最近では種類も味もかなり増えたフリーズドライ商品。
軽く持ち運びができ、お湯を注ぐだけで1品完成するという手軽さから、アウトドアに持って行ったり、非常食・常備食として準備しておられるご家庭も多いでしょう。
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その中でももっとも身近なのがフリーズドライ味噌汁ではないでしょうか?
寒くなってきた今の季節、あったかい味噌汁を1品プラスしたい!なんて時にとても重宝しますよね。
ここではそのフリーズドライ味噌汁の賞味期限について、腐ることはあるのか?腐るとどうなるのか?を見ていきたいと思います。
余った時のアレンジもご紹介しますので、ぜひ最後まで楽しみに読んでくださいね^^
また、いろんなレトルト食品やインスタント食品の賞味期限などについてはこちらにまとめているので、合わせて参考にしてくださいね。
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フリーズドライ味噌汁の賞味期限はどれくらい?
ママ
と思ってフリーズドライ食品をたくさん買ったのに、賞味期限を切らしてしまった…となってはとてももったいないですよね。
フリーズドライ味噌汁の賞味期限を、各メーカーごとに比較してみましょう♪
メーカー | 期限 |
アマノフーズ(長期保存用) | 製造から3年半 |
マルコメ(京懐石シリーズ) | 製造から1年半 |
マルコメ(タニタ食品監修シリーズ) | 製造から1年 |
アマノフーズ(いつものシリーズ) | 製造から1年 |
2つのメーカーを比較しましたが、どちらも製造から1年を賞味期限としているようです。
長期保存用は、非常食としても利用できるように特別な処理をしているようですね!
フリーズドライとはその名の通り、食品を「フリーズ=凍結」「ドライ=乾燥」させた商品。一度冷凍した食品を真空状態で乾燥させて作られています。
微生物の繁殖の要因である、「水分・栄養・光」のうち水分が極端に少なくなっているので、長期間でも保存することが可能です。
条件さえ整えば、半永久的な保存が可能だそう。
もし食品をフリーズドライした直後に、酸素も水分も無く、15℃程度の一定の温度の環境で保管すると、半永久的に品質が劣化しないと考えられます。すなわち、フリーズドライ食品の品質を劣化させる大きな要因は
- 水分:吸湿により微生物が増殖する、食感などが劣化する、加水分解などで科学的な変化が起こる
- 酸素:酸化により栄養成分、色、風香味が変化する、成分が酸化により別の物質となり場合によっては健康に害をもたらす
の2つに絞られてきます
【引用元】フリーズドライ食品の吸湿と賞味期限
元々は医療分野で、輸血用の血液を急速冷凍・乾燥させて各地へ運ぶための技術として発展したそう。
食品は、ここ10年ほどで発展してきた印象を持っていましたが、実は日本の食品分野でのフリーズドライ商品というのは1960年代ごろから作られ始めたそう!
今では当たり前になった即席麺が始まりだそうです。
最近では離乳食・宇宙食・ドックフードなど様々な分野で使用されるなど、進化が続いています。
いざというときの非常食に準備しておくと安心ですね!
賞味期限切れのフリーズドライ味噌汁はいつまで食べられる?
賞味期限とは、美味しく食べられる期間を保証しているもの。そのため少々賞味期限が過ぎようとも安全に食べることはできます。
フリーズドライの商品は、先に引用した通り、ちゃんとした条件で保管していれば半永久的に劣化しないとされています。
保管する際に湿気の多い場所で保存してしまうなどして吸湿すると、急速に劣化しますので注意が必要です。
また、包装素材にもよりますが酸化(酸素に触れること)が進むと劣化してしまうので、高温多湿を避けられる場所での保管が必要です。
高温多湿の場所に保管していて期限が過ぎてしまった…という場合は、劣化している可能性が高いので、食べるのは控えた方が良いでしょう。
湿気の少ない場所でちゃんと保管していたなら、開封した状態を見て判断しましょう。次の項で説明いたしますね^^
フリーズドライ味噌汁は腐るとどうなる?
フリーズドライの弱点は、①湿気②酸化 の2つ。
①湿気
湿気の篭りやすい場所で保管していた場合、開封すると商品が「少し湿っているかも…」と感じることがあるかもしれません。
水分があると微生物は活動することができるので、目に見える変化がなくとも汚染が進んでいることがあります。
湿気を感じたら食べない方が良いでしょう。
②酸化
フリーズドライ味噌汁の包装をイメージしてみてください!と言われると、大体の方は上下がギザギザでプレス密閉されている包装をイメージすることができるのではないでしょうか?
食品の包装は全て、真空になっていたり缶になっていたりと、空気が入らない(=酸化しない)ような工夫がなされています。
そして長期保存ができるものは、透明ではなくアルミ製のパッケージになっていることもお気づきでしょうか?
真空にできない(商品がバリバリに割れてしまうから)フリーズドライ食品やポテトチップスなどは、完全に空気を抜くことができません。
そこへ光が当たると、脂質の酸化が進んでしまいます。
そのため、光を通さないアルミのパッケージが採用されているんですね。
反対に考えると、穴が空いてしまったなどで空気が入る状態になる・直射日光が当たるなどの状態にさらされると、
商品に含まれる脂質が酸化して腐敗臭がするようになります。
開封した時にガソリンのような匂いがする場合は、食べるのは控えましょう。
フリーズドライ味噌汁のアレンジ方法は?
①味噌煮込みうどん
寒くなってきた今の季節に食べたくなる味噌煮込みうどんにアレンジ!
豚汁、野菜のお味噌汁など、使うものはお好みでOKです。
うどん1玉に対してフリーズドライ味噌汁を2−3個使うと、味もしっかりして具材もたくさん取れますよ^^
②野菜炒め
肉味噌炒めのようなイメージで、野菜を炒めたところへフリーズドライ味噌汁1袋と少量の水を加えましょう。
フリーズドライ味噌汁は具材が1種類のタイプを使用すれば、先に炒める野菜類ともなじみが良いのではないでしょうか♪
フリーズドライ味噌汁の賞味期限はどれくらい?余ったときのアレンジ方法は?のまとめ
いかがでしたでしょうか?
保存に重宝し手軽なフリーズドライ味噌汁は、その保管方法に注意して美味しくいただきたいものですね!
- 賞味期限は製造から1年前後のものが多い
- 高温多湿を避けて保存する
- 湿気があるもの・酸化臭のするものは食べない
また、フリーズドライ味噌汁の栄養や、さらに詳しいアレンジレシピについてはこちらにまとめているので合わせて参考にしてくださいね。
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