主婦にとって、欠かせないお肉と言えば『豚ひき肉』だと思っているのは、私だけでしょうか?
特売の豚ひき肉を見つけると、つい買ってしまうので、いつの間にか冷蔵庫の片隅で賞味期限が切れている事ってありませんか?
豚ひき肉の賞味期限ってどれくらいなんでしょう?また、腐った時はどんな状態なのかなど調べましたので、ぜひ参考にしてください。
また、いろんなお肉の賞味期限などについてはこちらにまとめているので、合わせて参考にしてくださいね。
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豚ひき肉の賞味期限はどれくらい?
『豚ひき肉の賞味期限ってどれくらいなんだろう?』とふと思い、陳列されている豚ひき肉を見に行ってみました。しかし、気が付いたのです。豚ひき肉は『賞味期限』ではなく、『消費期限』の表示なのです!
そもそも、『消費期限』は、その食品を安全に食べられる期限を表示したものなので、この期限が過ぎたものについては食品の劣化が早いです。
つまり、下痢や嘔吐など健康に害を及ぼす可能性もありますので、できれば期限内に食べきりたいものです。
だいたいのものは、加工した日(ひき肉になった日)から3日~5日程度の期限表示ですが、購入したら早めに使うようにしましょう。
また、すぐに使わないのであれば、買った日にきちんと保存する方が良いです。保存方法については後ほどご説明します。
しかし、ひき肉にも『賞味期限』と表示されているものもあります。
それは、ネットで購入した商品です。
冷凍されていることが多く、保存の期限が少し長いことからそのように表示されているようです。
しかし、ひき肉の場合は、他のものとは違い、賞味期限が切れた時は消費期限切れと同じようにもう食べる事は出来ないと判断した方が良さそうです。
賞味期限切れの豚ひき肉はいつまで食べられる?
賞味期限切れの豚ひき肉はいつまで食べられるか。一言で言うならば、過ぎてしまったら食べない方が良いです。
消費期限が過ぎた豚ひき肉は、雑菌が繁殖しているのでよく加熱をしても結果的には腐ったひき肉の状態です。
味はもちろんですが、食感も全てにおいて美味しくありませんし、場合によっては下痢や嘔吐などの食中毒の症状に襲われ、体にとってもとても負担になりますので、食べないようにしてください。
豚ひき肉って腐るとどうなるの?
ひき肉の腐った状態はどのような特徴があるのか、把握しておくと食べれるか食べられないのか判断しやすいと思います。
判断1,肉の色が全体的に茶色くなっている。
判断2,脂身の部分が黄色っぽくなっている。
判断3,ドリップの汁が黒っぽい。
判断4,鼻に刺さる様な、ツンとする臭いがする。
判断5,ひき肉を触るとヌルヌルしたり、ベトベトした感じがする。
判断6,糸を引いている。
このような状態の時は、もう腐っていますので、処分するようにしましょう。
我が家の場合は、賞味期限が切れる前だとしても豚ひき肉の色をみて、茶色くなってきている場合は捨てるようにしています。
たいてい、パックを開けなくても変な臭いが漏れてきているので、雑菌を広げないためにもそのまま処分してしまいます。
プチ情報!
真空パックの場合は、賞味期限内の肉の色が悪いことがあるのですが、封を開けて空気に触れると少しずつキレイな赤みのある色に変わってきます。
これは、処理してすぐ空気と触れるのを遮断したため、筋肉色素のもともとの色(黒っぽい赤)だからです。
開封して、空気に触れる事で新鮮な赤色に変わります。つまり、それだけ鮮度が良いことの証拠なので、腐っていないので美味しくいただきましょう。
豚ひき肉の正しい保存方法は?調理後の冷凍保存がおすすめ?
画像引用元:https://www.google.com/url?sa=i&url=https%3A%2F%2Fwww.nichireifoods.co.jp%2Fmedia%2F3529%2F&psig=AOvVaw2BSsDqbpVQ8PS6r8JL5S1G&ust=1581687442061000&source=images&cd=vfe&ved=0CAIQjRxqFwoTCKiO95HTzucCFQAAAAAdAAAAABAT
消費期限の短い豚ひき肉ですが、どのように保存したら少しでも長く食べられるのでしょうか。
ポイントは3つあります。
ポイント1 低温での保存 常温より冷蔵庫が良いことはもちろんですが、冷蔵室よりもチルド室やパーシャル室があればそちらに保存しましょう。また、冷凍庫もより低温なので良いです。
ポイント2 素手で触らない 豚ひき肉を腐らせないためには、雑菌を付けないことです。雑菌が付いてしまうとすぐに増殖して腐ってしまいます。その為、少しでも雑菌を増やさないためには素手で触らないことです。使い捨て手袋をしたり、ビニール袋を裏返してひき肉をつかみ、そのまま袋の中に入れたり、スプーンなどを利用すると良いです。
ポイント3 下味を付けて保存 塩分や砂糖を使うと、ひき肉の水分をうまく包んでくれるので調理した時にジューシー感が保てます。
以上のポイントを押さえて冷凍保存したとしても、3週間くらいを目安に使い切るようにしましょう。
また、豚ひき肉の使い方がだいたい決まっているのであれば、下ごしらえをして保存しておくと調理の時にとっても便利です。
例えば、ハンバーグや肉団子であれば成形してからの保存や野菜炒めに使うのであれば、味噌味やしょうゆ味の調味料と混ぜて保存すると解凍してそのまま料理に使うことが出来ます。
また、さらに細菌の増殖を抑える事を考えるのであれば、火を通してから冷凍しておくと良いでしょう。
豚ひき肉の賞味期限ってどれくらい?腐るとどうなるの?まとめ
豚ひき肉の賞味期限や腐るとどうなるのか、保存方法についてご紹介しました。
豚ひき肉は、『賞味期限』ではなく『消費期限』のため、加工日から食品の劣化がどんどんと進んでいます。1日も早く美味しくいただきましょう。
すぐに消費出来ないときは、豚ひき肉に素手で触らないようにして小分けにし、冷凍保存する事がおススメです。
また、その時に下味をつけておいたり、ハンバーグや肉団子にしておくと調理の時に便利になります。
いずれにしても、肉類は雑菌が多く存在していますので、しっかりと加熱調理をして食べるようにしましょう。
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