ベーキングパウダーの賞味期限はどれくらい?腐るとどうなる?保存方法も!

ベーキングパウダーの賞味期限はどれくらい?腐るとどうなる?保存方法も!

ペーキングパウダーはお菓子作りなどには欠かせないものですよね。

ただ、あまり使う出番がそんなに高くないので、余ってしまったりということも多いものだと思います。

次に使うときまで取っておいて、いざ使おうとしたときにふとこれは使っても大丈夫か気になるところですよね。

そこで今回は、ベーキングパウダーの賞味期限や正しい保管方法などお伝えしていきます。

また、いろんな調味料の賞味期限についてはこちらに詳しくまとめているので、合わせて参考にしてくださいね。

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ベーキングパウダーの賞味期限はどれくらい?

ベーキングパウダーの賞味期限はどれくらい?腐るとどうなる?保存方法も!

ペーキングパウダーの賞味期限はメーカーや保存の状態によって期限が変わってきます。

また、未開封や開封後でも変わってくるので、それぞれみていきましょう。

未開封のベーキングパウダー

未開封であれば、約1~2年程度、さらに長いものでは3年ほどもつものもあります。

 

開封済みのベーキングパウダー

開封済みのものは、2~6ヶ月程度が目安です。保存状態が良ければ1年くらい使えるものもあるようです。

 

ただし、開封済みのものは、空気に触れたりすることで発泡の作用が失われてしまうので、料理に使ったときにそのものが膨らみにくくなったり、膨らまないという自体が起こることもあるので、出来るだけ早めに使い切るほうが良いでしょう。

 

賞味期限切れのベーキングパウダーはいつまで使える?

ベーキングパウダーの賞味期限はどれくらい?腐るとどうなる?保存方法も!

実は、ベーキングパウダーというのは、理論上腐ることはありません。

ですので、未開封のものでしっかりと保存していれば、ある程度日にちが経っていたとしても使うことは可能です。

しかし、これはあくまでもの話しで、いつまでという断定は難しいのです。

というのも、腐ることはしないのですが、ベーキングパウダーなどの粉類にはダニなどが発生しやすいという弱点があるのです。

開封していないものならそんなに繁殖しないのでは?と思いますが、ダニは非常に小さいものですし、保存状態によっては簡単に未開封のものでも侵入し繁殖をします。

さらに開封後ならそのリスクはもっと高くなってしまいます。

また開封後のベーキングパウダーはしっかりと保存したとしても、空気中の水分と反応してしまい発泡してしまい料理をするときに膨らみにくくなってしまうことがよくあります。

ちなみに膨らまなくとも害はないですが、ベーキングパウダーとしての役割はなくなってしまいます。

こういった理由を踏まえても期限がきれたものは使う事無く、出来るだけ期限内に使うようにすることをおすすめします。

ベーキングパウダーって腐るとどうなるの?

ベーキングパウダーの賞味期限はどれくらい?腐るとどうなる?保存方法も!

先ほどもお伝えした通り、理論上は腐るということはありません。

ただし、開封後には空気や空気中の水分などと触れることがあるので、劣化してしまい使えない状態となってしまいます。

具体的にどのようになるかと言うと以下の通りです。

使えない状態のベーキングパウダー

・パウダーが塊を作り固くなっている

 

・料理に使っても物が膨らまない

 

・カビが生える

 

・虫がわく

などの状態が起こります。

見た目には変化が分かりにくいのですが、膨らみにくくなっていたり、膨らまないようなら確実に劣化しているため使用は控えるほうが良いでしょう。

膨らむ?膨らまない?劣化しているかどうか確認する方法

実は、ベーキングパウダーが劣化しているかしていないかを簡単に調べることができます。

用意するのは、マグカップとお湯だけです。

 

方法は、小さじ半分程度のベーキングパウダーをマグカップの中に入れます。

 

そこに、50cc程度のお湯を注ぎ反応を見ます。

すぐにシュワシュワした泡が立てばまだベーキングパウダーは使うことが出来ます。

しかし、待てども一向に泡がたたない場合には、残念ながら使うことは出来ません。

あくまでも目安ですが、効果の違いははっきり出るので、もし気になる場合には簡単な確認をしてみることをオススメします。

ベーキングパウダーの保存方法は?冷凍もできる?

ベーキングパウダーの賞味期限はどれくらい?腐るとどうなる?保存方法も!

ベーキングパウダーの正しい保存方法はどのようなものでしょうか。

未開封と開封後それぞれで見ていきましょう。

 

未開封のベーキングパウダーの保存方法

未開封のものであれば、基本的に常温保存でOKです。

直射日光の当たらない風通しの良い場所で保存するようにしましょう。

開封済みのベーキングパウダーの保存方法

開封後のものは、高温多湿を避けて保存する必要があります。

ですので、常温保存は出来ません。

良い保存場所は冷蔵庫です。

冷蔵庫で保存する方法は・・・・

①ベーキングパウダーの入っている袋を数回空気を抜くようにして折り曲げる

②テープなどで口をしっかり止める

③ジップロックなどの密閉袋に入れて空気をしっかり抜き封をする

④冷蔵庫にいれて保存する

 

※ビンや缶タイプのベーキングパウダーのときは、しっかりと蓋をして、缶ごとジップロックなどの密閉袋にいれてください。そのときにジップロック内に乾燥剤などを一緒に入れておくと良いでしょう。

冷凍庫での保存は出来るの??

高温多湿を避けるのがポイントなので、冷蔵だけでなく冷凍でも出来るのでは?と思いますよね。

確かに冷凍は出来ます。

しかし、冷凍できるのですが、冷凍すると開閉などで急な温度差が発生しやすく、結露が出てきてしまってパウダーが劣化してしまう可能性が高いです。

 

また、冷凍庫で保存すると冷蔵よりニオイ移りがヒドく起こる可能性があるので、冷凍での保存はオススメ出来ません。

どうしても冷凍しておきたいという場合には、しっかりと密閉をして保存して出来るだけ早めに使い切るようにしてください。

ベーキングパウダーの賞味期限はどれくらい?腐るとどうなる?保存方法も!のまとめ

ベーキングパウダーの賞味期限などをご紹介しました。

・未開封のベーキングパウダーの賞味期限は1~2年、長いものでは3年

・開封済みのベーキングパウダーの賞味期限は2~6ヶ月

 

・理論上ベーキングパウダーは腐らないが、開封後などは劣化が進みやすいので期限が切れたものは使わない方が良い

 

劣化した状態のベーキングパウダー

・パウダーが塊を作り固くなっている

・料理に使っても物が膨らまない

・カビが生える

・虫がわく

 

・未開封のベーキングパウダーの保存方法は常温保存

・開封済みのベーキングパウダーの保存方法は冷蔵で、冷凍は避けた方が良い

 

小分けにして売られているものが多いですが、それでもやはり1回で使い切るのは大変です。

開封したら速やかに冷蔵庫で保存して早めに使い切るようにしてくださいね。

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