大豆水煮の賞味期限はどれくらい?腐るとどうなる?正しい保存方法とは?

大豆はイソフラボンが豊富で女性の味方!

いろいろな料理に取り入れるなら大豆水煮がお手軽ですね。

サラダのトッピングにしたり我が家でも大活躍ですが、缶詰の大豆水煮を買い過ぎていくつか賞味期限が切れていました!

大豆水煮は賞味期限が長いものが多いのですが、缶詰では腐るとどうなるのか分かりにくいですね。

そこで今回は、大豆の賞味期限や保存方法についてお話しします。

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大豆水煮の賞味期限はどれくらい?

大豆水煮の包装は、缶詰やレトルトパウチ、真空パックなど豊富にありますね。

包装の種類によって賞味期限の違いがありますし、手作りした水煮になるとまた変わってきます。

市販の大豆水煮の賞味期限

スーパーで大豆水煮の賞味期限を見ると、比較的長持ちですが、なぜ賞味期限が長いのでしょうか?

それは、衛生管理された工場の製造工程で、しっかり滅菌処理をし、空気を抜いて密閉しているから長期保存可能なのです。

未開封で適切な保存方法で保管したときの賞味期限は次のようになります。

缶詰

おおよそ1~3年

レトルトパウチ

おおよそ1~4ヵ月

どちらもメーカーによって多少変わります。

手作りの大豆水煮の賞味期限

密閉容器に入れて冷蔵保存で2~3日です

 

水煮以外の大豆の賞味期限も未開封の場合は長持ちします!

蒸し大豆

乾燥大豆を蒸したもので、「ドライパック」とも言います。

缶詰なら3年くらい、レトルトパウチは1年くらいです。

乾燥大豆

2年くらいです。

ずいぶん長持ちするから忘れないように、ストック場所は目につくところに保管する方がいいですね。

ですが、長持ちはあくまでも未開封の話で、一度開封すると大豆が酸素に触れるので、温度や湿度が上がる場所に保存していると、カビや虫が付き傷みやすくなります

開封前の水煮大豆や他の大豆も賞味期限が長いようですが、もしも賞味期限切れを発見したらどうしますか?

賞味期限切れの水煮大豆はいつまで食べられる?

賞味期限と消費期限の違いを簡単に言うと

賞味期限

未開封で適切に保存した場合の美味しく食べられる期間

期限が切れてもすぐに食べられないことではありません

消費期限

未開封で適切に保存した場合に品質が劣化していない期間

期限が切れたものは食べない方がいい

ですから賞味期限が切れても慌てなくて大丈夫ですね。

また賞味期限の設定は、各メーカーが検査をした上で、本来の期限よりも最大1.5倍余裕を持たせ決めています。

賞味期限が30日の場合は、30×1.5=45なので、期限切れから10日くらいは食べるられるということになります。

とは言っても美味しく食べてほしいと思うメーカーは、表示の期限を守っていただきたいようです!

お客様相談室

よくお寄せいただく質問

Q賞味期限が切れていますが食べても大丈夫ですか?

A期間が過ぎるとただちに腐るわけではありませんが、おすすめはできませんのでなるべく期間内にお召し上がりください。

【引用元】お客様相談室:フジッコ株式会社

私は、賞味期限が切れていたら5日くらいは何の心配もなく美味しく頂いています。

10日くらいになると品質をしっかり観察して食べられるか決めています!

そこで、大豆の水煮が腐っているのかどうか、缶詰などは特に分かりずらいですね。

その見分け方は

大豆水煮って腐るとどうなるの?

大豆水煮が腐ると主に3つの変化があります

見た目

表面にヌメリが出て糸を引くようになる、カビが付く

ニオイ

酸っぱいニオイがする

強い酸味がある

 

また、乾燥大豆が腐ると水につけても柔らかくなりません、ここがポイントです!

 

水煮大豆を保存袋から取り出して、触ったり匂いを嗅いだり、少し味を見て確かめられます。

缶詰の場合は、開封するまで中の状態が見えませんが、実は、開封しなくても缶詰の中身が腐っているかの見分け方があります。

その前に、缶詰の大豆水煮が長期保存できる理由は、缶詰の製造工程にあります!

  • 大豆を水煮に調理する
  • 缶に水煮を詰める
  • 空気を抜く
  • 密閉する
  • 熱で殺菌する

これで中身が菌のない状態になるから長く保存できます。

そんな無敵の缶詰でも、次のような状態になったら腐っている可能性が高いので食べれません!

  • 缶詰に錆が付いている
  • 缶のふたが膨らんでいる
  • 缶のふたを押すとペコペコとへこむ

缶詰がこのようになるのは、高温多湿の場所に長期間保存していた?なのかも知れません。

大豆水煮をはじめ、食品は適切に保存することがとても大切ですね

大豆水煮の正しい保存方法は?

未開封の大豆水煮の保存方法は、高温多湿をさけ、風通しのいい場所に保存します。

開封後は空気に触れると傷みやすいので、大豆水煮と他の大豆も併せて保存方法のポイントをお伝えしますね。

大豆水煮

  • 大豆をザルにあけて水分を切る
  • キッチンペーパーなどで水分を軽くふき取る
  • 密閉容器に入れて冷蔵庫に保存し、2日くらいで使い切る

蒸し大豆

密閉容器に入れ、冷蔵保存で3日以内、または数日以内に食べ切るようにする

乾燥大豆

ジッパー付きの保存袋に入れて、冷蔵庫の野菜室に入れる

なるべく空気に触れないようにすれば、半年くらいは保存できるようですが、取り出してそのまま放置していると結露が付いて、カビなども付き劣化するので気を付けましょう。

 

大豆水煮や蒸し大豆を長く保存したい場合は、冷凍保存がお勧めです。

大豆水煮・蒸し大豆の冷凍保存方法

  • 大豆をザルにあけて水分をしっかり切る
  • キッチンペーパーで水分をふき取る
  • フリーザーパックに豆だけを入れて平らに広げる
  • 空気をしっかり抜きパックの口を閉じて冷凍庫に入れる

フリーザーパックの外側から、箸などで一回分くらいの仕切りを入れると、使いたい分だけ取り出せるので便利です。

煮汁がたくさんある場合は、煮汁も別の保存パックに入れて冷凍保存できます。

冷凍保存の場合は、1ヵ月を目安に食べきることをお勧めします

大豆水煮の賞味期限はどれくらい?腐るとどうなる?正しい保存方法は?まとめ

市販の大豆水煮は、包装形態や保存方法によって賞味期限が様々です。

  • 賞味期限は、未開封の缶詰では1~3年、レトルトパウチでは1~4ヵ月、手作りは冷蔵保存で2~3日
  • 賞味期限が切れて、10日くらいは食べられる可能性があっても、メーカーとしては美味しく食べるために表示の期限をを守ってほしい
  • 腐ると見た目、ニオイ、味に変化がある、缶詰でも高温多湿に放置すると傷みやすくなる
  • 開封後の正しい保存方法は、密閉容器に入れて冷蔵保存、長期保存する場合は、水気を切りフリーザーパックに入れて冷凍保存する

適切に保存して早めに美味しく食べることがベストですね。

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