香ばしい香りにプチプチとした食感の食材と言ったら、皆さんは何を思い浮かべますか?
そう!その特徴と言えば、ごまですね♪
ごまには、コレステロール値や中性脂肪値を下げる効果があったり、ポリフェノールの一種である、ゴマリグナンといった成分を含んでいて、これには強い抗酸化力があるので、老化防止などが期待できます。
ごま和えやごま味噌焼きなど、料理やお菓子にといろいろな使い方があるごまですが、そんなに一度にたくさん使うものではないので、余ってしまいがちですよね?
頻繫には使わないけど無いと困るものなので、わたしも常備しているのですが、使おうとした時に「あれ?これっていつ開けたっけ?」とか、「賞味期限切れちゃった・・・」という事が多々あります。
そんな時に、ごまは賞味期限が切れていても食べて大丈夫なのかと悩むので、ごまの賞味期限や保存方法について調べてみました。
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ごまの賞味期限はどれくらい?
ごまの賞味期限はいったいどれくらいなのだろうと、独自にスーパーのごまコーナーで賞味期限を見てみました。
すると、炒りごまもすりごまも、だいたい6か月~1年の間で賞味期限が記載されていましたので、開封前はかなり賞味期限が長い事がわかりました。
しかし開封後は、ごまには油分が多く含まれている為、空気に触れると酸化しやすくなるので、1か月を目安に使い切ってしまった方が良さそうです。
特にすりごまは、すってある分、炒りごまよりも酸化しやすく風味も飛びやすいです。
賞味期限切れのごまはいつまで食べられる?
ごまって乾燥してるし、腐ったりするイメージがないから賞味期限が切れていても使えるのではないかな・・・って思いますよね?もし、使えるなら捨てるのはもったいないって思っちゃいますよね?
では、実際に賞味期限が切れたごまはいつまで食べて大丈夫なのでしょうか?
ごまのメーカーさんのホームページをのぞいてみると、賞味期限が切れたら食べない方が良いでしょう。と記載されていました。
ごまは、賞味期限が切れたからといってすぐには劣化することはないのですが、先ほども書いたように、ごまには油分が多く含まれているので、開封前でも油分が徐々に酸化します。
ちなみに、酸化とは・・・物質が酸素と結びついて化学反応を起こすことです。と言ってもピンとこないですよね。
例えば、鉄が錆びたりりんごが変色したりするのも酸化です。
酸化した食品は、身体に悪影響を及ぼすので出来るだけ摂取しない方が良いでしょう。
いろいろ調べていると、中には期限が切れていても、未開封なら半年くらい過ぎていたごまを食べてもお腹を壊したりしなかったという強者もいらっしゃいました・・・
しかし、ちょっと怖い話なのですが、例え期限が切れているのを食べても大丈夫だとしても、なんと!中でダニが繫殖している場合があるそうです。
未開封だとしても、ダニは袋を食い破って中に侵入するらしいですよ!!怖いですね。
しかも、ダニはアレルギーを引き起こす原因にもなるので、ダニアレルギーの方は要注意です。
加熱してダニが死滅したとしても、摂取してしまうとアレルギーを起こしてしまいます。
なので、これらを踏まえると賞味期限が切れてしまったごまは食べない方が良いでしょう。
ごまって腐るとどうなるの?
ごまは、腐るというよりも、カビが生えたり油分が酸化することによる劣化がおきます。
または、ダニといったような虫が混入します。
劣化の判断としては、見た目では色が変わっていたり、カビが生えてしまったりします。
臭いは、古い油の様な嫌な臭いがします。
古い油の様な臭いがしたら、ごまの油が酸化している証拠なので、食べない方が良いでしょう。
ごまの正しい保存方法は冷蔵庫?冷凍もできるの?
ごまは、開封前は高温多湿を避けて冷暗所に保存するのが望ましいです。
開封した際には、ジッパーつきの袋の場合はピッタリと閉めて保存しても良いのですが、密閉できる容器(袋や瓶など)に移し替えて保存するのがベストですよ。
なぜなら、前に書いたように、ごまは空気に触れると酸化して劣化が早まってしまうからです。
密閉できる容器に入れて出来るだけ空気に触れないようにしましょう。
そして、開封後も冷暗所で保存と記載しているメーカーもありますが、開封後は冷蔵庫で保存するのがおすすめです。
冷蔵庫で保存すれば、ごまの香りをキープ出来るうえ、ダニの侵入・繫殖を防ぐ事も出来ます!
しかし、冷蔵庫からの出し入れによる温度差によって水滴が発生し、ごまが湿気てしまう場合があるので、冷蔵庫に保管している場合は、使い終わったらすぐに冷蔵庫に入れるように注意しましょうね。
実は、ごまは冷凍保存も出来るんですよ!
冷凍保存する際には、小袋に分けて、それらをさらにフリーザーバッグに入れて空気をしっかり抜いて保存するか、小瓶や小さなタッパーに分けて保存するのが良いでしょう。
解凍する際には、そのまま使用しても大丈夫なのですが、ひと手間で軽く炒ってから使用すると、ごまのあの香ばしい香りが復活しますよ。
ちなみに・・・
ごまはごまでも練りごまは、冷蔵庫などの低温の中で保存するとごまの油分が固まって白くなり味が落ちてしまうので、冷暗所で保管するのが望ましいですよ。
ごまの賞味期限はどれくらい?腐るとどうなる?保存方法は冷蔵庫?のまとめ
- 開封前のごまの賞味期限は6か月~1年ほどと長期ですが、開封後はごまに含まれる油分が酸化して劣化していくので、1ヶ月ほどを目安に使い切ってしまうのが良いでしょう。
- 賞味期限が切れてしまったごまは、すぐに食べられなくなるわけではないが、たとえ未開封であっても酸化していたり、ダニが繫殖している場合があるので、賞味期限が切れてしまったら食べない方が良いでしょう。
- ごまは腐るというよりもカビが生えたり、油の酸化などで劣化します。見た目が変色していたり、古い油の様な嫌な臭いがしたら、たとえ賞味期限内であっても食べるのはやめましょう。
- ごまを保存する際には、密閉出来る容器に移し替えて冷蔵庫で保存すると酸化やダニの侵入を防げるうえ、ごまの香りもキープ出来るので、おすすめです。冷凍庫での保存も出来ます。解凍して使うときにひと手間で軽く炒ってから使うと香りが復活しますよ。
手軽に食べられて健康効果もばっちりのごまなので、いろいろなお料理に使って、香りが良いうちに食べましょうね!
ごまの豆知識についてはこちらにもまとめているので参考にしてください^^
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