甘くてシャキシャキのとうもろこし、缶のものは通年で売られていますが、時期になると生のものが出回り始めますね。
とうもろこしは夏が旬の野菜で、6月~9月中旬にかけて収穫されます。
野菜の中ではカロリーが高く、糖質とタンパク質が主な成分です。
また、食物繊維が豊富なので腸内環境を整えてくれますよ。
今回はそんなとうもろこしの賞味期限や、少しでも長く美味しくいただく保存方法を調べてみました。
沢山手に入れた方は是非参考にしてみて下さいね。
また、いろんな野菜の賞味期限についてはこちらにまとめているので合わせて読んでください。
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とうもろこしの賞味期限はどれくらい?(生、ゆでた後)
そもそも生の野菜には賞味期限を表示する義務はありません。
なので今回は「美味しく食べられる期限」として書いていきますね。
生の場合
とうもろこしは何と言っても鮮度が命!の野菜です。
収穫24時間経つと栄養は半減してしまい、味も落ちてしまいますので日持ちしません。
なので購入後は当日中に食べるのが一番美味しいですよ。
もしすぐに食べられない場合、常温ではなく冷蔵庫での保存がおおすすめです。
3~4日ほどで食べ切りましょう。
また、生で冷凍保存もできます。この場合は約1か月が目安です。
茹でた後
茹でた場合は常温ではなく冷蔵庫で保存しましょう。2~3日で食べ切ってください。
こちらも冷蔵だけではなく冷凍保存もできます。茹でたものは約1ヶ月程もちますよ。
実は茹でたほうが日持ちしないのですが、生のまま保存するよりは甘みを保つことができるんです。
どちらの場合も、適切に保存した場合の期限です。保存方法は後ほど紹介しますね。
賞味期限切れのとうもろこしはいつまで食べられる?
生や茹でた場合のとうもろこし、期限の目安はわかりましたがいつまで食べられるのでしょうか?
明確な賞味期限がないので、最終的には見た目やニオイ、味で食べられるか確認することになります。
しっかり見分けて、食べるかどうか判断しましょう。見分け方は次の項目をご覧ください。
とうもろこしは腐るとどうなるの?見分け方は?
ニオイ
・変なニオイがする
・腐ったようなニオイ(納豆のようなニオイだという方もいます)
・酸っぱいニオイ
見た目
・表面がぬるぬるしている
・触るとぐにゃっとする
・カビが生えている
・(茹でたもの)茶色く変色している
・(生のもの)変色している
・粒の真ん中が凹んでいる、粒が不揃い→食べても問題ありませんが、美味しくないです
味
・味がおかしい
・すっぱいような味
・食感がネバネバ、ねちょっとしている
食べるかどうかの最終判断は自己責任になりますので注意してください。
時間が経ったもので、食べてみて少しでもちょっと変だな?と感じたものは食べるのはやめておいてくださいね。
美味しいとうもろこしの見極め方は?
また、美味しいとうもろこしの見分け方もご紹介しておきましょう!
・実が先まで詰まっていて、艶々ふっくらとしているもの
・皮の色が濃い緑色のもの
・ひげが褐色だとよく熟れている証拠
店頭で購入するさいは是非参考にして、美味しいとうもろこしを選ぶようにしてくださいね。
とうもろこしを長持ちさせる保存方法は?冷凍もできる?
とうもろこしは生の状態でも茹でたものでも冷蔵保存をしてください。
常温だとどんどん傷んでいきます。
また、どちらの状態でも冷凍保存もできます!
ご家庭の状況によって是非保存方法を使い分けてみてください。
生のもの
【冷蔵保存】皮は剥かずに新聞紙やキッチンペーパーで包み、冷蔵庫の野菜室に立てかけて保存してください。
【冷凍保存】皮は剥かずに1本ずつラップに包み、ジッパー付き保存袋にいれて冷凍庫へいれてください。
解凍方法:ラップに包んだまま電子レンジで加熱、またはラップを外して茹でます。煮たり焼く場合はそのまま調理可能です。
茹でたもの
茹でたての熱いうちにラップで包むと冷めたときにできるシワが防げます。火傷に注意してくださいね。
【冷蔵保存】まるごと茹でて、熱いものをラップで包みます。粗熱がとれたら冷蔵庫で保存してください。
【冷凍保存】まるごと茹でてから、熱いものをラップで包みます。粗熱が取れたらお好みで3センチくらいの輪切りにして新しくラップをし直し、ジッパー付き保存袋にいれて冷凍庫で保存してください。
また手間はかかりますが、茹でたものを一度冷ましてから包丁などで粒をバラバラにして、保存袋にいれても便利ですよ。
解凍方法:輪切りやそのままのものは電子レンジで解凍、加熱してください。粒がバラバラのものは凍ったまま調理できます。
とうもろこしの賞味期限はどれくらい?腐るとどうなるの?見分け方は?まとめ
・とうもろこしは鮮度が命!できれば当日中に食べ切るのが望ましい
・傷みやすいので常温保存はせず、冷蔵か冷凍保存する
・茹でてから保存したほうが傷むのは早いが、甘みは維持できる
・変なニオイや変色、表面がねばねばしているものは食べない方がよい
・生でも茹でた後でも、どちらも冷蔵、冷凍保存ができる
・熱いうちにラップに包むことでシワが防げる
夏が旬のとうもろこし、ぜひご家庭でも生のものを手に入れて夏を感じてみてくださいね。
また、とうもろこしの豆知識についてはこちらを参考にしてください。
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