カルシウムやβ-カロテンなどを多く含む大葉。
大葉の香り成分には殺菌効果や食中毒予防などの効能があることをご存知ですか?
お刺身などに添えられているのにはちゃんとした理由があったんですね。
お料理のアクセントにも活躍してくれて、さらには栄養も摂れるなんてとても良いですよね!
でも一度に大量の大葉を使うこともあまりないので、残りを冷蔵庫に入れておくとすぐ黒くなってしまいます。
そこで大葉はどれくらい日持ちするものなのか、どのように保存するのが良いのかなど詳しく調べてみました。
また、いろんな野菜の賞味期限についてはこちらにまとめているので合わせて参考にしてくださいね。
好きなところから読む
大葉の賞味期限はどれくらい?
大葉のような生鮮野菜は賞味期限の記載がないので、どのくらい日持ちするかは自分で判断することになります。
また、保存方法によっても変わってきます。
後ほど長持ちする保存の仕方を詳しくお伝えしますが、目安としては冷蔵保存で約2~3週間、冷凍保存で約3ヶ月程度持つようです。
しかしこれは適切に保存した状態での目安となりますので、きちんと確認して判断することが大事です。
賞味期限切れの大葉はいつまで食べられる?
生鮮食品には明確な賞味期限が記載されていません。
ですので一般的な目安となる賞味期限を過ぎたとしても食べられる可能性はあります。
もちろん保存状態が悪ければ早くに傷んでしまう可能性もあるのです。
きちんと保存されていて臭いや見た目に異常がなければ大丈夫ですが、あくまでも自己責任となります!
大葉は腐るとどうなるの?
ではどのような状態になったら食べないほうが良いのでしょう?
腐ったときの特徴をみていきましょう。
■カビが生えている
■乾燥しきって縮んでいる
■溶けている
■異臭がする
買ってきた大葉をそのまま冷蔵庫に保管しているとすぐ黒っぽく変色したりしませんか?
食べれるのかどうかいつも迷ってしまいます。
黒くなるのは低温障害によって劣化している状態で、味は落ちますが腐ったわけではありません。
そのまま放置していくと劣化がどんどん進んで腐ってしまいますので、味が落ちても良いなら早めに食べきってしまいましょう。
大葉の保存方法は?冷凍できるの?
大葉は常温で保存すると乾燥してしなびてしまいます。
保存の適温は8度なので、冷蔵庫の野菜室が保存場所としては最適です。
長く保存したい場合は冷凍保存も可能です!
用途などに合わせて冷蔵、冷凍と使い分けても良いですね。
では、より長持ちさせるための正しい保存の仕方をそれぞれみていきましょう。
冷蔵保存の仕方
大葉をそのまま冷蔵庫で保存すると、低温障害を起こし乾燥して黒ずみの原因となります。
新鮮な状態を保つためには乾燥を防ぐことが大事です。
【キッチンペーパーを使う】
水で濡らしたキッチンペーパーに大葉を1枚ずつ挟み、ラップをしてタッパーやジッパー付きの保存袋などに入れます。
そして冷蔵庫の野菜室に保存します。
こうすることで1~2週間程度保存可能になります。
【空き瓶を使う】
空き瓶に少量の水を入れて、大葉の茎の部分が水に浸かるように立てた状態にします。
そしてラップで蓋をして冷蔵庫で保存します。
大葉の葉の部分に水が触れると傷みやすいので、水の量に注意して表面の水分は拭き取っておきましょう。
水は2~3日に一回程度とりかえるとより長持ちさせることができます。
少し手間ではありますが、こうすることで3~4週間程度保存できます。
冷凍保存の仕方
冷凍保存をする場合、大葉を刻んでから冷凍すると調理のときにすぐ使えて良いです。
水分をふき取って、刻んだ大葉をジッパー付きの保存袋などに入れます。
平らにして空気を抜き、冷凍しましょう。
もちろんそのままの状態でも冷凍できます。
その場合は大葉の水分をふき取り、重ならないようラップに包んでジッパー付きの保存袋などに入れて冷凍します。
調理に使うときは刻んでいる間に香りを含んだ水分が出ていってしまうので、手でパッと砕いてしまいましょう。
保存期間は1~3ヶ月程度可能になります。
乾燥させる方法も
冷蔵や冷凍のほかに乾燥させて保存する方法もあります。
乾燥させることで約1ヶ月程度保存できるようになります。
乾燥の仕方も、キッチンペーパーに大葉をのせてレンジで3分くらい温めるだけなので意外と簡単に保存期間が延ばせますね。
お料理にもサッと加えたりふりかけとして使ったりできます。
まとめ
大葉の賞味期限
◎冷蔵保存で約2~3週間
◎冷凍保存で約1~3ヶ月
◎乾燥保存で約1ヶ月
大葉が安売りしているときに買ったりしますが、袋に大量に入っていることが多いのでいつも余らせてしまいます。
今まで正しい保存方法を知らなかったのですぐに黒く変色させてもったいないことをしておりました。
でも今回いろんな保存方法を知ってとても勉強になりました。
冷凍保存ができるのは良いですよね!
新鮮なうちに冷凍しておくと、料理の風味付けにちょっとだけ使いたいってときにすごく便利ですよね。
これで大袋で売られていても手が出しやすいです。
みなさんもいろいろ試してみてくださいね!
コメントを残す