バーでお洒落にお酒を嗜みたいけど、種類が多いし慣れてないと好みのドリンクが分からない…。
また、どのお酒がアルコールが強いのか分からない時は困りますよね。
お酒に弱い方は特に知っておきたいところだと思います!
ここでは、カクテル・リキュール・チューハイの違いと、どのお酒がアルコール度数が高いのか、などについてご紹介しますね。
カクテルとは?
カクテルとは、ベースとなる酒(基酒)に、他の酒やソフトドリンク、果汁などを混ぜて作られる混酒です。
配合によってアルコール度数が高いものもありますが、お酒が苦手な方にはアルコール分を含まなかったり、1%未満のノンアルコールカクテルもおすすめです。
それではカクテルについて詳しくご説明していきますね。
ベース
ベースにはは、ジン・ラム・テキーラ・ウォッカが使われることが多く、4大スピリッツと呼ばれています。
この4種類はアルコール度数が35~50度と高めです。
アルコール度数が低いものでは、リキュールベースやビールベースのカクテルがあり、オレンジジュースやジンジャーエールを基にしたノンアルコールカクテルもあります。
カクテルは大きく分けるとショートカクテルとロングカクテルの2種類があります。
オリジナルのカクテルを含めると数千種類ありますが、ここでは人気の7種類をご紹介しますね。
ショートカクテル
比較的アルコール度数が高いお酒が多く、小さめで逆三角形のカクテルグラスに注がれます。
氷が入っていないので、ぬるくなる前に素早く飲むことが求められるお酒です。
マティーニ アルコール度数:約30度
カクテルの王様とも呼ばれ、ジンベースの辛口で飽きの来ない味。
ギムレット アルコール度数:約30度
ジンベース。すっきりした味わいで飲みやすい。
マンハッタン アルコール度数:約30度
ウイスキーベースの代表的なカクテル。
ほろ苦く、少し甘みのある大人な味わい。
ロングカクテル
アルコール度数が低めのものが多く、氷が入ったグラスに注がれているので、時間をかけてゆっくり楽しめます。
カシスオレンジ アルコール度数:約4度
カシスリキュールをオレンジジュースで割ったカクテル。
あっさりした甘さで、初心者にもおすすめ。
ジントニック アルコール度数:約8度
ベースのジンの香りとライムの酸味がほろ苦く爽やか。
モスコミュール アルコール度数:約10度
ウォッカにライムジュースとジンジャーエールを加えており、甘みもあって飲みやすい。
ソルティドッグ アルコール度数:約12度
ウォッカベース。お酒に塩の味が加わって、さっぱりと飲める。
リキュールとは?
リキュールとは、蒸留酒に果実や香草などで風味を付け、そこに砂糖などの甘味料を添加して仕上げた混成酒です。
語源は、ラテン語「liquefacere(溶け込ませる)」または「liqueur(液体)」がなまったものと言われています。
日本の代表的なリキュールとしては、梅酒が親しまれていますね。
リキュールは主に、「フルーツ系」「ハーブ系」「ナッツ系」「その他」の4つに分類されます。
それでは、4種類のそれぞれの特徴と、代表的なリキュールをいくつかご紹介しますね。
フルーツ系
果実を原料としたリキュールで、カクテルや洋菓子に使用されることが多い。
キュラソー アルコール度数:約40度
オレンジ果皮を原料としたリキュール。
コアントローなど有名な銘柄が多い。
クレーム・ド・カシス アルコール度数:約20度
癖がなく甘みがあり、このリキュールを使ったカクテルは女性に人気。
ハーブ系
独特の風味があり、度数が高いのもが多い。
アブサン アルコール度数:約60度
ニカヨモギ、アニスなど複数のハーブを使用。
独特の香りが特徴。
カンパリ アルコール度数:約25度
オレンジ、コリアンダーなど複数ののハーブや果物を使用。
複雑な香りとほろ苦さが特徴。
ナッツ系
果実の種子や豆類を原料としている。
濃厚な香りが特徴。
コーヒーリキュール アルコール度数:約20度
香り高いコーヒーのようなコクのあるリキュール。
カルーアミルクなどに使われている。
ココナッツリキュール アルコール度数:約20度
ココナッツの風味が濃厚で、甘みがあり飲みやすい。
マリブなどが有名で、初心者の方にもおすすめ。
その他
ヨーグルトやクリームなどを原料としたリキュール。
ヨーグリート アルコール度数:約16度
ヨーグルトの程よい酸味と甘みがあって飲みやすい。
ベイリーズ アルコール度数:約17度
ウイスキーベースにクリームやカカオ、バニラを加えたリキュール。
口当たりが良く、甘くてクリーミー。
チューハイとは?
チューハイとは、焼酎をベースに果汁などで香りづけをし、炭酸水で割ったお酒です。
居酒屋で飲むチューハイは美味しいですが、コンビニやスーパーにもたくさんの種類が並んでいるので、お家で飲みたい時もお手頃価格で楽しめますよね。
チューハイは「焼酎ハイボール」の略で、ハイボールとはウイスキーを炭酸水で割ったものですが、ウイスキーは酒税が高かったため、代わりに焼酎を炭酸水で割ったチューハイが人気になったそうです。
最近では、ジンなどの蒸留酒を炭酸水で割ったものをチューハイと呼ぶ場合もあり、これといった明確な規定はないそうです。
カクテル・リキュール・チューハイでアルコール度数が高いのはどれ?
カクテルのアルコール度数:3~40度程度
ビール系カクテル 3~4度
シャンディガフ・レッドアイなど
リキュール系カクテル 4~10度
カシスオレンジ・ファジーネーブル・カルーアミルクなど
スピリッツ系カクテル 30~40度
マティーニ・マンハッタン・ブラックルシアンなど
リキュールのアルコール度数:8~60度程度
フルーツ系リキュール 8~40度
ハーブ系リキュール 20~60度
ナッツ系リキュール 20度前後
その他 15~17度
チューハイのアルコール度数:3~12度程度
度数が低めの缶チューハイ 3~4度
主流の缶チューハイ 5~7度
ストロングチューハイ 8~12度
居酒屋のチューハイ 3~4度
カクテル・リキュール・チューハイを比べてみると、種類によってかなり差があることが分かりました。
中でも、比較的アルコール度数が高いお酒はリキュールでした。
リキュールは洋菓子に入れたり、ジュースなどで割ってカクテルにする場合がほとんどで、チューハイやカクテルはそのまま飲むため、アルコール度数にも差があるようですね。
お酒の種類は組み合わせによって無限大なので、自分に合ったお酒探しも楽しんでみてくださいね!
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