様々なお料理に風味を足して引き立て役になるにんにく。それけだけでなく、栄養たっぷりで健康に役立つ万能な食材とも言われています。
そんな優秀な食材であるにんにくですが、お料理に使うのはほんの少し。
残ってしまって、どうやって保存しようか、どのくらい持つかしら?と悩むことありませんか?
ちゃんと保存したつもりでも、芽が出てきたり、しわしわになってきたり、カビが生えたり・・
そこで今回は、
- にんにくの賞味期限はどれくらい?(生、チューブ)
- 賞味期限切れのにんにくはいつまで食べられる?
- にんにくって腐るとどうなるの?
- にんにくの保存方法は?冷凍もできるの?
を詳しくご紹介します。
美味しく食べられる期間を知って、にんにくをさらに上手に使いこなしましょう。
また、いろんな野菜の賞味期限についてはこちらにまとめているので合わせて参考にしてくださいね。
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にんにくの賞味期限はどれくらい?
市販で売られているにんにくは生のものとチューブになっているものがありますよね。
ここでは、それぞれの賞味期限がどうなっているのかご紹介します。
にんにくチューブの賞味期限
未開封の場合
高温多湿、直射日光を避けた常温の状態で、各メーカーそれぞれ6か月から12か月の間で明記されています。
開封後の場合
箱には「開封後はお早めにお召し上がりください」と書いてありますが、だいたい1か月以内が目安だと言われています。
生にんにくの賞味期限
3つの保存方法によって賞味期限が違います。
常温保存
買ってきたまままの状態で保存した場合は2週間が目安です。
また、ネットに入れて、高温多湿を避けて日の当たらない室内だと3週間~1か月程度の保存可能です。
気温が高くなる夏場はやめた方が良いでしょう。
冷蔵保存
外皮がついたままの状態だと1~2か月程度の保存可能です。使いかけのものは2週間~1か月程度の保存と少し短くなります。
冷凍保存
外皮がついたままの状態だと6か月保存可能です。カットして保存した場合は、だいたい1か月程度の保存になってしまいます。
それぞれの保存方法については、後ほど詳しく説明してありますので、そちらも一緒に参考にしてくださいね。
賞味期限切れのにんにくはいつまで食べられる?
ママ
私も経験ありですよ~。これで、うっかり賞味期限が切れてたことに気づくんです。
ママ
はい、少しの芽が生えている程度なら、食べても大丈夫です。
ただ、にんにくの栄養素が発芽に使われてしまっているために、芽が生えていないにんにくに比べると、少し風味が落ちてしまうそうです。
でも、にんにくそのものが、あきらかに変化してしまった場合は食べるのはやめておきましょう。
それは、腐っている証拠です。その腐った状態がどんな感じなのかを具体的に説明しますね。
にんにくって腐るとどうなるの?
にんにくは乾燥しているので、いつまでもこのままで腐りそうもないイメージですが、やはり時間が経つと腐ります。
見た目、ニオイ、感触と腐るとこんな感じになります。
- ニオイを嗅いだ時、にんにくの「ニオイ」ではない
- カビが生えている
- 虫がわいている
- 皮の色が黄色くなって、しわしわ
- 触るとブヨブヨと柔らかい
- 中身がスカスカ
- 表面が糸を引いてぬるぬるしている
ここまでの状態になったら、さすがに食べませんよね。(^^;
たまに、すりおろした時に青や緑色に変色する時があるのですが、これはにんにく成分と鉄分の作用による変色で、腐っているわけではないようです。
にんにくの保存方法は?冷凍もできるの?
先にそれぞれの保存方法による賞味期限をご紹介しましたが、ここではその保存方法について詳しくご紹介します。
常温保存
ビニール袋からネットに移し替えて、高温多湿を避けた日の当たらない室内に吊るしておきます。
夏場は気温が高くなるので、この方法は向いていません。
冷蔵保存
にんにくは湿気に弱いため、できるだけ外皮を残した状態で新聞紙にくるんで、野菜室に入れるのがお勧めです。
使いかけのにんにくの場合は新聞紙ではなく、ラップに包み、密閉できる袋に入れて、野菜室へ。
冷凍保存
にんにくをばらばらにして、2片、3片ずつラップに包み、まとめて冷凍用保存袋にいれます。
この時、皮ごと冷凍すると風味が保たれます。
使うときは冷凍から出して、根本部分をカットして1分くらい水につけます。
そして、頭の部分を押すとツルンとむけます。
また、解凍したときにすぐに使えるように、スライス、みじん切り、すりおろして冷凍することもできます。
スライスはにんにくが重ならないように小分けにし、みじん切りやすりおろしは平たく伸ばしてラップに包み、冷凍用保存袋にいれます。
にんにくの賞味期限はどれくらい?腐るとどうなるの?冷凍保存できる?のまとめ
にんにくの賞味期限はどれくらい?腐るとどうなるの?冷凍保存できる?についてご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?
- にんにくチューブの賞味期限は6か月~12か月
- 生にんにくは保存方法によって2週間から6か月までの賞味期限の幅がある
- にんにくの芽が生えてきても食べられるが、にんにくの見た目、ニオイ、感触が変化したら食べるのはやめたほうがよい
- にんにくが腐ると柔らかくなり、ニオイが変化して、カビが生えてくる。
- 保存方法は常温、冷蔵、冷凍と3つある
- 冷凍保存は1番長く保存できる
にんにくは保存方法によって賞味期限をかなり延ばせそうですね。
何かとお料理に使う機会が多いだけに、いつでもさっと使えるように常備しておきたいものです。
ここでご紹介させていただいた、さまざまな保存方法をぜひ参考にしてみてくださいね。
栄養価が高く、滋養強壮にも良いと言われているにんにく。
夏場、体が疲れやすい時に積極的に取ってみてはいかがでしょうか。
美味しいいにんにくのレパートリーが増えること間違いなしです!
また、にんにくに関する豆知識はこちらにまとめているのであわせて参考にしてくださいね。
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