近年で私たちの生活にも一気に浸透したココナッツオイル。
美容や健康に良いとされており、生活に取り入れている方もたくさんおられるのではないでしょうか。
一方で、話題になっているので買ってはみたものの、使いこなせずに台所に置きっ放しという方もいるかもしれません。
実は私もその一人です。
数ヶ月前にネットショッピングで3瓶セットを購入しましたが、1瓶目を数回使ってみただけで、2瓶と残りは放置されています。
ふとした時に、これはまだ使えるのかな・・早く何かに使ってしまわないと。
と思いつつもなんだか後回しにしてしまっている自分がいます。
さて今回は、そんな気になるココナッツオイルの賞味期限や、腐るとどうなるのか、保存方法についてもお伝えしていきます!
また、いろんな調味料の賞味期限についてはこちらに詳しくまとめているので、合わせて参考にしてくださいね。
好きなところから読む
ココナッツオイルの賞味期限はどれくらい?
数ヶ月前に購入した と書きましたが、調べてみると正確には8ヶ月前に購入したものでした。
賞味期限の表示を見ると再来年の2月までとなっていて、今から1年3ヶ月あります。
ということは買った当初でいうと、賞味期限は2年以上あったということになりますので、ココナッツオイルは比較的、保存がきく食べ物と言えそうですね!
家にあるココナッツオイルの瓶には、「酸化に強いオイルなので湯煎により商品が劣化することはありません。」
「ココナッツオイルは劣化しにくいオイルですが、開封後は清潔にお使いいただきなるべく早めにご使用ください。」
という文言がありました。
油というものは全般的に酸化、劣化しやすい食べ物だという印象がありますが、ココナッツオイルに関しては、そうではないようです。
大体が、瓶詰めで売られていることを考えても、劣化が少なそうです。
賞味期限切れのココナッツオイルはいつまで使える?活用法は?
賞味期限切れのココナッツオイル。
劣化しづらいオイルということなので、未開封であれば多少賞味期限を過ぎていても問題ないのでは・・・という予想で調べてみたところ、結果は不可でした。
賞味期限が切れたココナッツオイルは、酸化や変質の可能性があります。未開封であっても処分しましょう。開封後、1年以上経過した場合も破棄したほうが安心です。
参考サイト日本安全食料料理協会
品質劣化した油の危険性は一般的によく知られていることですが、油が酸化する過程で有害物質がつくられることが分かっています。
食中毒のような症状が出たり、食べ続けると健康被害を及ぼすことも考えられます。
参考サイト日清オイリオ
ココナッツオイルも天然成分からできている油ということで、賞味期限が切れてしまったものは、口にしない方が良いようです。
とはいえせっかく買ったココナッツオイル。未開封の場合などであれば、賞味期限が切れていたとしても捨てるのはもったいないですよね。
次に、賞味期限が切れたココナッツオイルを、口に入れることなく活用する方法をお伝えしたいと思います!
ココナッツオイルの活用法
- 髪を保護するためにヘアオイルとして使用(紫外線保護)
- シャンプー前後のダメージケア、頭皮マッサージ
- ボディオイル
- メイク落としオイル
- 手作りコスメ
ビンに入っている状態では固形のオイルであっても、手のひらに出して少し温めてあげることでサラッとした液体のオイルに変わります。
適量手に取って、髪の毛や頭皮につければ髪の毛のダメージケア、頭皮の保湿やマッサージにも使えます。
さらに、伸びが良いオイルなので、ボディーマッサージや保湿のため全身に付けたり、ポイントメイクを落とすクレンジングオイルとしても重宝します。
ただし、肌質によって、またオイルの品質によっては肌トラブルを起こすこともあります。
そのため、手や腕で刺激感やカブレが起きないかどうかをテストしてから使用することをおすすめします。
引用https://torothy.com/article/93/coconut_oil
口に入れないとはいえ、上記の使い方ですとお肌や髪に直接つけることになります。
賞味期限が切れてかなり経っていて、それも抵抗がある場合もあるかも知れませんね。
そういう時にオススメなのは手作りキャンドル。
甘いココナッツの香りが楽しめます。
ただし、カビや異臭などの変化があった場合には、そのココナッツオイルを使用するのは諦めて破棄してくださいね。
手作りキャンドルの作り方
【用意するもの】
ロウソク10号 2本
ココナッツオイル50g
割り箸2本
紙コップ
【作り方】
- ロウソクを適当に割ってボールに入れる。
- 別の鍋にお湯を沸かし 、湯煎でロウソクを溶かす。白い紐が出てくるので回収する。
- 溶かしたろうそくに、ココナッツオイルをまぜる。
- 紙コップに、回収した芯(白い紐)を割り箸2本で挟んで、紙コップの中心にくるように垂らし、ロウを流し入れる。
- 固まるまで1〜2時間待つ。
- 固まったら、ハサミで紙コップを切りながら外していく。
- 芯を適当な長さで切り取り完成。
※削ったクレヨンや、押し花を入れてアレンジしても楽しめます。
ぜひ作ってみてくださいね!
