剥くと良いです。
そして八朔を食べた時に感じる苦味は、外皮・薄皮に含まれる「ナリンギン」というものが原因。
そのため苦味が苦手な方は、薄皮まで綺麗に剥くことをおすすめします。
そのままでもとても美味しいですが、酸味が強い柑橘類です。
ジャムにしたりシロップ漬けなどにしても、さっぱりと美味しく食べられますよ!
<八朔ジャムレシピ>
材料:
八朔1個 250〜350g程度
グラニュー糖 100〜140g
作り方:
①八朔は塩でよくこすり洗いし、皮ごと小さめのいちょう切りにカットする。
②鍋に、切った八朔とグラニュー糖を入れてよく混ぜ、煮立てる。
③沸騰したら弱火にして、ゆっくり煮立てる。
④水分がなくなり、とろみがついたら完成!
point
ジャムは、冷めると少し硬くなるので、加熱時点では緩いくらいでOKです。
グラニュー糖の量は、八朔の重量の40〜60%程度が目安。大きさによって、好みの甘さによって、グラニュー糖の量を調整してあげると美味しく仕上がります^^
そして、少し調べてみると、こんな美味しそうな八朔を使った大福も販売されていました^^
「はっさく甘夏大福」が入荷致しました。
因島発祥の八朔の実と甘夏の実を白餡と餅で包んだ大福です。
価格:230円
※大福入荷日と販売開始時間
◉月曜日:15:00予定
◉火曜日:入荷無し
◉水〜日曜日:開店時から#はっさく大福 #因島 #八朔 #はっさく #はっさく甘夏大福 pic.twitter.com/G3i865JuGo— ひろしまブランドショップ TAU (@tau_hiroshima) July 9, 2020
こちらは昨年の記事ですが今年も販売されているようです!
通販でも購入できるようなので、ぜひ食べてみたいですね!!
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【URL】tau_hiroshima
八朔の食べ頃はいつ?追熟の方法や美味しい食べ方は?のまとめ
あまり食べ慣れない八朔ですが、旬の八朔は水分がギュッと詰まっており、甘味と酸味のバランスもとても美味しいものです。
皮を剥くのが少し大変ですが、そのまま果実を食べても、ジャムなどにしてもとっても美味しいので、ぜひ今年は探して食べてみてください^^
<まとめ>
八朔の旬:1月中旬〜4月下旬
八朔の追熟:風通しよく涼しい廊下などで、
皮が萎びてくる程度が食べごろ
リンゴやバナナと一緒に袋に入れると追熟が早い
食べ方:皮・薄皮は硬く苦いので、ナイフなどで綺麗に剥く
酸味が苦手な方は、シロップ漬けやジャムなどに加工がおすすめ。
ジャム加工はレシピをご覧ください♪
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