豚の角煮といったらご飯にもおつまみにも合うジューシーなおかずで、なかなか嫌いな人は今まで聞いたことがありません。
しかし、美味しい一方で自分の家で作るとなったら大変手間に思うかたも多いでしょう。
だからこそ、せっかく作った手料理は最後まで美味しく食べたいですよね?
こちらの記事では、私が作ったときの体験談を交えて賞味期限はどれくらいなのか?また、腐るとどうなるか?保存方法は何がベストなのかをご紹介していきます。
また、いろんな料理の賞味期限などについてはこちらにまとめているので、読んでくださいね。
好きなところから読む
豚の角煮の賞味期限はどれくらい?
賞味期限とは、食品が品質をあまり落とさずにいつまで美味しく食べれるかを表した期限です。
それでは、まず冷蔵庫で保存しながら美味しく食べれる期限についてご紹介いていきたいと思います。
さらに冷蔵庫で保存する上で、今回はまだ豚肉の消費期限が2日以上のもので作成した場合とします。
豚の角煮の作成方法として、それぞれ違いがあるかと思いますがここでは出汁を食材からしっかりとって作った場合と、顆粒出汁を使って作った場合に分けていきます。
出汁をしっかり食材からとって作った豚の角煮の賞味期限
まずは、出汁をしっかり食材からとって豚の角煮を作った場合の賞味期限は3日を基準と考えていただきます。
なぜ3日なのか?
それは、生の食材を使用して出汁をとっているからです。
こだわって作りたい人の中にはもちろん一から作りたい方もいらっしゃいますよね?
しかし、醤油などの塩分が入っていても出汁が持つのはせいぜい3日なのです。
何も加工されていない食材を使うということは、どうしても腐敗に伴う微生物が多くなります。
なので、たとえ肉はまだ大丈夫だとしても豚の角煮の保存で気をつけるべきなのは、出汁なのです。
さらに、季節によっても保存できる期間は変わってくるので、夏場は保存できる期間がもっと短くなる場合もありますので、味と匂いには十分に気をつけてください。
顆粒出汁を使って作った豚の角煮の賞味期限
一方で、顆粒出汁の方の期限は5日を基準としてください。
作る方の中には、化学調味料を使用することにためらいを持っている方もいるかと思いますが、現在の顆粒出汁はそこまでクセを感じません。食わず嫌いな方は、是非一度は試してみて下さい。
やはり、化学の力は凄いもので絶対的に保存を長くしてくれます!
作る過程においても、顆粒出汁を使った方が楽だったりしますよね?
しかし、少し保存期間が長いからといって安心してはいけません。
タッパなどを使い冷蔵庫で保存する場合は、どちらの出汁で作った場合でも生姜やネギなどを一緒に煮込んでいたら、取り出して肉と出汁だけで保存してください。
食べないのに具材が多いことで、腐敗させる微生物も多くなりますので気をつけてください!
賞味期限切れの豚の角煮はいつまで食べられる?
手作り豚の角煮の賞味期限は3日~5日が目安ですが、それを過ぎてもすぐに腐るとは限りません。
また、冷凍保存していた場合は1か月以上日持ちします。
しかし、生の食材をたくさん使っているのでどうしても腐る可能性が高くなってきます。
最終的には見た目・味・臭いを見極めて自己判断ということになりますが、私はお腹が弱いので冷蔵保存で3日を過ぎたらもったいないですが処分するようにしています。
では、保存期間を過ぎてしまうとどうなるのか?
次で腐敗した場合をご紹介していきたいと思います。
豚の角煮って腐るとどうなるの?
日にちが経つと、微生物が徐々に増えていき保存期間を過ぎて腐っていきます。
では、腐っていると判断するためにはどうすればよいのか?
まず、気をつけるべき点は
- 臭い
- 味
- 感触
となってきます。腐り始めるとアンモニア性の臭いを発生させるため、人が嗅ぐととても嫌な気分になるような臭いがします。
そして、味は完成した時と比べると酸っぱいと感じたり、舌にピリッとした感覚が伴います。
異常を感じたら、味見をしたものを吐き出ししっかりと口をゆすいでください。
最後に触れてみた感覚はどういうものかというと、豚の角煮の出汁であれば不自然なとろみがついてきて、また肉であればぬめりが表面から中の方へ徐々に広がっていきます。
保存していて食べる際に、もしこれらの現象が起きていたら無理して食べずに廃棄してください。
では、腐らせないためにはどう保存すればよいか?
この一番よい方法を次でご紹介したいと思います。
豚の角煮の正しい保存方法は冷蔵?冷凍もできる?
豚の角煮は、作るのに少し手間がかかるという印象とせっかく作るならしばらく食べれるようにと一度に作る量が多かったりしますよね?
そこで、タッパなどに入れて冷蔵庫で保存しがちな豚の角煮の最適な保存方法を教えていきたいと思います!
まず、保存方法が冷蔵がベストか?という点ですが、答えはNoです!
なぜかというと、やはり作った量が多かったりすると日数の経過で品質が落ちてしまったり、食べきれずに腐らせてしまったりするからです。
では、何が一番ベストな保存方法かというと冷凍保存なのです!
さらに、冷凍保存ならではのメリットがあります。
- 冷凍することで肉の細胞が壊れ、やわらかくなる
- 出汁と肉が一緒に入っていることで温め直した時にパサつかない
- 冷蔵で置いておくより味が濃くならない
- 保存期間が長くなる→家庭用冷蔵庫であればだいたい2、3週間は冷凍焼けせず美味しく食べられます
豚の角煮を冷凍保存する方法
では、どのように冷凍で保存すればよいのかというと、袋のジップロックに入れて保存することで可能になります。
そこで気をつけるべき点は
- 粗熱がとれてから袋のジップロックに入れる
- 出汁も一緒に入れる
- 空気をできるだけ抜いてチャックをする
これに注意して、食べる分ごとに分けてチャックが閉まっていることをしっかり確認して、ジップロックの口が上になるように立てて冷凍庫で保存すれば完成です。
冷凍した角煮を温める方法
再度冷凍から出して後日食べる時は、蒸して温めてください。
蒸し器がない!という方
そんなものを使う必要はありません。
- 鍋にザルを入れて5センチぐらい水を入れ、ザルの上にジップロックのままの豚の角煮を入れ温める
- 底の深い陶器の皿にジップロックをそのまま入れて、皿の中に入らない量の水を鍋に入れて温める
いずれの方法で蒸すことが可能です。蓋はしてくださいね!
ない場合はアルミホイルでもOkです。温めには、水がなくなっていないかと取り出すときの熱さには気をつけてください。
これでいつでも、また出来立てでトロトロの豚の角煮を楽しめます。
冷凍保存は、品質の面でもとても満足していただけると思いますので試してみてください。
豚の角煮の賞味期限はどれくらい?腐るとどうなる?保存方法は冷蔵がベスト?のまとめ
豚の角煮の賞味期限や腐るとどうなるのか、保存方法についてご紹介しました。
- 冷蔵の場合は出汁で賞味期限が違う。
- 腐っているかは、ツンとする臭い、酸っぱかったりピリピリする味、出汁のとろみや肉のぬめりで判断する。
- 保存方法は冷蔵ではなく冷凍がベスト。
この記事を参考にして、豚の角煮を最後まで美味しく食べてくださいね!
ありがとうございました。
コメントを残す