ココナッツオイルって腐るとどうなるの?
腐ったココナッツオイルは、どのように変化しているのか調べてみました。
- 古くなった油のにおいや、腐敗臭がする
- カビが生えている
- 揚げ物をした時に、泡がブクブクと消えない
このような変化があった場合は、直接体内に取り込む訳ではなくとも、健康に影響がないとも言い切れませんので、潔く破棄してしまった方が良いです!
さて、わたしの家に半年以上あるココナッツオイルですが、賞味期限はまだ切れていないのに、底の方が一部薄茶色くなっていました。
しかも薄茶色の変色は、使いかけの瓶だけでなく未開封の瓶の方にもあります。
この状態は大丈夫なのか、気になったので調べてみました!
エキストラバージンココナッツオイルの瓶の底の一部が、茶色っぽくなっていますが品質上問題ありませんか?
エキストラバージンココナッツオイルは、一切精製しておりません。そのため、ココナッツ核の内側の薄皮の一部が瓶の底へ茶色っぽく沈殿することがございますが、品質上全く問題ございません。
引用http://www.earth-sea.jp/html/page53.html
エキストラバージンココナッツオイルの場合、薄皮の一部が混ざることがあるとのこと。
品質には問題ないそうなので、このような変色の場合は安心して使ってokです!
ココナッツオイルの正しい保存方法は?
ココナッツオイルは劣化しにくいオイルですが、異物や水分は大敵。カビの原因になります。
大瓶に入ったココナッツオイルを常温で保存していると、冬場以外は液体の状態になっているので、すぐに使えて便利ですが、その反面、スプーンを何度も入れたりすることで異物や水分が混入しやすいということも。
また、気温が25℃を下回るとココナッツオイルは固まる性質がありますので、冬場は瓶から削り取るのに結構苦労します。
そこで、オススメは製氷皿に小分けして保存する方法です。
一定期間中にお料理に使いたい分は瓶に残して、残りは液体の状態で製氷皿に入れます。
そのまま冷蔵庫に入れると、一口サイズになって固まります。
これを保存容器に入れておくと、使いたい時に使いたい分量だけ取り出すことができて便利です。
なお、今お持ちのココナッツオイルが固形なので製氷皿に移せない!という場合は湯煎で溶かすことができます。
ぜひお試しくださいね!
ココナッツオイルが賞味期限切れ!まだ使える?活用法や保存方法は?のまとめ
- ココナッツオイルの賞味期限は、平均で二年ほど。
- 賞味期限切れのココナッツオイルは食べないようが良い。
- 賞味期限切れでも見た目やにおいに変化がない場合は、スキンケアやキャンドルなど、食べる以外の活用法も。
- ココナッツオイルは、腐るとカビが生える、においの変化、揚げ物をした時に泡が消えない、などがある。
- 製氷皿に小分けにして冷蔵保存がオススメ。
ココナッツオイルの賞味期限などについてお伝えしました。
美容や健康のことを思ってせっかく購入したココナッツオイル。
使わなくなって無駄にしてしまうともったいないですよね!
ぜひ、正しい保存法や、今回ご紹介した活用法を試してみてくださいね。
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