一年中スーパーで手に入る、お手軽な食材エリンギ。
脇役となることが多いけれど、食感が良く癖がなくて、大人にも子供にも大人気。
「もっと買っておけばよかった・・」となることが多い食材ではありませんか?
我が家では、焼肉の時もお鍋の時も、エリンギのお代わりを要求されることが多く、よく買う食材の一つです♪
たくさん食べるので、2本入りのパックを複数個買ったりするのですが、そうすると半端に1本だけ余ったりしてしまうのですよね。
今回は、エリンギの賞味期限、腐るとどうなるのか、保存方法についてもお伝えしたいと思います!
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エリンギの賞味期限はどれくらい?
世で売られている食べ物のパッケージにはほとんどと言ってもいいくらい、賞味期限の記入がありますが、エリンギのパックや袋には賞味期限の記載がありません。
どうしてなのでしょうか?
キノコの大手メーカーである、ホクトのホームページの記載によりますと
野菜やきのこなどの生鮮品は食品表示方法上、賞味期限表示の規定がなく、当社製品につきましても賞味期限表示はおこなっておりません。
とのこと。賞味期限の記載がなくても当たり前になっている、キャベツや大根等と同じ扱いということですね!
野菜の場合は、色が変わってきたりしんなりしてくると、もう食べられないなぁという判断になりますので、きのこも賞味期限は自己判断ということになりそうです。
賞味期限切れのエリンギはいつまで食べられる?
明確に示されている賞味期限は無いエリンギですが、購入からどのくらいの期間であればおいしく安全に食べられるのでしょうか。
私の経験を申しますと、買ってきたパックのままで冷蔵庫に入れていたエリンギは、購入から約一週間で若干の変色と、においがきつくなっていたということがありました。
これを考えると5日〜6日が安心かなぁという印象です。
買ってきたばかりのエリンギは、ピンとしてハリがあり、色は軸の部分が綺麗な白色、傘の部分が薄い茶色をしています。
見た目には水気がなく乾いています。
それが、日が経つにつれて、傘がシワシワ、傘の裏側が水っぽい感じになってきます。
この状態ならまだ食べられます。
シワシワなのは乾燥しているだけなので、傷んでいるわけではありません。
水っぽい傘部分は切り落として、軸だけを食べるのがおいしく食べるコツです。
参考 ESSE online
さらに日が経つと、今度はにおいがしてきたり、ヌメッとしてきたり、黒ずみが生じたりしてきます。
腐ってしまったエリンギの見分け方について、次に書いていきたいと思います。
エリンギって腐るとどうなるの?
シワシワの状態を通り越して、エリンギが腐ってしまうとどうなるのでしょうか?
下記のような変化が現れます。
- 白いカビが生えている
- ヌメり
- 表面が、乾いておらず水気がある
- 軸やカサの裏側部分が、濃い茶色や黒っぽく変色している
- 酸っぱいにおいがする
- アンモニア臭がする
見た目に大きな変化がなく、でも食べられるか心配という場合は、忘れずににおいもチェックしてみると判断がつきやすいですよ。
注意したいのが、エリンギの表面から出ている白いうぶ毛のようなもの。
これは、キノコの菌糸であり、人体に影響はないものです。
キノコは収穫、包装後も生きているため、キノコ表面の細胞が空気中に伸びていく、つまり菌糸はキノコそのものというわけです。
加熱調理の上、食べても問題はありません。
参考 ホクトのホームページ
白カビと勘違いして捨ててしまわないようにしましょう!
エリンギを長持ちさせる保存方法は?
生鮮食品なので、おいしく食べられる期間はやはり、長いとは言えないエリンギですが、少しでも長持ちさせたいですよね。
そこで、エリンギを長持ちさせる方法を3つご紹介します。
冷蔵保存
買ってきたエリンギは、洗わずにキッチンペーパーで包み、ジップ付き保存袋等に入れて保存します。
キノコ類の大半は水気が大敵。水滴がつくことで悪くなりやすくなります。
エリンギは屋内栽培されているため、もしも汚れがあった場合も拭き取る程度で問題ありません。
カットしてから保存するのか、丸ごと保存するのかは、お好みで大丈夫ですが、長持ちするのは丸ごと保存です。
ここでもポイントがあり、必ず石づきは残すこと。石づきを切り落としてしまわないことで、劣化を遅くさせます。
冷蔵での保存期間は、丸ごとで5〜7日、カットしたもので3〜4日が目安となります。
冷凍保存
エリンギは、使いやすい大きさにカットし、ジップ付き保存袋に入れて平らにして冷凍します。
エリンギ特有のコリコリとした食感は多少損なわれてしまいますが、凍ったままスープや炒め物に使用できて便利。
また、キノコ類は冷凍することで、旨味や風味が増すというのも嬉しいポイントです。
お料理に使う際は、解凍せずに使うのがコツです。解凍してしまうと水分が出て、食感が悪くなってしまいます。
冷凍での保存期間は、約3週間が目安となります。
干しエリンギ
コリコリした食感が魅力のエリンギですが、この食感を生かしたまま保存するには、切り干しがおすすめ。
天日干しすることで、エリンギの細胞膜に傷がつき、旨味成分のグアニル酸が出やすくなります。
お料理に使った際に美味しいお出汁が出ますよ。
干すことで栄養価もアップすると言われており、おすすめの保存法です。
作り方は、洗わずに2〜3mmにカットし、重ならないようにザルに並べて天日に干します。
日当たりがよく、風通しの良い場所を選ぶと、早く乾燥します。
快晴の日に2日ほど干すと、カラカラになってきます。
出来上がったら、ジップ付き保存袋に入れて冷凍保存します。
もしも内部に水分が残っていたりすると、カビが出る心配がありますので、冷凍保存がおすすめです。
干しエリンギの冷凍保存の保存期間は、約3〜4週間が目安です。
参考 まいにち、おだし
エリンギの賞味期限はどれくらい?腐るとどうなる?保存方法も!のまとめ
エリンギの賞味期限などについてお伝えしました。
- エリンギには、賞味期限の表示はされていない。そのままだと約5日間が目安。
- エリンギが腐ると、カビが生えたり変色したり、表面にぬめりが出る。においに変化がある場合も。
- エリンギを長持ちさせたいときは、冷蔵保存、冷凍保存、切り干しがおすすめ。
スープや炒め物、そのまま焼いたり揚げ物にしたりと、いろんな調理法でおいしく楽しめるエリンギ。
正しい知識と保存法で、ぜひ様々な料理に活用してみてくださいね!
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