紫キャベツを知っていますか?
キャベツの緑色とは違い、全体が赤紫のような色をしている野菜でよくサラダなどに使われているので1度は食べたことがあるかと思います。
私が住んでいる地域では割とメジャーなのでスーパーなどで簡単に手に入りますが、産地外だとあまり見かけなかったり、あったとしても買わないという方も多いのではないでしょうか。
もしも、紫キャベツを手にしたら、普通のキャベツと同じような期限や保存の仕方で大丈夫かと疑問に思うことでしょう。
そこで、今回は紫キャベツの賞味期限や正しい保存方法などご紹介していきます。
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紫キャベツの賞味期限はどれくらい?
紫キャベツの賞味期限ですが、のちほど保存方法でもご紹介していくのですが冷蔵保存が正しいので、その期限についてお話ししていきますね。
ただ、冷蔵保存でも紫キャベツの大きさ(カットの有無)などで変わってくるのでそちらを詳しく説明していきたいと思います。
丸々1個の紫キャベツの期限
丸ごと紫キャベツの賞味期限ですが、1~2週間ほどの日持ちとなります。
基本、普通のキャベツと同じくらい日持ちがしますが、乾燥などで劣化が進んでしまうので保存方法をしっかりあするようにしましょう。
2分の1、4分の1カットの紫キャベツの期限
キャベツ同様に、紫キャベツも半分カットや4分の1カットで売られています。
多分、カットされているもののほうがスーパーでは見かけるかと思います。
そんなカットされている紫キャベツの賞味期限ですが、5~7日程度の日持ちとなっています。
千切りの紫キャベツの賞味期限
サラダ用に千切りにして売られているものや、ご自身で買ってから千切りにしておくというケースもあるかと思いいます。
千切りなど細かく切った紫キャベツの賞味期限は、1~2日程度の日持ちとなっています。
カットしてしまうと期限がグッと短くなるので注意するようにしてくださいね。
賞味期限切れの紫キャベツはいつまで食べられる?
賞味期限が切れてしまうこともあるかと思います。
そんなとき食べられるかどうかですか、そのときの状態にもよります。
特に丸々1個の場合には、期限が切れても1~2日ほどは大丈夫なこともあります。
ただし、カットしたものに関しては、期限が切れてしまう頃には傷みがみられる可能性が高いので食べるのは止めて置いた方が良いでしょう。
カットしたものは、断面などから水分が抜けてしまったり酸化が始まったりしてしまうので、食べずに破棄してくださいね。
先ほど、丸々1個のものは食べられる可能性があるとお伝えしましたが、下記でご紹介する腐っている状態に当てはまったらたべられませんし、なんともなく食べる時には自己責任で御願いしますね。
紫キャベツって腐るとどうなる?
紫キャベツも日に日に傷んでいき最終的には腐ってしまいます。
では腐ってしまった状態はどのようになるのかお伝えしていきますね。
腐った紫キャベツの状態
・全体にしなしなしてくる
・色が黒や茶色っぽく変色する
・ヌメヌメしている
・カビが生える
・ぶよぶよと柔らかくなってくる
・変な色の水分が出てくる
・鼻をつくような悪臭がする
・食べると舌がピリピリしたりする
などの状態が見られます。
まだこんな状態は大丈夫!!
特にカットした紫キャベツに多いのですが、断面が茶色く変色したり、なんとなく色がかわったなというケースがあります。
色だけ変色している場合には、まだ大丈夫なことがあります。
もともと、紫キャベツはポリフェノールが豊富で色鮮やかなのですが、そのポリフェノールが空気に触れることで酸化が始まり、色の変色がみられることがあります。
酸化してしまうと段々傷み始めてしまいますが、範囲が少しで他になんとも無ければその部分をカットすればまだ紫キャベツは食べることができます。
紫キャベツの長持ちする保存方法は?
紫キャベツの保存は基本的には冷蔵保存となります。
冷蔵保存ですが、きちんとした工夫でより長持ちするので、保存方法も是非覚えてみてくださいね。
丸ごと1個を保存する方法
①紫キャベツをひっくり返して芯の部分を包丁で切り抜く
紫キャベツの芯の剥き方の動画はないのですが、基本的にキャベツと切り抜き方は一緒なので、キャベツの芯の切り抜き方の動画を参考に貼っておきますね。
②切り抜いた芯のあった部分に水で濡らしたキッチンペーパーを詰める
③紫キャベツ全体を軽く湿らせた新聞紙で覆う
④ポリ袋に入れて軽く口を縛る
⑤野菜室に芯があった方を下にして入れて完成
丸ごと1個保存する場合には芯をしっかりくりぬきましょう。
紫キャベツなどのキャベツ類は芯から水分が抜けてきて傷みやすいので必ず切り抜きましょう。
そして、抜いた穴には水分を補給させるためにペーパーを詰めるようにしてください。
このペーパーは保存期間が長くなるようなら途中で新しいものに変えるとより長持ちするでしょう。
半分などカットされたものを保存する方法
①半分、4分の1の紫キャベツが包まれていたラップを外す
②紫キャベツ全体を軽く湿らせた新聞紙で覆う
③ポリ袋に入れて軽く口を縛る
④野菜室に入れて完成
カットされているものには、ラップがしていると思いますがラップだとキャベツが呼吸が出来ずに傷みの原因になってしまいますので、必ず外しておきましょう。
乾燥対策に濡れて新聞紙をしたあと、ポリ袋に入れるのですがこちらも口をきつく縛ると呼吸抑制になるので軽く閉じる程度にしましょう。(丸ごとの時も同様)
カットされたものは特に芯を取り除かないで大丈夫ですが、傷みが早くなるので早めに消費しましょう。
千切りの紫キャベツの保存の仕方
①ラップを使って小分けにして空気をしっかり抜いて包む
②ジップロックなどの密閉袋に入れ空気を抜き封をする
③野菜室にいれて完成
千切りしたものは切り口が多いのでラップを使用して乾燥から守る必要があります。
ただ、どんなにしっかりしても数日でしなっとしてしまうので早めに食べきるようにしましょう。
紫キャベツの賞味期限はどれくらい?腐るとどうなる?保存方法も!のまとめ
紫キャベツの賞味期限などご紹介しました。
・丸ごと紫キャベツの賞味期限は、1~2週間
・半分カットや4分の1カットの賞味期限は、5~7日
・千切りなど細かく切った紫キャベツの賞味期限は、1~2日
腐った紫キャベツの状態
・全体にしなしなしてくる
・色が黒や茶色っぽく変色する
・ヌメヌメしている
・カビが生える
・ぶよぶよと柔らかくなってくる
・変な色の水分が出てくる
・鼻をつくような悪臭がする
・食べると舌がピリピリしたりする
・紫キャベツの保存は冷蔵保存が基本
・丸ごと1個のものは芯をくりぬき、カットのものはラップを外し塗らした新聞紙とポリ袋に入れて保存して乾燥対策をするとより長持ちする
紫キャベツはとても栄養があり積極的に食べたい野菜です。
キャベツ同様しっかり乾燥させないように保存すれば比較的長くもつので、是非今回ご紹介した方法を参考にしてみてくださいね。
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